5月10日から開催された「静岡ホビーショー」の中で、2023年のミニ四駆ジャパンカップの開催が正式発表されました。
公式サーキットは「バニーホップ アメイジング サーキット 2023」。
2023年の公式大会で使われてきたセクションに加えて、JCで初登場となるセクションも追加されたコースとなっています。
✅この記事の内容
- ミニ四駆 ジャパンカップ2023
- JC2023の注目セクションとは
- JC2023に向けて必要となりそうな対策
この記事では、ジャパンカップ2023の発表内容について。
トライアルクラスの変更点や、現時点で考えられる対策についても紹介します。
2023年のジャパンカップも、完走がむずかしそうなコースという印象です。
まずこれまでとの大きな変更点として、トライアルクラスのレギュレーションが変更になりました。
使用できるモーターがチューン系モーターまでと、公式大会初心者にも参加しやすい速度域に。
しかしその分、マシンの完成度の高さも重要になってきそうです。
コースとしては、1月からのミニ四駆GPでも猛威を振るった「アイガーEVO.上り」や「アイガーステップ下り」は健在。
さらに会場ごとに角度の変わる「アメイジングバンク」や「カルーセルチェンジャー」も、マシンのセッティングの大きく影響してきそうです。
それ以外にも、コースレイアウトによる攻略のむずかしさが目立つコースとなっています。
- 「スロープ上り」からの「バニーホップ」(特に2週目以降)
- 「バニーホップ」でジャンプ後の「ローリングフォール」
- 「NEW ERA ターン」直後の「アイガーステップ下り」
コースに対する印象は、現時点での情報や主観的な目線が含まれています。
なので実際に詳細が発表されたり、コースを走らせることで変わってくる部分も出てくるはず。
それでもトライアルクラスの変更やコースレイアウトの発表は、ミニ四駆をやる上での大きなモチベーションになってきます。
ミニ四駆 ジャパンカップ2023
2023年は「バニーホップ アメイジング サーキット 2023」
今年のジャパンカップコースは、「バニーホップ アメイジング サーキット 2023」になりました。
5月10日から開催された、静岡ホビーショー。
そこで発表されたのが、ジャパンカップ2023の開催でした。
今回の公式コースは、バニーホップ アメイジング サーキット 2023。
「アイガーEVO.上り」や「アイガーステップ下り」などはスプリングに引き続き。
そこへさらに、ジャパンカップらしい新セクションも追加されたコースレイアウトになっています。
現時点では詳細が未発表のセクションはありますが、完走するのがむずかしそうなレイアウトになっています。
トライアルクラスのレギュレーションが変更
これまでの公式大会との大きな変更点が、トライアルクラスのレギュレーション変更です。
タミヤの公式大会は、いくつかのクラスに分けられています。
- オープンクラス
- ジュニアクラス
- ファミリークラス
- トライアルクラス
- チャンピオンズ
その中でも「トライアルクラス」は、初心者にも参加しやすいようにと設けられたクラスになっています。
これまではチャンピオンズ認定がないだけで、レギュレーションとしてはオープンクラスと同じでした。
しかし2023年のジャパンカップからは、使用できるモーターがチューン系までとレギュレーションが変更。
ダッシュ系モーターが使えないということで、オープンクラスに比べればマシンの速度域としては遅くなってきます。
なので、初心者にも参加しやすいというトライアルクラスの趣旨には合ってきます。
ただマシンの改造としては、チューン系モーターに合わせたセッティングも必要に。
コース攻略の難易度としては、他のクラスと同じ。
しかしチューン系モーターマシンでのレースということで、初心者にも参加しやすいのは間違いありません。
JC2023の注目セクションとは
これまでのセクションへの対策は必須
ジャパンカップ2023のコースレイアウトとしては、「これまでのセクション+新セクション」というレイアウトになっています。
「アイガーEVO.上り」「アイガーステップ下り」「バニーホップ」「ローリングフォール」などはこれまでと同じ。
なので各セクションへの対策方法としては、これまでと同様の対策が必要になってきます。
しかしミニ四駆のむずかしさは、レイアウトによって同じセクションでも攻略法が変わってくる部分。
各セクションに侵入する時の、速度域やマシンの挙動が変わることでむずかしさも変わってきます。
今回でいえば、「スロープ→バニーホップ→ローリングフォール」や「NEW ERA ターン→アイガーステップ下り」など。
特に速度の上がってくる2週目以降では、しっかりとした対策が必要になってきそうです。
「未知のLC」と「角度の変わるバンク」
ジャパンカップ2023には、「カルーセルチェンジャー」などの新セクションが追加されているのも楽しみのひとつになってきます。
発表直後ではまだ情報のない、「カルーセルチェンジャー」。
そして会場ごとに変わる「アメイジングバンク」も、セッティングに影響してくる部分です。
バンクの角度というのは、マシンのセッティングに大きく影響してきます。
アイガーEVO.上りなどで効かせるブレーキも、バンクでの減速は避けたい。
そのためには、バンクの角度に合わせたブレーキセッティングが必要になってきます。
しかし、会場ごとに角度も変わるバンク。
バンクの角度によっては、ブレーキによってバンクで止まってしまう可能性もあるのがむずかしい部分になってきそうです。
JC2023に向けて必要となりそうな対策
マシンのベースはこれまでと同じ?
コースレイアウトの半分はこれまでと同じセクションという部分から、これまでのマシンセッティングが参考になる部分はありそうです。
まず対策が必須になってくるのは、アイガーEVO.上り。
スプリングなどのように、アイガー上りで飛びすぎないように調整する必要があります。
さらにアイガーの下りでは、これまで以上に真っ直ぐマシンを飛ばすことが大切に。
ただむずかしいのが、セクションは同じでもレイアウトが違うこと。
なので各セクション侵入時のマシンの挙動も、これまでの公式大会とは変わってきます。
これまでの公式大会同様、どんなコース状況でも再現性のあるマシンの精度が必要になってきそうです。
ロゴに描かれているのが、カルーセルチェンジャー?
コースの対策としては、未発表の「カルーセルチェンジャー」によっても変わってきそうです。
2023年5月の時点では、詳細はまだ未発表となっているカルーセルチェンジャー。
タミヤの公式サイトでは、カルーセルチェンジャーに関係するのが「回転木馬」と紹介されています。
気になるのが、公式ロゴの「AMAZING」の部分。
そこに描かれているコースの形状のようなものが、カルーセルチェンジャーに関係してきそうです。
LCなのは間違いないことからも、立体的なセクションになってくるはず。
1週回ってからのLCになるのか、ジャンプ系のLCになるのか。
カルーセルチェンジャーの仕様によって、マシンの挙動やスラスト角も重要になってきそうです。
ベテランも初心者も楽しめる、ジャパンカップに
2023年のミニ四駆ジャパンカップも、対策必須のコースになってきそうです。
- 「スロープ上り」からの「バニーホップ」(特に2週目以降)
- 「バニーホップ」でジャンプ後の「ローリングフォール」
- 「NEW ERA ターン」直後の「アイガーステップ下り」
そして会場によって変わる「アメイジングバンク」と、現時点では未発表の「カルーセルチェンジャー」。
大会の会場によっても、マシンのセッティングは変わってきそうです。
さらにトライアルクラスのレギュレーションが変更されたことで、初心者にも参加しやすい大会に。
チューン系モーターであれば完走確率も上がってきそうなので、初めての公式大会としても楽しめる大会になるはずです。
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