ミニ四駆の改造をする上で必要となってくるのが、「リューター」といわれる電動工具です。
FRPやカーボンプレート、シャーシの加工に必要となってきます。
今のミニ四駆に必須の皿ビス加工も含めて、リューターが無ければむずかしい改造も多いです。
✅この記事の内容
- リューターの必要性
- リューター選びの注意点
- おすすめのリューター3選
この記事では、ミニ四駆のリューターについて。
リューターの必要性と選ぶときの注意点。
おすすめのリューターも合わせて紹介します。
ミニ四駆の改造において、リューターという電動工具は欠かせなくなってきます。
特にFRPやカーボンプレート、シャーシの加工では必須。
リューターの有無によって、マシンを改造していく上での作業効率の差が大きくなってきます。
そんな中でも、おすすめのリューターはこの3つ。
実際にこれまで使ってきた中で、それぞれリューターに気になる点はありました。
本格的な加工や、リューターのパワーも求める場合は「プロクソンのミニルーター」がおすすめ。
その大きさからのパワーや安定性は、マシンのタイヤ加工にも向いています。
価格も安く持ち運びしやすいのは、「ホビー用リューター」。
コンパクトサイズなので、扱いやすいのが大きな特徴になってきます。
「タミヤ製のハンディリューター」は、ミニ四駆初心者や子どもが扱うのに1番おすすめ。
モーターと電池によってパワーが決まるという部分はありますが、FRPやカーボンなどの加工をする上では特に問題ありません。
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リューターの必要性
カーボン加工に必要
ミニ四駆にとってのリューターは、カーボン加工の際に必要となってきます。
ミニ四駆の改造をするに当たって、必要になってくるのがカーボンプレート。
そんなカーボンプレートの加工をする上で、リューターは欠かせません。
カーボンプレートの加工は、リューター無しでも可能です。
しかしFRPプレートと違って強度があるため、加工にとても時間と労力がかかってしまいます。
そんな時にリューターがあることによって、カーボン加工の作業効率は大きく変化。
カーボンプレートのカットや穴あけ。
レギュレーションとして欠かせない皿ビス加工も、リューターがあればかんたんにできます。
リューターがあるかないかによって、ミニ四駆の改造効率は大きく変わってきます。
カーボンプレートの加工については、こちらの記事で紹介します。
ペラタイヤ作成に必要
ミニ四駆でのリューターは、ペラタイヤを作る上でも欠かせません。
今のミニ四駆の改造としては、タイヤのゴム部分を薄く加工するペラタイヤがほとんど。
ゴム部分をヤスリで削っていくため、手作業での加工はまずむずかしいです。
なのでリューターがあることによって、ペラタイヤの作成が可能。
リューターのスペックや作るタイヤ径によっても、加工の時間は変わってきます。
しかしリューターがなければ、精度の高いペラタイヤを作ることもできません。
FRPやカーボンの加工に必要だと思われるリューターは、ペラタイヤを作る上でも欠かせない工具になっています。
ペラタイヤの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
リューター選びの注意点
最低限のスペックは必要
ミニ四駆用リューターの性能としては、ある程度のスペックが必要になってきます。
リューターの性能を示す指標としては、「回転数」や「トルク」があります。
回転数とは、「回転/分」で表されるどれだけ早く回転するか。
トルクとは、加工する際のリューターのパワーになってきます。
回転数が高いほど加工がしやすく、種類によっては回転数を変化させることも可能。
またトルクのあるリューターの方がパワーがあるので、加工で負荷がかかった時に止まってしまうこともありません。
ミニ四駆の加工用のリューターとしては、ホビー用のリューターでも十分。
しかしあまりにもスペックの低いリューターの場合、作業効率が落ちるだけでなく、思わぬケガにもつながってくるので注意が必要です。
コレットチャックのサイズに注意
リューターを選ぶ際は、ビットを取り付けるチャックの大きさにも注意が必要です。
リューターのチャックには、「コレットチャック」と「ドリルチャック」の大きく2種類があります。
ホビー用リューターの場合は、コレットチャック式になっているものが多いです。
リューターのチャックに気を付ける理由のひとつに、対応サイズがあります。
先端に取り付けるビットや治具のサイズとしては、2.35mmや3mmが多いです。
なので径の違うリューターの場合、取り付けができなかったり緩くなってしまうので注意が必要。
プロクソンのリューターなどは、コレットチャックの付け替えも可能。
リューターはそのままで、ビットに対応するコレットチャックのサイズに付け替えることで使用することができるのでおすすめです。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) コレットチャック5種セット チャックカバー付
おすすめのリューター3選
プロクソンのミニルーター
ミニ四駆の加工に十分なスペック
ミニ四駆のリューターとして、多く使われているのが「プロクソンのミニルーター」です。
プロクソンのリューターは、他のリューターに比べて価格がする分パワーも十分。
ペラタイヤの作成も、ストレスなく加工することができます。
ミニ四駆の改造における加工は、プロクソンのリューターがあれば困ることはありません。
プロクソンのミニルーターも、種類やサイズはいろいろ。
モーターのパワーや本体の形など、自分の使いやすさに合わせて選ぶこともできます。
ミニ四駆用リューターを選び際、プロクソンのリューターであればスペックで困ることはありません。
持ち運びには向いていない
プロクソンのリューターは、スペックがあるため本体周辺の機器も大がかりになっています。
リューターの電源は、本体から出ている電源コードだけでなく種類によっては電源トランスが必要。
なので、持ち運んで使用するとなると不便にはなってきます。
さらにリューターは長時間使い続けることで、本体が熱を持ちます。
実際に使っていても、熱によってスイッチ部分が溶けて壊れてしまう場合も。
本体の価格が高い分、壊れた時に使い捨てとはいかないのがプロクソンのミニルーター。
どのリューターでも同じですが、長時間使う時には注意が必要となってきます。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM50 12V トランス付 No.28515
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター No.28473
プロクソンのリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
ホビー用ルーター
コンパクトで扱いやすい
サイズがコンパクトでミニ四駆にも使いやすいのが、「ホビー用リューター」です。
ホビー用リューターは、手ごろな価格帯でミニ四駆の加工にも十分な性能のリューター。
種類もさまざまですが、どれも扱いやすいリューターとなっています。
USB充電式の場合、充電しておくことで持ち運びも可能。
リューター本体周りにコードがないので、使いやすくなってきます。
Dremel(ドレメル)やアルゴファイルの場合は、ダイヤルで回転数をコントロール可能。
加工の際のパワーも十分なので、困ることはありません。
ホビー用リューターは、本体の大きさもそこまでないので扱いやすい。
大きめのリューターのように、作業する場所が限られないのは使いやすいポイントになっています。
ペラタイヤ加工にはあまり向いていない
ホビー用リューターは、ペラタイヤの加工では使いづらさが出てきてしまいます。
ホビー用リューターの本来の用途としては、プラスチック素材やガラス素材などの加工用。
細かな部分を加工するのに適したスペックとなっています。
ペラタイヤ加工の際は、それなりのパワーと長時間の作業が必要。
サイズがコンパクトな分、長時間の使用によって本体が熱を持ちやすくもなってきます。
ホビー用リューターの場合、ビットを取り付けるチャック部分が不安定なものも。
精度の求められるペラタイヤ加工においては、扱いづらい部分も出てきてしまいます。
商品リンク:ビッグマン(Bigman) コードレス充電式ミニルーター
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ホビー用リューターについては、こちらの記事でも紹介しています。
タミヤの電動ハンディリューター
初心者用リューターとしておすすめ
初心者にも扱いやすいリューターが、「タミヤ製の電動ハンディリューター」です。
タミヤの電動リューターは、組み立て式ということで価格もそれほど高くありません。
なので、初めてのリューターとしても最適です。
リューターのパワーとしても、FRPやカーボンの加工であれば問題なし。
ちょっとしたカットや皿ビス加工であれば、むしろ使いやすいくらいです。
特徴的なのは、他のリューターとは違った持ちやすさ。
安全用のロックも付いているので、子どもが使うのにも向いているリューターです。
他のリューターとは違った、組み立て式
タミヤの電動ハンディリューターは、組み立て式ということもありプラモデル感はあります。
実際は箱から開けてすぐに使えるわけではなく、組み立てる必要があります。
組み立てパーツもミニ四駆に近く、モーターと電池で動いている点などはミニ四駆と同じ。
付属のモーターも、FRPやカーボンの加工では問題ない性能。
しかし使い続けていると、物足りなさは出てきてしまいます。
そんな時は、モーターを載せ替えることでスペックを上げることも可能。
また動力は電池になっているので、電池残量によってもパワーが左右されます。
充電電池であれば問題ありませんが、使い捨ての電池だとコスパが良いとはいえません。
ちょっとした加工には使いやすいですが、モーターと電池によってリューターの性能も決まってきます。
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ No.42 電動ハンディリューター
タミヤの電動ハンディリューターについては、こちらの記事でも紹介しています。
ミニ四駆におすすめのリューター まとめ
ミニ四駆の改造において、リューターという電動工具は欠かせません。
特にFRPやカーボンプレート、シャーシの加工ではリューターが必須。
リューターの有無によって、マシンを改造していく上でも作業効率の差が大きく出てきます。
そんな中でも、おすすめのリューターはこの3つ。
実際にこれまで使ってきた中で、それぞれリューターに気になる点はありました。
本格的な加工や、リューターのパワーも求める場合は「プロクソンのミニルーター」。
その大きさからのパワーや安定性は、ペラタイヤの加工にも向いています。
価格が安く、持ち運びしやすいのは、「ホビー用リューター」です。
本体サイズもコンパクトなので、加工の際も扱いやすくなっています。
「タミヤ製のハンディリューター」は、ミニ四駆初心者や子どもが扱うのに1番おすすめ。
モーターと電池によってパワーが決まるという部分はありますが、FRPやカーボンなどの加工をする上では特に問題ありません。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーター
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