2023年も3月に入ってから、タミヤからミニ四駆新商品が発売されはじめました。
中でも話題になっていたのが、再販となってくる「MSのバンパーレスユニット」。
そして、発売が延期になっていた「40周年記念のタイヤ」。
さらに「ジプニー」のキットも再販となったことで、人気のあった商品の再販から2023年の新商品が発売されはじめました。
✅2023年3月,4月に発売された商品
この記事では、2023年3月と4月に発売されたミニ四駆商品について。
その中でのおすすめの新商品を、実際のレビューと使い方を合わせて紹介します。
3月4月に発売された新商品の中で、特におすすめなのがこの3つ。
「バンパーレスユニット」や「40周年記念タイヤ」については、実用的なGUPです。
バンパーレスユニットを使うことで、手軽にバンパーレスが可能。
特に無加工が原則のB-MAXレギュレーションでは、MSシャーシの改造の自由度が広がってきます。
また40周年記念のタイヤは、スーパーハードの12本スポークホイールタイヤ。
ホイールの精度は個体差にもよりますが、タイヤと合わせても改造で使いやすいGUPなのは間違いありません。
「ジプニー」のキットも、2019年に限定品として発売されてからの再販商品。
ブラックのFM-AシャーシとレッドのAパーツという組み合わせは、改造する上でも使いやすい色になっています。
2023年の3月と4月は他にもいくつか新商品が発売されていますが、レア度や使いやすさでおすすめなのはこの3つになってきます。
N-03・T-03バンパーレスユニット
商品の概要
- 2023年3月18日(土)発売
- バンパーをはぶいたユニット
- 重量はノーマルの約半分で軽量化にも効果的
- そのまま使えばボディをすっきり見せることが可能
- ディスプレイ用としても最適
B-MAXでもバンパーレスが可能
バンパーレスユニットの特徴は、その名の通りバンパーレスに加工する必要がない部分にあります。
MSシャーシ用のユニットなのが「バンパーレスユニット」。
キット付属の前後ユニットの代わりに、取り付けて使用できます。
はじめからバンパー部分が付いていないことで、最近の改造では当たり前のバンパーレス加工の必要がありません。
カーボンやFRPのプレートなどを工夫して、マシンに合った前後バンパーを取り付けることができます。
もう1つ使いやすいのが、B-MAXマシンとして。
無加工が原則のB-MAXにおいて、無加工でバンパーレスマシンが使えるのはVZシャーシだけになってきます。
しかしMSシャーシもバンパーレスユニットを使うことで、無加工でバンパーレスが可能になってきます。
MSフレキへの加工も可能
バンパーレスユニットの場合、普通のMSユニットとは作りが違ってきます。
ビスを使っての取り付けなど、他のMSユニットとは異なる組み立て方。
ただ前後バンパーが無いため、ボディを取り付けた時のマシンのスッキリ感も違ってきます。
なので観賞用としてマシンを飾る場合、バンパーレスユニットの方が合わせやすいです。
そしてMSシャーシの特徴が、「MSフレキ」。
バンパーレスユニットも、MSフレキへの加工は可能。
しかしパーツの構成が多少違うため、干渉してくる部分も変わってきます。
MSフレキの基本的な作り方は同じですが、調整する時のポイントが少し変わってくる点には注意です。
商品リンク:タミヤ グレードアップ No.382 GP.382 N-03・T-03 バンパーレスユニット 15382
ミニ四駆40周年記念スーパ-ハードローハイトタイヤ&12本スポークホイール
商品の概要
- 2023年4月1日(土)発売
- グリップ力が低く、コーナリング性能に優れている
- 蛍光グリーンカラーが鮮やかな12本スポークホイール
- タイヤにミニ四駆40周年の記念ロゴをホワイトプリント
見た目と使いやすさが特徴
「40周年記念のタイヤ」は、まずはそのカッコよさが大きな特徴になっています。
タイヤにプリントされた、40周年記念のロゴが目立ってカッコイイのは間違いありません。
さらにそのタイヤもスーパーハードタイヤということで、実用性もあります。
そしてホイールは、人によっては精度が良いともいわれている12本スポーク。
この12本スポークのホイールが使われているマシンキットも、まだ少ないので特徴的です。
GUPとして発売されたことで、ホイールが手にも入りやすくなった部分があります。
精度の良さも個体差によって変わってくる
40周年記念タイヤの場合、タイヤサイズは26mm径と限られてきます。
スーパーハードのローハイトタイヤということで、普通のキット付属のタイヤよりは使い勝手が良いです。
しかし最近多いマシンのように24mm以下のタイヤ径で使用する場合は、加工も必要になってきます。
また精度が良いといわれているホイールも、マシンや人によっても感じ方が変わってくる部分。
ホイール自体にも個体差はあるので、必ずしも使えるホイールが手に入るわけではありません。
なので他のタイヤやホイールのセットに比べれば、ハズレが少ないくらいの認識の方が使いやすいです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ミニ四駆40周年記念 スーパ-ハードロータイトタイヤ&12本スポークホイール 95640 グリーン
ジプニー (FM-Aシャーシ)
商品の概要
- 2023年4月1日(土)発売
- フィリピンのバス「ジプニー」をミニ四駆で再現
- シャーシはFM-Aシャーシ
- レッドのAパーツがセット
- 2019年に限定品として発売されていた
コンデレ向きの特徴的なボディ
「ジプニー」の大きな特徴が、そのボディの見た目になってきます。
フィリピンで実際に走っているバスがモチーフということで、ミニ四駆にした場合の再現度も高いです。
その特徴的なボディから、コンデレなどでは使いやすいのは間違いありません。
またシャーシはFM-Aになっているので、それなりに使いやすいシャーシ。
ブラックのシャーシにレッドのAパーツということで、色の組み合わせとしても間違いなし。
ボディはあまりレース向きではありませんが、シャーシやAパーツは色合い的にもいろいろな改造に使いやすくなっています。
ボディや構成パーツは実践向きではない
ジプニーのマシンキットは、あまり実戦向きのキットではありません。
ジプニーの魅力となるのは、その見た目の良さ。
高さや重さもあるので、ボディについてはあまりレース向きではないです。
またキットに付属しているパーツ類も、実戦的ではありません。
タイヤはノーマルタイヤで、ギヤ比も4.2:1。
シャーシとしてはFM-Aと優れていますが、レースで使おうとする場合はGUPによる補強が必要になってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆REVシリーズ ジプニー FM-Aシャーシ 18717
3月4月は、実用的な商品が多かった
2023年の3月4月に発売された新商品の中で、特におすすめなのがこの3つ。
「バンパーレスユニット」や「40周年記念タイヤ」については、実用的なGUPです。
MSシャーシの改造の自由度が広がったり、レースでも使いやすいタイヤとホイールが特徴。
「ジプニー」のキットも、ブラックとレッドのシャーシの組み合わせや、コンデレに使いやすいボディが特徴になっています。
2023年の3月と4月は他にもいくつか新商品が発売されていますが、レア度や使いやすさでおすすめなのはこの3つ。
さらに2023年は、5月以降も再販となる商品がいくつか発表されています。
ジャパンカップ2023仕様のGUP類も発売予定なので、限定品こそ手に入るうちに入手しておくのがおすすめです。
コメント
msシャーシのb-maxでバンパーレスってなんの徳があるんですか。?
あんまりメリットはなさそうですね…
無加工だと、フレキにもできないので