2024年のミニ四駆商品も、数多く発売されました。
新商品や再販商品はもちろん。
フルカウルミニ四駆30周年の記念アイテムも話題となった1年でした。
✅この記事の内容
- 2024年のおすすめ商品
- それぞれの商品の特徴
- 2024年の話題
この記事では、2024年に発売されたミニ四駆商品の中で買ってよかったものを紹介。
これまでミニ四駆をやってきた経験から、この先の改造に使えて今後貴重になる可能性を基準にランキングしています。
2024年に発売されたミニ四駆商品の中で、買ってよかったものはこの5つです。
フルカウルミニ四駆30周年ということもあり、30周年記念商品が多かった2024年。
そして毎年発売される、ジャパンカップモデルの商品も注目となりました。
そして2024年に発売された商品の中で、今回はローフリクション小径ローハイトタイヤについてはランキングから除外しています。
理由としては、ローフリクションタイヤが買ってよかったのは間違いないから。
今回発売となったのは通常品ということで、入手しやすくなった点も含めて今回はランキングに入れていません。
他にも2024年は、会場限定商品も数多く発売されました。
ただしこちらも、入手がイベント会場に限られるので今回はランキング対象外にしています。
2024年に買ってよかった商品については、人それぞれで意見が分かれる部分もあります。
なのであくまでも、振り返りの参考程度にしてもらえればと思っています。
ランキングの最後では、2024年のミニ四駆の話題商品についても触れています。
1位:ハリケーンソニック ポリカボディスペシャル
待望のソニック系のポリカボディ
2024年に発売されたミニ四駆商品の中で、もっとも期待度が高く話題になったのが「ハリケーンソニック ポリカボディスペシャル」です。
2024年は、フルカウルミニ四駆30周年記念として多くの記念商品が発売。
そんな30周年記念商品の中で、発売前から話題になっていたのがハリケーンソニックでした。
これまでハリケーンソニックのポリカボディが発売されたことがなかったため、情報が本当なのかと話題に。
そしてタミヤ公式から発売の情報が解禁されると、さらに大きな話題に。
貴重なポリカボディということもあり、発売前の期待度も高かったです。
マシンのシャーシとしては、ARシャーシ。
フルカウルミニ四駆らしい方軸シャーシはもちろん、付属のスーパーハードタイヤについても話題になった商品でした。
ハリケーンソニック ポリカボディスペシャルについては、こちらの記事で紹介しています。
今の改造をフルカウルミニ四駆で
貴重なハリケーンソニックのポリカボディですが、しっかりと実用性もあります。
言うまでもなく、ボディの造形はしっかりとハリケーンソニック。
ハリケーンソニックの特徴なのが、フロント部分のウイングになってきます。
そんなフロントウイング部分は別パーツとなっていて、両面テープでの取り付けという意外性もあった商品でした。
そして発売当時話題になっていたのが、付属のスーパーハードタイヤです。
従来のスーパーハードタイヤに比べ、タイヤの硬さがあるのではと話題に。
当時はまだ黒のローフリクションタイヤの発売が発表されたばかりだったこともあり、いろいろな情報が錯綜していました。
実際に付属のタイヤを手にとってみても、これまでのスーパーハードタイヤとの違いを感じる部分も。
ローフリクションタイヤとまではいきませんが、これまでより硬さのあるスーパーハードタイヤになっていました。
ハリケーンソニックのポリカボディは、今のミニ四駆としての改造も可能。
フロント提灯に合わせた改造もできるので、今のミニ四駆マシンとしてフルカウルミニ四駆を使うことができます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ハリケーンソニック ポリカボディスペシャル
ハリケーンソニックの改造については、こちらの記事で紹介しています。
2位:サイクロンマグナム ポリカボディスペシャル
ソニックの次はマグナムなのではと話題に
ハリケーンソニックの発売に続いて発表されたのが、「サイクロンマグナム ポリカボディスペシャル」でした。
サイクロンマグナムのポリカボディは、過去にも発売されていました。
フルカウル25周年記念の時のサイクロンマグナム メモリアル。
そしてそれに続いて、GUPのポリカボディも発売されていたことも。
そんな背景もあり、ハリケーンソニックが発売されたのであればサイクロンマグナムもあるのではと話題に。
そして2024年10月に、ARシャーシとしてサイクロンマグナムも発売されました。
ポリカボディの作りに大きな変化はありませんでしたが、採用シャーシが変更。
25周年の時はスーパーTZ-Xシャーシでしたが、30周年記念はARシャーシとして登場しました。
サイクロンマグナム ポリカボディスペシャルについては、こちらの記事で紹介しています。
令和にマグナムとソニックを並べられる
フルカウルミニ四駆30周年で発売されたサイクロンマグナムも、今のミニ四駆として使えるマシンキットになっています。
ハリケーンソニックの発売後だったこともあり、そこまでの意外性はなかったのが正直な部分。
ポリカボディの作りも、以前発売されていたポリカボディと同形。
実際にポリカボディの印字も、過去に発売されたものと同じでした。
ただそれでも、フルカウルミニ四駆の中でも人気のマシンなのは間違いなし。
ハリケーンソニックよりもコンパクトなボディということもあり、提灯と合わせた時も使いやすくなっています。
ミニ四駆第2次ブームのレッツ&ゴー世代としては、マグナムとソニックは外せないマシン。
2024年になって、2台のポリカボディマシンを並べられるというだけでも満足感は高かったです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 サイクロンマグナム ポリカボディスペシャル
サイクロンマグナムの改造については、こちらの記事で紹介しています。
3位:HG カーボンリヤステー(3mm)
貴重な3mmカーボンの再販
2024年発売のGUPの中でも、話題になっていたのが「HG カーボンリヤステー(3mm)」でした。
通常の1.5mmカーボンに比べて、3mm厚のカーボンは貴重なパーツ。
2倍の厚みがあることで強度が増し、フロントバンパーとしても使いやすいのが特徴になっています。
中でも、2024年に再販された2種類の3mmカーボンは特に貴重。
カーボンリヤワイドステーは、2015年に初回発売。
さらにカーボンリヤステーは2016年に発売された商品ということで、手にいれるのがむずかしいパーツでした。
そんな貴重な3mmカーボンが、約7,8年ぶりに発売。
特に今のミニ四駆の改造としては、HG カーボンリヤステー(3mm)の方が重宝されるパーツになっています。
段下げスラダンに使いやすい
カーボンリヤステーの方が発売を待望されていたのは、スライドダンパーに合わせやすいカーボンステーだったからです。
現代ミニ四駆の多くは、スライドダンパーを搭載。
少し前までは、公式大会などの5レーンコースでしか見かけなかったスライドダンパーマシン。
しかし今では、3レーンコースでもコースレイアウトに合わせてスライドダンパーが使われることも多くなっています。
そんなスライドダンパーのローラーの高さを下げるために使いやすいのが、カーボンリヤステー。
既存のビス穴とスライドダンパーが合わせやすいことから、再販前からも多く使われていました。
ただでさえ貴重だったのが、3mmのカーボンリヤステー。
さらに今のミニ四駆にも使いやすいカーボンステーとなれば、2024年発売のGUPの中でも上位になるのは間違いありません。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG カーボンリヤステー (3mm)
段下げスラダンについては、こちらの記事で紹介しています。
4位:イグニシオン ジャパンカップ 2024
2024年のジャパンカップモデルは「イグニシオン」
2024年のマシンキットとしては、毎年恒例の「ジャパンカップモデル」も欠かせません。
ミニ四駆ジャパンカップの開催と同時に発表されるのが、その年のジャパンカップモデルのマシンキット。
マシンのベースはすでに発売されたマシンながらも、マシンカラーや構成パーツが大きく変化しているのが大きな特徴になっています。
2024年のジャパンカップモデルマシンは、イグニシオン。
実車系マシンとして発売されたイグニシオンが、ホワイトボディで登場しました。
毎年発売されるジャパンカップモデルは、コレクション性はもちろん。
付属のパーツも優秀なキットなので、実際に走らせるマシンとしても使いやすいマシンキットになっています。
改造効率が良いのは大きなメリット
ジャパンカップモデルマシンの魅力になってくるのが、優秀なマシンの構成パーツになります。
イグニシオン ジャパンカップモデル2024の特徴的なパーツがこちら。
- パールホワイトのボディ
- イエローグリーンのMAシャーシ
- 蛍光イエローのAパーツ
- ホワイトレター入りのスーパーハードタイヤ
- 蛍光イエローのフィンホイール
通常のイグニシオンのイメージとは違った、ホワイトのボディ。
さらにイエローグリーンのMAシャーシなどは、とても貴重なパーツも多くなっています。
ジャパンカップモデルと通常キットの違いは、マシンの実用性。
通常キットの場合は、マシンの構成パーツも一般的。
なので本格的な改造をしようとした場合、かなりパーツを入れ替える必要が出てきます。
しかしジャパンカップモデルの場合は、実用的なパーツが多いのが特徴。
特にスーパーハードタイヤは使い勝手も良いので、そのままでも使えるタイヤになっています。
もちろん、立体コースを走る上ではブレーキやマスダンパーも必要に。
しかし最初から優れたパーツ構成になっていることで、改造の効率が良いのもジャパンカップモデルの大きなメリットになります。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定商品 イグニシオン ジャパンカップ 2024
イグニシオン ジャパンカップ2024については、こちらの記事で紹介しています。
5位:HG カーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm) J-CUP2024
2年ぶりのカーボンリヤマルチ
イグニシオンと同じく、ジャパンカップ2024年モデルとして発売されたGUPが「カーボンマルチワイドリヤステー」です。
マシンキットと同じく、毎年発売されるジャパンカップモデルのGUP。
ステーの形状は変わりませんが、ロゴのデザインやカラーが毎年違うのが印象的な商品です。
そんな中、2023年はカーボンマルチワイドリヤステーの発売がありませんでした。
なのでカーボンマルチワイドリヤステーが発売されるのは、2022年のジャパンカップモデル以来。
今ではカーボンステーの中でも、リヤブレーキステーの方が使い勝手が良くて多く使われています。
ただそんな中でも、カーボンマルチワイドリヤステーだからこそ使いやすい改造も。
特に簡易的なフロント提灯については、カーボンマルチワイドリヤステーの方が使いやすいです。
カーボンマルチワイドリヤステーは2年ぶりの発売ということもあり、手元の在庫が少なくなった時にありがたい商品でした。
フロント提灯の作り方については、こちらの記事で紹介しています。
ビス穴の多さを活かす改造も可能
2年ぶりの発売となったカーボンマルチワイドリヤステーも、改造によっては必要なパーツになってきます。
大まかな形としては、FRPとして発売されているリヤマルチワイドステーと同じです。
カーボンステーの場合の違いとしては、ステー中央部分。
FRPのリヤマルチと比較した場合、幅が広くなってビス穴の数が多くなっています。
このビス穴の数については、使う人によっても意見が分かれる部分。
使い勝手が良いという人もいれば、強度面で使いづらいという人も。
実際ぼくの場合は、2024年のジャパンカップマシンでカーボンマルチワイドリヤステーを使用。
壁ブレーキを取り付ける際に、カーボンマルチワイドリヤステーのビス穴を活かして取り付けていました。
ジャパンカップモデルのカーボンマルチワイドリヤステーは、その年ごとのロゴデザインが特徴的。
形状部分では意見が分かれることもありますが、使い勝手の良さは変わらないので毎年発売してくれると助かる商品のひとつです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定商品 HG カーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm) J-CUP 2024
ジャパンカップ2024マシンについては、こちらの記事で紹介しています。
2024年の話題商品
フルカウルミニ四駆30周年
2024年のミニ四駆界隈で大きな目玉となったのが、フルカウルミニ四駆30周年でした。
ミニ四駆第2次ブームの火付け役ともなったのが、フルカウルミニ四駆。
2024年は登場から30周年ということで、フルカウルミニ四駆30周年にちなんだ記念アイテムの発売や限定イベントが開催されました。
特に話題性が大きかったのが、フルカウルミニ四駆30周年の限定商品。
特別なロゴがプリントされた限定GUPも、魅力的な商品でした。
2024年に発売されたフルカウルミニ四駆30周年記念アイテム
30周年の限定商品ということもあり、手に入るとしたら発売間もない今がタイミング。
時間が経つにつれ、手に入れる難易度が上がってくるのは間違いありません。
フルカウルミニ四駆30周年記念アイテムは、数多くの商品が発売されています。
もし手元に無いものがあった場合、今が手にいれるチャンスになってきます。
再販キットの再販
2024年には、再販商品の追加生産もされていました。
2023年は、過去に人気だったマシンキットが数多く再販されました。
しかし種類によっては流通量が少なく、再販でも手に入れることができなかった商品も。
そんな流通が少なかったマシンキットについて、2023年の年末にタミヤ公式からあらためて追加生産が発表に。
2023年に発売しました下記ミニ四駆キット、パーツにつき大変ご好評をいただき、
早期の段階で品切れとなり、ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。
つきましては追加生産を決定いたしました。引用元:タミヤHP
特に初回では入手がむずかしかった再販のマシンキットがこちら。
マンタレイやZMCは、人気のマシンの再販ということもあり話題に。
そしてアドバンスパックについては、そのままでも改造ができる優秀なマシンキットとして重宝されている商品になります。
追加生産されたといっても、限定商品に変わりはありません。
次に再販が来るかはわからないからこそ、手に入れておくべき商品になっています。
各マシンキットについては、こちらの記事で紹介しています。
2024年に買ってよかったミニ四駆商品 まとめ
2024年に発売されたミニ四駆商品の中で、買ってよかった商品はこの5種類。
マグナムとソニックの人気マシンのポリカボディキットは間違いなし。
さらに毎年話題のジャパンカップモデルのマシンやGUPも、実用的なものが多かったです。
2024年は、通常カーボンのリヤブレーキステーの発売がありませんでした。
市場では貴重性も増してきているため、2025年は需要の多いリヤブレーキステーの発売にも期待したいです。
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