チューンマシンとして改造をしていた、VZシャーシのマシン。
実際にコースを走らせる中で、タイヤも見直した方が良いのではという部分も出てきました。
特にVZのような片軸シャーシの場合、タイヤの組み合わせによっても走り方が変わってきます。
✅この記事の内容
- チューンマシンのタイヤを変更
- タイヤ変更を考えた2つの理由
- タイヤ変更前後の走りを比較
この記事では、チューンマシンのタイヤ変更について。
タイヤを変更した2つの理由と合わせて紹介します。
今回は、チューン系モーター用のマシンのタイヤを見直しました。
これまでの前後スーパーハードの面タイヤから、フロントは縮みハードタイヤ。
リヤはハードのハーフタイヤへと変更しています。
タイヤを見直した理由としては、片軸シャーシ、チューンマシンの走り方に合わせたセッティングが良いのではという部分から。
チューンマシンの走り方としては、ブレーキからの再加速よりも流して走るイメージが理想。
なのでハードタイヤでグリップを効かせながらも、接地面積を減らしてできるだけ摩擦抵抗を減らすセッティングに。
このセッティングによって、コーナリング速度でも違いはみられました。
このセッティングが正解にはなりませんが、今回に関しては前後違うタイヤの方が合っていた印象。
タイヤの組み合わせによっては、さらなる違いも出てきそうです。
チューンマシンのタイヤを変更
これまでは、前後スーパーハードタイヤ
これまでチューンマシンのタイヤは、前後スーパーハードでした。
大径ローハイトホイールに、スーパーハードのペラタイヤ。
タイヤ径も、チューンマシンということで26mm径にしていました。
チューン系のモーターということもあり、少しでもグリップを持たせようとスーパーハードに。
モーターで足りないパワーやグリップ力を、タイヤの種類によって補おうとしていました。
実際にコースを走らせる中でも、特に問題はありませんでした。
しかし片軸シャーシということもあり、もっと軽いタイヤでグリップを落とした方が良いのではと思う部分も出てきました。
変更後は、縮みハードとハードの組み合わせに
走りの違いをみるために、チューンマシンのタイヤをフロントは「縮みハード」、リヤを「ハードタイヤ」に変更しました。
片軸シャーシと両軸シャーシの1番の違いは、モーターの位置。
今回のマシンのようなVZシャーシの場合、モーターはリヤ側にあります。
そんなリヤ側のタイヤにはしっかりモーターのパワーを伝えて、グリップを上げる。
逆にフロントはこれまでより滑りやすくすることで、コーナリング速度も変わるのではと。
タイヤ径は同じ26mmで、フロントを「縮みハード」でリヤは「ハード」を試してみました。
タイヤ変更を考えた2つの理由
前後タイヤのグリップが効きすぎていた?
前後のタイヤを変更した理由は、これまでのタイヤの組み合わせでは摩擦抵抗が大きすぎたのではという部分からです。
スーパーハードタイヤも、数あるタイヤの種類からみれば硬くて滑りやすいタイヤにはなっています。
しかしこれまでは、前後スーパーハードタイヤでさらに面タイヤ。
もっとも硬くて滑りやすいマルーンタイヤに比べれば、劣ってくる部分があります。
さらにVZシャーシは、片軸モーターのシャーシ。
このシャーシの特徴からも、モーター側だけグリップがあるタイヤの方がコーナリングなどでも速いのではと。
これらの理由から、リヤ側だけグリップのあるハードタイヤ。
フロントは、硬くて摩擦抵抗の少ない縮みのハードタイヤに変更しました。
チューンマシンの走らせ方に合っているのか?
リヤを、グリップのあるハードタイヤに変更はしました。
しかしチューンマシンの走らせ方を考えた場合、そこまではしっかりとしたグリップも必要ないのではと考えた部分もあります。
チューンマシンの走らせ方としては、流して走ることを前提にセッティング。
その場合、ブレーキをしっかり効かせて再加速という場面はあまり無いのではと。
そうなると、そこまでのグリップ力も必要なくなってきます。
結果、タイヤの変更に合わせてタイヤ幅はハーフタイヤに。
タイヤの材質や接地面積によって、ハードの面タイヤよりもグリップ面では変わってきます。
もちろんコースレイアウトやマシンの状態によっても変わってくる部分なので、これが正解ということはありません。
しかしチューンマシンの走らせ方を考えた場合、再加速よりもコーナリングの速さの方が必要ではとこのセッティングにしています。
タイヤ変更前後の走りを比較
同じ条件でタイヤだけ替えてみる
今回タイヤセッティングによる違いを検証するため、タイヤの変更前後で同じコースを走らせています。
使用するモーターはAT2モーターで、電圧は同じに調整。
あくまでも、完走重視のためのセッティング。
しかしタイヤ変更前後を比較しても、変更後の方がタイムは良くなっていました。
結果だけをみた場合、タイヤの組み合わせとしては「縮みハード+ハード」の組み合わせの方が良かったことになってきます。
差が出ていたのは、連続コーナー
やはり片軸モーターの場合、前後違うタイヤの方が良いのではというのが今回の結論になっています。
今回は、フロントが滑りやすい縮みハード。
それに対して、リヤはグリップのあるハードタイヤになっています。
モーターからのパワーをしっかりタイヤに伝えながら、コーナリングの速さも意識したセッティング。
実際に走りを比較してみても、コーナリング速度の違いは出ていました。
特にコース中盤の連続コーナーは、見比べてみても違いはあきらか。
これは片軸シャーシのコーナリングの仕方や、グリップ力による力強さの違いが出ていた印象です。
スタート直後の加速についても、リヤタイヤの良さがみられました。
片軸シャーシの場合、前後違うタイヤの方がマシンの走りとしては良さそう。
もちろんコースによっての相性もあるので、むずかしい部分ではあります。
さらに「マルーン、スーパーハード、ハード」、「面タイヤ、ハーフタイヤ」などの組み合わせによるセッティングも今後必要になってきそうです。
タイヤの組み合わせによって、走りも変わってくる
今回は、チューンマシンのタイヤを見直し。
これまでの前後スーパーハードから、フロントは縮みハードタイヤ。
リヤはハードのハーフタイヤへと変更しています。
タイヤを見直した理由としては、理想の走り方に合わせたセッティングが良いのではという部分から。
チューンマシンの走り方としては、ブレーキからの再加速よりも流して走るイメージ。
なのでハードタイヤでグリップを効かせながらも、接地面積を減らしてできるだけ摩擦抵抗を減らすセッティングにしてみました。
このセッティングが正解にはなりませんが、今回に関しては前後違うタイヤの方が合っていた印象。
タイヤの組み合わせによっては、さらなる違いも期待できそうです。
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