2023年の7月は、再販が待ち望まれていたマシンやGUPが発売になりました。
特に「ネオVQSのアドバンスパック」は、キットの内容が優れていて実用的なマシンキット。
さらに「テーパー状の13mmローラー」も、ギミックバンパーなどと合わせて使いやすいGUPになっています。
✅2023年7月に発売された商品
この記事では、2023年7月に発売されたミニ四駆製品について。
その中でも、特におすすめできる3つの商品を紹介します。
2023年7月も、待ち望まれていた商品の再販が多かったです。
その中でも、特におすすめになってくるのがこの3つ。
どの商品も、そのまま使うことができて実戦的なのが特徴になっています。
その中でもネオVQSアドバンスパックは、説明書通りの組み立てで完成度が高いのが特徴。
初心者向けキットなのはもちろん、ちょっとした加工だけでも改造の幅が広がってきます。
ネオVQSや13mmテーパーローラーは、再販前はプレ値にもなっていたほどの限定品。
発売直後の今のうちに、手に入れておくことがおすすめなのは間違いありません。
ネオVQS アドバンスパック (VZシャーシ)
マシンとGUPと取り付け方が優秀なキット
ネオVQSのアドバンスパックは、すべてにおいて優秀なキット内容になっています。
アドバンスパックの特徴は、ただの限定品キットではないという部分。
マシンはもちろん、セットになっているGUPの内容や取り付け方がとても実戦的になっています。
- 前後のFRPでローラー幅を確保
- サイドとリヤのマスダンパーによる制振性
- LDモーターに合わせたブレーキセッティング
これらの使いやすいGUPを、実用的に取り付けられるのが大きなメリットにもなってきます。
今のミニ四駆に欠かせないのが、ブレーキセッティング。
そんなブレーキの取り付けだけみても、バンクスルーできるように考えられたセッティングになっています。
セットになっているGUPや取り付け方は、他のマシンやシャーシにも応用可能。
これまでのスターターパックよりも、より実践的な初心者向けのセットです。
スターターパックについては、こちらの記事で紹介しています。
優秀なキットだからこそのむずかしさも
最初から完成度が高い分、そこから先の改造がむずかしい部分はあります。
アドバンスパックは、説明書通りの組み立てでも十分コースに通じるセッティング。
しかしそれ以上を求める場合、それなりの改造も必要になってきます。
最初からある程度完成されたセッティングだからこそ、初心者以上のセッティングが必要な場合も出てきます。
B-MAXマシンとしての使用であれば、ローラーなどの変更だけでも違いは出てきます。
ただオープンマシンとして使う場合、加工をしながらの改造も必要な場合も。
そんなむずかしさがあるのも、優秀なキットだからこそ。
改造の基本を学んだり、安定してコースを走れるマシンを求める場合はぜったいにおすすめのキットになっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 レーサーミニ四駆シリーズ モデル ネオVQS アドバンスパック VZシャーシ 95598
ネオVQSアドバンスパックについては、こちらの記事で紹介しています。
HG 13mmオールアルミベアリングローラー (テーパータイプ)
ATやアンカーと合わせても使いやすい
テーパー状になっているローラーは、アンカーなどのギミックバンパーとの相性が良いのが特徴です。
マシンセッティングとして使いやすいローラー径なのが、13mmローラー。
さらにローラーの形がテーパー(すり鉢状)になっていることで、コースに引っかかりづらくなっています。
ミニ四駆のコースアウトの原因のひとつに、ローラーのコースへの引っかかりがあります。
特にATバンパーや、アンカーなどのギミックバンパーの場合。
ローラーが引っかかることで、ギミックの良さを消してしまう場合も出てきます。
そんな引っかかりを防ぐためには、引っかかり防止ステーなどの取り付けも必要に。
しかしテーパー状のローラーは、形状的に引っかかることがほぼありません。
なのでそのままでも使いやすく、アルミ製なのでコースの壁への食いつきも良くマシンの安定性も高い。
13mm径のローラーでテーパー状は、今のミニ四駆の改造にも使いやすいGUPになっています。
引っかかり防止ステーについては、こちらの記事で紹介しています。
重さと使い方には注意が必要
ローラーの形状がテーパー状になっている分、普通の13mmローラーよりは重さは増してきます。
テーパー状にするためには、ローラー自体の厚みも必要。
ベアリングローラーなので脱脂をすれば回転は問題ありませんが、重さだけは変えられません。
またローラーが引っかかりづらいといっても、あくまでもローラーの形状だけを考えた場合。
バンパー全体で考えた場合、ローラーよりもシャーシ側がコースの壁と接触した場合は引っかかる可能性も出てくる点には注意が必要です。
あえて13mmテーパーローラーのデメリットを挙げるとすれば、重さと使い方。
しかし使い方を工夫するだけなので、使いやすいローラーなのは間違いないです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG 13mm オールアルミアベアリングローラー テーパータイプ 95497
テーパーローラーについては、これらの記事で紹介しています。
HG カーボンリヤブレーキステー (1.5mm) J-CUP2023
加工することで改造の幅が広がる
最近では定番のGUPとなっているカーボン製のリヤブレーキステーは、さまざまな改造に欠かせないGUPです。
リヤブレーキステーの特徴は、その使い道の多さ。
ブレーキプレートとしての本来の使い方はもちろん。
プレートを加工をすることで、改造の幅も広がってきます。
- 貼り合わせてバンクスルーブレーキ
- フロントアンカーの稼働部
- ATスラダンの稼働部
- アンカーの引っ掛かり防止
リヤブレーキステーが加工して使いやすいのも、他のプレートとは違った幅広い形状から。
少し前まではFRPしか選択肢がなかった、リヤブレーキステー。
しかし最近では、毎年発売されるJCモデルによって使いやすさが大きく変わってきました。
リヤブレーキステーのさまざまな加工は、これらの記事で紹介しています。
毎年JCモデルが出るので、特別感は薄れてきた
カーボン製のリヤブレーキステーも、毎年JCモデルが発売されていることで特別感は薄れてきています。
JCモデルが毎年発売されるのは、それほどGUPとしての需要があるからこそ。
しかしその分、パーツの貴重性としては薄れてきてしまっています。
初めてカーボン製のリヤブレーキステーが発売された当初は、お店などでも見かけなくなるほど人気でした。
しかしここ最近では、そこまで見かけなくなるということはありません。
違いとしても、ロゴプリントのデザインやカラーくらい。
どんな改造にも使いやすくて欠かせないのが、カーボンリヤブレーキステー。
安定して手に入りやすいのは助かる部分。
しかしその分改造に使う枚数も多いので、無くなる前の入手は必須になってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定 HG カーボンリヤブレーキステー (1.5mm) J-CUP 2023 95156
手が届くのは、再販直後だけ
2023年7月発売のミニ四駆新製品の中で、おすすめはこの3つです。
特にネオVQSアドバンスパックについては、他のどんなキットにもない良さが特徴。
コスパの良さはもちろん、ミニ四駆初心者にも参考になるセッティングになっています。
テーパー状の13mmローラーとリヤブレーキステーについても、本格的な改造には欠かせないGUP。
すべて限定商品となっているので、発売直後のうちに手元に置いておくべきGUPになってきます。
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