初心者向けなレギュレーションで話題なのが、「GTアドバンス」。
使えるモーターやベアリング類も制限されているので、ミニ四駆を始めやすいのも特徴になっています。
さらにスターターパックからマシン作りを始めることで、手軽にGTアドバンスマシンを作ることができておすすめです。
✅この記事の内容
- スターターパックがおすすめな理由
- 追加した方が良いGUP
- さらに追加がおすすめなGUP
この記事では、MAシャーシのGTアドバンスマシンについて。
スターターパックをベースに改造したマシンを紹介します。
今回のGTアドバンスマシンは、スターターパックをベースにセッティングしたマシンになっています。
今回のマシンのマシン+GUP代
- スターターパック MA(2420円)
- ライトダッシュモーターPRO(506円)
- FRPリヤブレーキステーセット(418円)×2
- スーパーX FRPマルチプレート(220円)
- 2段低摩擦プラローラー 13mm-13mm(242円)
- 2段低摩擦プラローラー 19mm-19mm(308円)
- 72mm中空ステンレスシャフト(198円)
- MAシャーシ サイドマスダンパーセット(682円)
- ハイマウントチューブスタビセット(220円)
- タミヤスプレーTS-30 シルバーリーフ(770円)
※すべて税込価格
スターターパックをベースにGUPを追加していき、マシン全体としては約6000円で改造することができています。
主に改造としては、スターターパックでは物足りない部分を補強。
ブレーキ調整のしづらさや、足りない制振性を補うようにパーツを追加しています。
さらにマシンの速度を上げるために、モーターをライトダッシュモーターPROに。
速度を上げたマシンでもLCなどを安定してクリアできるように、2段の低摩擦プラローラーに変更もしています。
ボディについてもスプレー塗装をしていますが、塗装が必要ない場合はもっと安く改造が可能。
かんたんにGTアドバンスマシンの改造ができるので、スターターパックから始めるのもおすすめです。
スターターパックがおすすめな理由
GTアドバンスの条件にピッタリ
GTアドバンスマシンを作る時、スターターパックから始めることで効率的にマシンを作ることができます。
GTアドバンスのレギュレーションは、ミニ四駆を始めやすいように考えられています。
同じ無加工が基本のB-MAXGPとの違いとして、使えるモーターやベアリング類の制限が。
そして「GT」という由来の通り、使えるボディも限られてきます。
そんなGTアドバンスの条件を満たしているキットが、スターターパックになっています。
アドバンスパックを含めると、スターターパックとしては4種類。
その中でもMAのブラストアローとFM-Aのラウディーブルであれば、説明書通りの組み立てでGTアドバンスマシンを作ることができます。
スターターパックからGTアドバンスマシンを始めることで、マシンキットやGUPをいちから揃えるよりも効率的に改造を進めていくことができます。
GTアドバンスのレギュレーションについては、こちらの記事で紹介しています。
物足りない部分にGUPを追加
スターターパックをベースにマシンに足りない部分を補っていくことで、GTアドバンスマシンを完成させていくことができます。
スターターパックといっても、あくまでもミニ四駆を始めるキットとしておすすめなマシン。
現代のミニ四駆コースに必要な、FRPプレートやマスダンパー。
ブレーキステーやモーターも付属していることで、一般的なコースであれば完走することができます。
しかし少し複雑なコースとなると、完走がむずかしい場合も。
さらにマシンの速度を上げようと思った場合、チューン系モーターでは物足りなくなってきます。
そんなマシンをコースで走らせながら、足りない部分を自分でGUPで補っていくのもGTアドバンスマシンを作る上では必要になってくる部分です。
スターターパックについては、こちらの記事で紹介しています。
追加した方が良いGUP
前後のブレーキを変更
スターターパックをコースで走らせる上で、ブレーキの変更はおすすめになってきます。
スターターパックに付属のブレーキについては、キットによっても変わります。
MA,AR,FM-Aのスターターパックに共通しているのは、リヤにブレーキセットを取り付け。
さらにMAシャーシであれば、フロントにはフロントアンダーガードも付属しています。
これらのGUPがあれば、ある程度のブレーキ調整は可能。
しかし説明書通りの取り付けでは、セッティングのしづらさや限界もあります。
コースやマシンの速度によっては、使いづらさも。
そんな時にブレーキとしておすすめなのが、「FRPリヤブレーキステー」。
GUPの中でも後発品なのもあり、ブレーキステーとしての使いやすさは間違いありません。
幅広く調整もできるので、スターターパックのブレーキに悩んだ場合は交換がおすすめ。
今回のGTアドバンスマシンも、前後をリヤブレーキステーに付け替えています。
特にMAシャーシのフロントは、そのままの取り付けでバンクスルーも可能なのでおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.518 GP.518 FRP リヤブレーキステーセット 15518
ブレーキやバンクスルーについては、こちらの記事で紹介しています。
マスダンパーで制振性を
マシンの制振性という部分では、マスダンパーの追加も必要になってきます。
現代コースは、DBやスロープなどのアップダウンの激しい立体コース。
マシンがジャンプを繰り返すコースでは、ジャンプ後の着地で跳ねないことが必須になってきます。
各種スターターパックでは、そんなコースに合わせてマスダンパーもセットに。
取り付け位置や種類はマシンによって変わりますが、取り付ける目的としては同じです。
GUPとして単体で買い揃えるよりも、コスパが良いのも間違いありません。
しかしどのキットも、付属のマスダンパーは左右1セットずつだけ。
これでも多少の制振性はありますが、実際のコースでは物足りないのが現状。
そんなマシンの安定性を増す意味でも、マスダンパーの追加はおすすめになってきます。
追加するマスダンパーは、取り付け位置や各種パーツとの干渉によっても変わってくる部分。
しかし改造に合わせて、マスダンパーの取り付け位置もできるだけ低くすることでマシンの安定性は大きく変わってきます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.490 GP.490 MAシャーシ サイドマスダンパーセット 15490
マスダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。
さらに追加がおすすめなGUP
モーター交換で速度を上げる
マシンの速度を上げる場合に必要となるのが、モーターの交換になってきます。
ミニ四駆の場合、マシンの速度に大きく影響してくるのは「モーター」と「電池」。
特にGTアドバンスではベアリング類が使えないのもあり、マシンの速度上げる場合の選択肢は限られてきます。
GTアドバンスのレギュレーションで使用可能なモーターは、ライトダッシュモーターまで。
MAやAR,FM-Aのスターターパックに付属のモーターは、トルクチューンなどのチューンモーター。
なのでライトダッシュモーターに交換することで、もう1段階マシンの速度を上げることができます。
モーターの性能やコースレイアウトによっては、ライトダッシュよりもチューン系モーターの方が優れている場合もあります。
しかしコースでのマシン速度に物足りなさを感じた場合、モーターを1段階上げるのがおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ No.455 ライトダッシュモーター 15455
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.402 GP.402 ライトダッシュモーターPRO 15402
モーターの種類については、こちらの記事で紹介しています。
2段プラローラーでLC対策
GTアドバンスマシンの場合、プラローラーを2段に替えることでマシンの安定性も変わってきます。
ミニ四駆のローラーの種類としては、プラローラー以外にもプラリング付きのベアリングローラーやゴムリング付きベアリングローラーがあります。
コースへの食いつきやマシンの安定性の部分では、プラローラーよりベアリングローラーやゴムリング付きの方が優れています。
しかしGTアドバンスで使用可能なローラーは、プラローラーだけ。
コースでの安定性としては劣ってくるプラローラーで、マシン速度を上げながら改造していく必要があります。
そんな中でおすすめのローラーが、「13mm2段プラローラー」や「19mm2段プラローラー」。
マシン速度を上げながらLCなどを安定させる上では、2段のプラローラーは有効です。
ベアリングローラーに比べて、ローラーとしての耐久性では物足りない部分もあります。
しかし安く購入できるGUPではあるので、LCを安定させるローラーとしてはおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.529 2段低摩擦プラローラー (13-13mm) ブラック 15529
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.532 GP.532 2段低摩擦プラローラー 19-19mm ブルー
プラローラーについては、こちらの記事で紹介しています。
スターターパックで始めるGTアドバンス
今回のGTアドバンスマシンは、スターターパックをベースにセッティングしたマシンです。
今回のマシンのマシン+GUP代
- スターターパック MA(2420円)
- ライトダッシュモーターPRO(506円)
- FRPリヤブレーキステーセット(418円)×2
- スーパーX FRPマルチプレート(220円)
- 2段低摩擦プラローラー 13mm-13mm(242円)
- 2段低摩擦プラローラー 19mm-19mm(308円)
- 72mm中空ステンレスシャフト(198円)
- MAシャーシ サイドマスダンパーセット(682円)
- ハイマウントチューブスタビセット(220円)
- タミヤスプレーTS-30 シルバーリーフ(770円)
※すべて税込価格
スターターパックをベースにGUPを追加していき、マシン全体としては約6000円で改造することができています。
主に改造としては、スターターパックでは物足りない部分を補強しています。
ブレーキ調整のしづらさや、足りない制振性を補うようにパーツを追加。
さらにマシンの速度を上げるために、モーターをライトダッシュモーターPRO。
速度を上げたマシンでもLCなどを安定してクリアできるように、2段の低摩擦プラローラーも追加しています。
ボディについてもスプレー塗装をしていますが、塗装が必要ない場合はもっと安く改造が可能。
かんたんにGTアドバンスマシンの改造ができるので、スターターパックから始めるのもおすすめです。
スプレー塗装については、こちらの記事で紹介しています。
コメント
フロントのFRPリヤブレーキステーセットの上にARシャーシFRPリヤワイドステーもありませんか?。
コメント、ありがとうございます。
フロントバンパーとして、スターターパックに付属していたARのリヤワイドステーも使ってます。
リヤはFRPリヤブレーキステーセットの上にバンパーとして、何を使っているんですか?
リヤは、FRPリヤブレーキステーの上にマスダンパーを取り付けています。
バンパーについてはそのまま、ローラーを取り付けているだけの状態です。
あ、気になったんですけれど電池はなにを使っていますか?
ちなみに僕はパワーチャンプRXです
電池は充電式のネオチャンプです。
長く使い続ける部分では、充電池の方が使いやすくておすすめですね。
ネオチャンプの充電は何回走らせたらしてますか。(充電と放電)
ネオチャンプをコースで使う時は、垂れてきた(遅くなった)なぁと思ったら充電してます。
なのでコースでは、「走らせる→充電→走らせる」の繰り返し。
家に帰ってから、放電もして電池のコンディションを整えてますね。
参考にします。
いちいちすいません。
このマシンのJCJCコースのタイムを測って教えてほしいです。
それか、ビックカメラコジマの店舗(店舗名を添えて)に行ってタイムを測ってほしいです
マシンのタイムについては、モーターや電池の影響もあるのであまり参考にならないかもしれないです…
とりあえず公式大会への参加もあるので、時間ができたらコースで走らせて共有したいと思います。