2023年も、5月と6月には多くのミニ四駆の新製品が発売となりました。
中でも1番話題になっていたのが、「エンペラー ブラックスペシャル」。
さらに「HGボールリンクマスダンパー」や「黒のミニ四駆キャッチャー」など、人気だった商品の再販も話題になっていました。
✅5月~6月に発売された商品
- ミニ四駆 キャッチャー (ミニ四駆ステーション/ブラック)
- エストゥーラ (MAシャーシ)
- ダッシュ1号・皇帝 (エンペラー) (MSシャーシ) ブラックスペシャル
- ステンレスビスセット (15・20・25・30mm)(ブラック)
- ラバーボディキャッチ(ブラック・イエロー)ミニ四駆ステーション
- HG ボールリンクマスダンパー (スクエア/カーボンプレート)
- ミニ四駆 HGアルミセッティングボード (ブラック)
- タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆超速ガイド2023-2024
- ハイパーダッシュ3モーター J-CUP 2023
- アルミスペーサーセット(12/6.7/6/3/1.5mm各2個)(ブラック)
- ステンレス皿ビスセット ブラック(10・12・20・25・30mm)
この記事では、2023年5月と6月に発売されたミニ四駆商品について。
その中でもおすすめの新商品を、実際のレビューと使い方を合わせて紹介します。
2023年の5月6月に発売された中で、特におすすめなのはこの3つの商品になります。
この3つの商品の特徴が、すべて再販となった商品だということ。
どれも以前発売された時はすぐに人気となり、今ではほぼ見かけることのなくなった商品です。
「エンペラー ブラックスペシャル」と「黒のミニ四駆キャッチャー」については、他にはないカラーが大きな特徴。
蛍光イエローのシャーシや、キャッチャーダンパーとしても使いやすいブラックが人気の理由になっています。
また「HGボールリンクマスダンパー」については、カーボンプレートが人気の理由。
リヤアンカーに欠かせないこの形のプレートも、カーボン製なのは再販されたボールリンクマスダンパーだけになってきます。
ダッシュ1号・皇帝 (エンペラー) ブラックスペシャル
蛍光イエローはエンペラーだけ
エンペラー ブラックスペシャルの魅力は、蛍光イエローのMSシャーシなのは間違いありません。
「MSフレキ」が当たり前となっている、今のミニ四駆。
その中で、MSシャーシにもいろいろなカラーがあります。
しかし蛍光イエローのMSシャーシのマシンキットというのは、エンペラー ブラックスペシャルくらい。
その他で手に入れようとした場合、海外の限定キットなどになってきます。
そんな蛍光イエローのMSシャーシが手に入るということで、以前発売された時も大人気。
再販となった今のうちに手に入れておくべきキットなのは、間違いなしです。
結果的に目的はシャーシだけになってしまう
エンペラー ブラックスペシャルの場合、蛍光イエローのMSシャーシ以外のパーツについてはそこまで魅力はありません。
エンペラー ブラックスペシャル購入の目的のほとんどは、蛍光イエローのシャーシ。
なのでそれ以外のパーツについては、そこまで重要性は高くありません。
ボディは特別仕様になっていますが、タイヤやホイール、ギヤについても通常のキットとほとんど同じ。
なのでエンペラー ブラックスペシャルを買う場合、蛍光MSシャーシを買っていることにもなってきます。
マシンのキットとしては貴重で、手に入れておくべき商品。
しかし目的だけを考えると、シャーシを買っていることになってきてしまう部分もあります。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ダッシュ1号・皇帝 エンペラー MSシャーシ ブラックスペシャル 95296
HG ボールリンクマスダンパー (スクエア/カーボンプレート)
フルカーボンでアンカーが作成可能
HGボールリンクマスダンパーの特徴は、何といってもオリジナルな形のカーボンプレートになってきます。
今のミニ四駆の改造として欠かせないのが、「リヤアンカー」。
そんなリヤアンカーの土台となるのが、ボールリンクマスダンパーに使われているプレートになります。
速いマシンほど、軽くて強度のあるカーボンが多く使われています。
そんなマシンのリヤアンカーにカーボンを使おうとした場合、2018年に発売されたカーボンプレートが必要に。
これまではどこでもプレ値になっていたので、購入のハードルも高かったです。
リヤブレーキステーなどを加工して使うこともできましたが、むずかしさや手間もかかっていました。
そんな中でHGボールリンクマスダンパーが再販されたことで、リヤアンカーにも使いやすくなりました。
FRPとは違って加工の手間も必要
再販となったHGボールリンクマスダンパーの場合、FRPとは多少形状が変わっています。
プレート全体の形としては同じで、カーボンかFRPかの違いくらい。
しかしカーボンプレートの場合、FRPとは違ってプレートの真ん中にビス穴があいていません。
なのでリヤアンカーなどで使おうとした場合、穴あけ加工の必要性が出てきます。
プレートのど真ん中に穴あけをする場合、それなりに精度の求められる加工に。
FRPをガイドにあければむずかしさはありませんが、多少の手間にはなってきます。
HGボールリンクマスダンパーは待望のカーボンプレートになってきますが、使う場合は多少の手間も出てきてしまいます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 HG ボールベアリングマスダンパー (スクエア/カーボンプレート) 95387
ミニ四駆 キャッチャー (ミニ四駆ステーション/ブラック)
「キャッチャーダンパー」に使いやすい
黒のミニ四駆キャッチャーが再販されたことで、キャッチャーダンパーにも使いやすくなりました。
今のミニ四駆の改造にも多いのが「キャッチャーダンパー」。
それはタミヤ公式ガイドブックである、超速ガイドや超速チューンナップ入門の中でも作り方が掲載されるほど。
しかしミニ四駆キャッチャーを使ってキャッチャーダンパーを作る場合、色が限られてきます。
通常品のミニ四駆キャッチャーは真緑に近い色なので、使いづらい部分も。
なのでキャッチャーダンパーによく使われているのは、マシンの色にも合わせやすい限定品がほとんど。
そんな中で再販された黒は、いろいろなマシンにも合わせやすくて使いやすいのが特徴になってきます。
実際の使い方は、キャッチャーダンパーがほとんど
ミニ四駆キャッチャーの実際の使い道としては、キャッチャーダンパーに限られてきます。
本来の使い方としては、コースで走行中のマシンをキャッチするのが目的。
速いマシンほど衝撃も大きいので、子どもでもキャッチしやすいようにと発売されました。
しかし今では、キャッチャーダンパーとして加工する使い方がほとんど。
実際のコースで、限定品のミニ四駆キャッチャーがマシンキャッチのために使われている場面はほぼ見かけません。
なので使い道としては、キャッチャーダンパーへの加工と限られてしまいます。
しかしひとつ手元に置いておけば、複数のキャッチャーダンパーを作ることが可能。
今のうちに持っておくことで、自分のマシンに合った形に加工して使うことができます。
商品リンク:ミニ四駆キャッチャー(ミニ四駆ステーション/ブラック)
再販直後のうちに手に入れておくべき
2023年5月6月に発売された中でも、おすすめなのはこの3つです。
正直、どれもパーツ取りのための商品にはなってきてしまいます。
エンペラー ブラックスペシャルであれば、蛍光イエローのMSシャーシ。
HGボールリンクマスダンパーであれば、待望のカーボンプレート。
ミニ四駆キャッチャーについても、そのままの使い方がされることはほとんどありません。
しかしミニ四駆を改造していく上で欠かせないパーツだからこそ、人気なのは間違いなし。
それだけ、どれも再販が待ち望まれていていました。
いざ使いたい時にプレ値になってしまわないように、再販直後のうちに手元に置いておくのがおすすめです。
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