【ペラタイヤ加工の革命】ペラクルカッター|ローフリタイヤの加工におすすめ

治具
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  • ペラタイヤ作りが苦手…
  • ペラクルカッターでかんたんにタイヤが作れるの?
  • どんなタイヤにも使えるの?

 

2023年に発売され、ミニ四駆界隈でも大きな話題となったのが「ペラクルカッター」

1年以上経った今でも、その使いやすさは変わっていません。

特に2024年11月に黒のローフリクションタイヤが発売されたことにより、その必要性はさらにアップ

実際に1年以上使用していますが、苦手意識のあったペラタイヤ作りも楽しくなってきています。

 

 

ペラクルカッターのおすすめポイント

  • タイヤの荒削り作業がかんたん
  • タイヤの削りカスが散らからない
  • ペラタイヤ作成のハードルが下がる

 

もちろん使い方にコツがいることや、タイヤの種類によるむずかしさもあります。

そこらへんも含めて、実際に使い続けている感想をレビュー

 

加工に時間がかかるし、削りカスも散らかる…

 

ぼく自身がそうだったように、こんな悩みを持つ人にこそ「ペラクルカッター」はおすすめです。

 

商品リンク:TOMOZONE ペラクルカッター

 

 

 

商品概要

商品概要

  • タイヤ作成の荒削りの手間を省くツール
  • 荒削りをもっと簡単にできないかという発想から生まれた
  • タイヤをセットして回転させ、タイヤの側面からスライス
  • 任意の径に近い値で荒削りが可能
  • サイズは22.5mm〜24.5mm付近まで0.5mmピッチで可変可能

 

 

ペラクルカッターの注意点

ペラクルカッターの注意点

あくまでも荒削り用

あくまでも荒削り用

ペラクルカッターの使用用途としては、あくまでもタイヤの荒削りになってきます。

 

ペラタイヤ作りの中で、時間や手間から苦手意識が高いのが「タイヤの荒削り」です。

ペラタイヤ作りでは、本来のタイヤのサイズから目的のタイヤ径に近づくまで地道に削っていく必要があります。

さらに細かいタイヤの削りカスが散らかるという部分もあって、取りかかるまでのハードルも高い。

 

そんなペラタイヤ作りの、荒削り作業を簡便化してくれるのが「ペラクルカッター」。

地道にヤスリで削っていた工程を、カッターの刃を使うことでかんたんに加工することができます。

 

ただあくまでも、タイヤの荒削り用として優れた治具

なので最終的なタイヤの仕上げは、別で加工は必要になってきます。

 

 

タイヤの種類で難易度が変わる

タイヤの種類で難易度が変わる

加工するタイヤの種類によって、ペラクルカッターを使う際の難易度は変わってきます。

 

ペラクルカッターを使ってペラタイヤを作成する場合、硬いタイヤほど加工がしやすいです。

これは硬いタイヤほど刃が進みやすく、加工中にタイヤが歪むことも少ないから。

 

なのでタイヤの種類としては、「ローフリクション>スーパーハード>ハード…」のように加工の難易度が変化。

タイヤの材質としても硬いローフリクションタイヤがもっとも加工しやすく、ノーマルタイヤのように柔らかいタイヤほど加工はむずかしくなってきます。

 

ただ決して、ノーマルタイヤなどに使えないわけではありません

実際にペラクルカッターで加工をしてみても、ノーマルタイヤも加工することはできました

なのでペラクルカッターで、柔らかいタイヤの加工も可能。

しかし柔らかいタイヤほどその後の仕上げもむずかしいので、ノーマルタイヤなどの加工は難易度が高くなってきます。

 

それでも今のミニ四駆のタイヤとして多く使われているのは、ローフリクションタイヤをはじめとする硬いタイヤ。

なので、硬いタイヤを加工する上では使いやすいのは間違いありません。

 

タイヤの種類については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

ペラクルカッターの使い方

ペラクルカッターの使い方

本体の準備

本体の準備

まずはペラクルカッター本体の準備をしていきます。

 

最初にペラクルカッター本体に、板ワッシャーをセット。

この時に、目的とするタイヤ径の面に板ワッシャーをセットしていきます。

セット後は、ペラクルカッター本体の穴と合っていることを確認。

 

次にブレードカバーをつけたブレード(刃)を、本体に差し込んでいきます。

ブレードでケガをしないように、ブレードカバーを持って取り付けていくことが大切。

ブレードを差し込んだら、加工中に外れてしまわないように付属の専用ネジでしっかり締めておきます。

 

加工中のケガや精度を出すためにも、ブレードの取り扱いやしっかりとしたビスどめが必要になってきます。

 

 

タイヤをセット

タイヤをセット

次は、加工したいタイヤをセットしていきます。

 

ペラタイヤ加工したいタイヤを、付属の専用ホイールに装着。

タイヤの種類によって取り付ける感覚は変わってきますが、ほとんどのタイヤはスムーズに取り付けることができるはずです。

 

そしてタイヤをセットしたホイールを、ホイールストッパーに差し込んでいきます。

ホイールストッパーには、凹部分があります。

この凹部分に、専用ホイールの凸部分を合わせて装着するとピッタリとハマるはずです。

 

加工中にブレがでないためにも、ホイールとストッパーの凹凸部分をしっかり噛み合わせることが大切になってきます。

 

 

ブレードを当てて少しずつ回転させていく

ブレードを当てて少しずつ回転させていく

本体とタイヤの準備ができたら、タイヤの加工をしていきます。

 

まずはブレードに、潤滑油となるオイルを塗布しておきます。

スムーズな加工と精度のためにも、オイルの塗布は重要

 

あとは少しずつタイヤにブレードを当てて、軽く押しながら本体を回転させていきます。

ここで急いで加工しようとすると、ガタガタの仕上がりになります。

 

ゆっくり押しながら加工していくことが、ペラクルカッターを使う上では重要になってきます。

 

 

反対側からも進めていく

反対側からも進めていく

片側の加工が終わったら、反対側からも加工していきます。

 

ブレードを回転させながら進めていき、完全に隠れるまでカットしたら一旦終了

今度はタイヤを裏返して、反対側からも同じようにタイヤ加工を進めていきます。

 

この時も、ブレードにオイルを塗布することを忘れずに

こまめにオイルを塗ることで、スムーズに刃を進めていくことができます。

反対側もブレードが隠れるまで進めたら、ペラクルカッターによる加工は終了

 

タイヤを専用ホイールから外せば、カットされたタイヤを取ることができます

 

 

タイヤの仕上げ

タイヤの仕上げ

ペラクルカッターでの加工が終わったら、タイヤを仕上げていきます

 

前述の通り、ペラクルカッターはあくまでも荒削り用の治具

実際にカットした表面を見てみると、中央部分ほど多少タイヤ径が大きくなっています。

なのでタイヤ径をそろえるのと共に、タイヤ表面も仕上げていく必要があります。

 

ペラタイヤの仕上げは、リューターワークマシンを使用。

タイヤ径を測り、目的とするタイヤ径になるまで目の細かいヤスリで削っていきます

途中熱を持ちやすい場合もあるので、パーツクリーナーなどをうまく使って加工をしていきます。

 

最後の仕上げが終われば、ペラクルカッターを使ったペラタイヤ作りは終了。

地道に荒削りをする場合と比べると、格段に早くタイヤ加工が終わっているはずです。

 

ペラタイヤの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。

 

 

 

ペラクルカッターを使う時のコツ

ペラクルカッターを使う時のコツ

オイル(潤滑油)は必須

オイル(潤滑油)は必須

ペラクルカッターを使用する際は、オイルが必須となってきます。

 

ペラクルカッターは、一般的なカッターのような刃でタイヤをカットしていきます。

なので精度良く仕上げるためには、刃の切れ味も重要に

 

使い古した刃ではなく、新品な刃が1番なのはもちろん。

刃をスムーズに進めるための、潤滑油も必要になってきます。

 

ゴム製品の中にカッターの刃を進めていくため、潤滑油がないと進みが悪いです。

なので刃の部分に潤滑油となるオイルを垂らすことで、切れ味も変化。

スムーズに刃を進められることでガタガタになりづらく、仕上がりの精度が変わってきます。

 

ペラクルカッターを使用する上では、潤滑油となるオイルは欠かせません

 

 

ホイールストッパーに青ブレーキ

ホイールストッパーに青ブレーキ

ペラクルカッターを使用する際、ホイールストッパーに一工夫することで使いやすくなってきます。

 

タイヤ加工をする際、ホイールストッパーに青の2mmブレーキを貼るのもおすすめ。

ホイールストッパーの幅に切った青の2mmブレーキを、内側に貼り付けておきます。

これだけで、加工する際に失敗する確率が減ってきます

 

柔らかいタイヤほど精度が落ちてしまうのは、ブレードが入った時にタイヤが歪んでしまうため

硬いタイヤよりも歪みやすいため、ブレードをまっすぐに進めることができなくなってしまいます。

 

そこで支えとなってくるのが、内側に貼った青の2mmブレーキ

ホイールストッパーの内側に厚みが出ることで、しっかりとタイヤをホールド。

さらに青のブレーキは摩擦抵抗も少ないので、タイヤの取り外しにも苦労しないのもポイントになってきます。

 

もちろん公式推奨の方法ではないので、やるかどうかは自己判断で。

ただブレーキを貼ることで、加工のしやすさが変わるのは間違いありません。

 

 

 

ペラクルカッターの口コミ

ペラクルカッターの口コミ

大人気のペラクルカッターだけあり、実際の口コミとしても高評価がほとんどです。

 

ペラクルカッターは発売当初、争奪戦になるほどの話題商品でした。

そして発売から1年以上経過して手に入れやすくはなっていますが、人気と高評価は相変わらずです。

 

口コミ
口コミ

粗削りがかなり楽になりました!付属のブレードは切れ味があまり良くないですが、替え刃でやればかなり綺麗にできました。大満足です。

 

口コミ
口コミ

ペラクルカッターを購入出来たのも嬉しかったですが、替刃やネジの限定セットがとても良かったです。 時短でリューターへの負担も軽減され、顔への削りカス飛び散りも減りました。最高!

口コミ
口コミ

ミニ四駆の治具を初めて購入しました。ペラクルカッターは最高ですね!ボール盤等持ってない方でも簡単に、ペラタイヤを作れるので満足です♪あくまでも荒削り用ってわかっていればものすごく便利な商品でした!

 

口コミ
口コミ

粗削りするにはすごく便利です!工具とか揃ってない初心者がペラタイヤをひとまず作りたい!欲にはかなう商品かと思います。若干作りがやわそうではあるので、大事に使っていきたいと思います!あと、初心者は付属のオイルはセットで買った方がよいかと!

口コミ
口コミ

まだ数回しか使用していませんが、面倒な荒削りから解放され、ゴミも出ません。上手く使用するには、使用する側にも最低限の確認(例えば刃の磨耗や、治具にも対してしっかり垂直か?ガタが大きくなってないか?など)が必要ですが、ペラクルカッターだけに限った話ではないのでこの辺は許容範囲だと思います。ペラタイヤ製作初心者から見ると、使いこなせればかなり役立つ相棒になると思います。

引用元:mindev(みんでぶ)

ほとんどの口コミが高評価なのは、大きなポイント。

 

あまり評価が高くない口コミでは、仕上がりがガタガタになってしまうという声も。

しかし加工のコツやタイヤの種類によって解決された部分もあるようなので、商品としての精度は間違いありません。

 

ぼく自身ペラクルカッターを使っていますが、ここまでペラタイヤ加工が楽になるとは思っていませんでした

 

 

 

ペラクルカッター まとめ

ペラクルカッター まとめ

ミニ四駆のペラタイヤ加工用の治具として、「ペラクルカッター」は画期的な商品です。

 

ペラクルカッターのおすすめポイント

  • タイヤの荒削り作業がかんたん
  • タイヤの削りカスが散らからない
  • ペラタイヤ作成のハードルが下がる

 

実際の使い方としても、コツを掴めばかんたん

オイルの使用タイヤの種類によるむずかしさを理解していれば、使い方もむずかしくありません。

 

さらに切り取った後のタイヤは、サイズ的に大径タイヤとして使用できる場合も

仕上がりの精度にもよりますが、タイヤによっては大径ホイールに取り付けて使うこともできます。

 

時間がかかるし削りカスも散らかるのであまり得意ではなかったペラタイヤ加工。

しかしペラクルカッターが手元に届いてからは、ペラタイヤ作りのハードルが下がりました

 

実際に使ってみると、ペラクルカッターによるタイヤ加工の楽しさも感じることができます。

 

商品リンク:TOMOZONE ペラクルカッター

 

ムーチョ

ミニ四駆歴9年目。ブログ運営歴7年。
小学生以来のミニ四駆に復帰後、2018年よりブログを運営しています。
自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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