再販が発表されて、2024年3月にやっと発売されたのが「ローハイトローフリクションタイヤ(マルーン)」。
さらに2024年11月には、「ローハイトローフリクションタイヤ(黒)」が新規に発売となりました。
これまで発売されたマシンやGUPの中でも、ここまで再販が待ち望まれた商品はありません。
そんな人気の理由は、ローフリクションタイヤだからこその効果。
多くのマシンに使われているのには、抵抗が少なくて跳ねづらいという特徴があるからです。
✅この記事の内容
- ローフリクションタイヤとは
- ローフリクションタイヤの特徴
- ローハイトが人気の理由
この記事では、ローフリクションタイヤについて。
ローフリクションタイヤの特徴と、人気の理由について紹介します。
ローフリクションタイヤは、今のミニ四駆において欠かせないタイヤになっています。
そんな中でもローハイトローフリクションタイヤが人気の理由は、その使いやすさ。
- 摩擦抵抗が少なく、コーナリングが速い
- グリップ力が低く、低いジャンプが可能
- 反発力が小さいので、跳ねづらい
- マシンに合わせたタイヤ径に加工が可能
- MSフレキとの相性が良い
マシンに取り付ける上でメリットが多いからこそ、人気なのがローハイトローフリクションタイヤになっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ ローフリクション小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール(フィン)
商品リンク:ミニ四駆特別企画商品 ローフリクションローハイトタイヤ 2本 マルーン 95208
ミニ四駆におすすめのタイヤについては、こちらの記事でも紹介しています。
ローフリクションタイヤとは
グリップが低く、跳ねづらいタイヤ
ローフリクションタイヤとは、現在発売されているミニ四駆用タイヤの中で1番硬いタイヤです。
ミニ四駆用のタイヤは、タイヤの素材によって種類が変わってきます。
柔らかい材質のタイヤであれば、「ソフトタイヤ」や「ノーマルタイヤ」。
逆に硬いタイヤは、「スーパーハードタイヤ」や「ローフリクションタイヤ」になってきます。
このタイヤの種類によって、コースを走らせる時のマシンの走りも変化。
特にタイヤの硬さによって、タイヤのグリップ力やジャンプ後の着地時の反発力にも違いが出てきます。
ローフリクションタイヤの場合は硬いタイヤということで、グリップ力が低く反発力の小さいタイヤになっています。
タイヤの硬さによる違いについては、こちらの記事で紹介しています。
ローフリクションタイヤの種類
小径ナロータイヤ | ローハイトタイヤ(マルーン) | ローハイトタイヤ(黒) | 大径ローハイトタイヤ | 大径バレルタイヤ | 大径スリックタイヤ |
小径サイズ | ローハイト | ローハイト | 大径サイズ | 大径,バレル | 大径,スリック |
ローフリクションタイヤにも、タイヤ径や形によっていくつか種類があります。
その中でも発売で話題になったのが、「ローハイトローフリクションタイヤ」。
ローハイトホイールと合わせることでタイヤ径が26mm、中径サイズのタイヤに。
このローハイトサイズのタイヤが、ミニ四駆を改造する上では使いやすいのがポイント。
ペラタイヤとして加工する場合に、マシンに合わせた使いたいタイヤ径に加工をすることができます。
大径ローフリクションタイヤの場合、大径のホイールサイズ的に25〜26mm径が限界。
また小径のローフリクションタイヤであれば、24mm以下に加工が可能。
しかしローハイトホイールに取り付ける手間や、タイヤ幅が狭くなるなどの問題も出てきます。
今のミニ四駆に欠かせないペラタイヤ加工をする上では、いくつかあるローフリクションタイヤの中でもローハイトサイズがもっとも使いやすくなっています。
ペラタイヤ加工については、こちらの記事で紹介しています。
ローフリクションタイヤの特徴
グリップ力が低い
ローフリクションタイヤは硬い材質のタイヤということで、グリップ力が低いのが特徴になっています。
ミニ四駆において、タイヤのグリップ力には摩擦抵抗が関係してきます。
この摩擦が低いことによって、実際のコースではメリットになってくる部分も。
- コーナーリングが速い
- 低くジャンプができる
タイヤの摩擦抵抗が少ないことによって、タイヤの滑りが良くなります。
これによって、抵抗によるコーナリング時の減速も少なくすることが可能。
またグリップ力が低いことによって、ジャンプ時のマシンの蹴り出しも弱い。
蹴り出す力が弱いことでジャンプの高さも低くなり、コースによってはコースアウトの確率を減らすことができます。
グリップ力の低さというのは、加速面ではデメリット。
しかしコーナリングやジャンプの高さなどでは、その摩擦抵抗の少なさがメリットにもなってきます。
反発力が小さい
硬いローフリクションタイヤのもうひとつの特徴が、反発力の小ささになります。
「ローフリクション」タイヤとは、その名の通り跳ねづらいのが特徴。
柔らかいタイヤに比べて反発力が小さいので、ジャンプ後の着地などで跳ねづらくなっています。
同じように硬いタイヤとして使われているのが、「縮みタイヤ」。
スーパーハードやハードタイヤをパーツクリーナーなどで縮ませることで、硬いタイヤに仕上げることができます。
ローフリクションタイヤが手に入りづらかったことから、ローフリクションタイヤに近いタイヤとして多く使われています。
硬いタイヤによって反発力が小さくなることで、ジャンプ後のマシンの安定性が増しています。
縮みタイヤについては、こちらの記事で紹介しています。
ローハイトが人気の理由
使いやすくて速いタイヤ
ローハイトローフリクションタイヤが人気の1番の理由は、使いやすさにあります。
ローフリクションタイヤはグリップ力が低く、跳ねづらい材質のタイヤ。
さらにローハイトサイズの場合、マシンに合わせたタイヤ径に加工が可能になってきます。
このタイヤの特徴が、現代の立体コースでは使いやすい部分。
数あるコーナリングでもマシンの速度が落ちることなく、低いジャンプによって着地も安定。
デメリットとなるグリップ力も、タイヤ径を変えることで補うことができます。
速さや安定性の面でも、ローフリクションタイヤを使っておけば間違いないという使いやすさはあります。
MSフレキと相性が良い
今もっとも使われているMSフレキとの相性の良さも、ローフリクションタイヤが人気の理由になります。
MSフレキの場合、シャーシが3分割されています。
なのでジャンプ後の着地などで多少イレギュラーがあっても、前後それぞれで動いてコースへタイヤが接地。
タイヤが4輪しっかり接地することによって、着地後の走り出しもスムーズ。
24mm以下の小径サイズやATバンパーなどによって、マシンの加速や安定性を増すことも可能になってきます。
逆に方軸シャーシの場合、MSフレキに比べると着地時などにタイヤが4輪接地するのはむずかしい場合も。
方軸の場合はモーター側のタイヤをスーパーハードタイヤ以上にしておくことで、加速面でのメリットを得ることができます。
多くのマシンに使われているMSフレキと相性の良いタイヤという部分でも、ローフリクションタイヤは人気のタイヤになっています。
MSフレキの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
ローフリクションタイヤ まとめ
ローフリクションタイヤは、今のミニ四駆において欠かせないタイヤです。
タイヤとしての使いやすさがあることからも、ローハイトローフリクションタイヤは人気になっています。
- 摩擦抵抗が少なく、コーナリングが速い
- グリップ力が低く、低いジャンプが可能
- 反発力が小さいので、跳ねづらい
- マシンに合わせたタイヤ径に加工が可能
- MSフレキとの相性が良い
特にMSフレキと相性が良いのは使いやすい部分。
今もっとも多く使われているMSフレキと合わせることで、マシンの速さや安定性も増してきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ ローフリクション小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール(フィン)
商品リンク:ミニ四駆特別企画商品 ローフリクションローハイトタイヤ 2本 マルーン 95208
ミニ四駆におすすめのタイヤについては、こちらの記事でも紹介しています。
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