ミニ四駆のシャーシの中でも、初心者にもおすすめと言われているのが「FM-Aシャーシ」。
シャーシとしての完成度が高く、無加工が基本のB-MAXGPでも多く使われています。
今回はそんなFM-Aシャーシの、B-MAXマシンを作成。
使うボディも、FM-Aシャーシ用にと加工して使用しています。
✅この記事の内容
- フロント周りのセッティング
- リヤ周りのセッティング
- タイヤとFM-A用のボディ
この記事では、FM-AシャーシのB-MAXマシンについて。
マシンセッティングと、ボディの加工についても紹介します。
今回のFM-Aシャーシマシンの特徴はこちら。
- フロントマスダンパー
- リヤに2段プラローラー
- 肉抜きボディをFM-A用に加工
FM-Aシャーシの特徴でもあるフロントモーターを考え、フロントにマスダンパーを。
「FRPサブプレート」で取り付けることで、よりタイヤに近い位置に取り付けています。
またリヤに「2段低摩擦プラローラー」を使うことで、LCでの安定性をアップ。
取り付けに「520ベアリング」を使うことで、プラローラーでも回転性良く使うことができます。
ボディは「デュアルリッジJr.」のボディを、FM-Aシャーシ用にトリミング。
肉抜き加工と合わせて、B-MAXGPのレギュレーション内での改造に収まっています。
B-MAXGPのレギュレーションについては、こちらの記事で紹介しています。
フロント周りのセッティング
フルカウルバンパーに9-8mmローラー
フロントには、「フルカウル用カーボン」と「9-8mmの2段アルミローラー」を使用しています。
フロントバンパー用として、フルカウル用カーボンを取り付け。
カーボンプレートにすることで、バンパーとしての強度を増しています。
そして使用するローラーは、9-8mmの2段アルミローラー。
ローラー径としては小さいですが、フロントタイヤに近い位置に取り付けることができます。
基本的なスタビとしては、ボールスタビキャップを使用。
セッティングの選択肢としては、830ベアリングの使用なども考えています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定 HG カーボンフロントステー 1.5mm フルカウルミニ四駆タイプ J-CUP 2022 95153 ブルーグリーン
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.403 GP.403 2段アルミローラーセット 9-8mm 15403
ローラー位置や830ベアリングについては、こちらの記事で紹介しています。
フロントモーターに必要な制振性
今回FM-AシャーシのB-MAXマシンには、フロントにもマスダンパーを取り付けています。
FM-Aシャーシのモーター位置は、シャーシのフロント部分。
重量のあるモーターがフロント側にあることで重心も前寄りになり、ジャンプ後の着地でも跳ねやすくなっています。
そんなFM-Aシャーシの制振性を考え、フロントにもマスダンパーを取り付け。
今回はDK CHANNELの動画を参考にFRPサブプレートセットを使って、バンパーとタイヤの間にマスダンパーを。
スリムマスダンパーのショートを、マスダンパーとして取り付けています。
あとは残ったビス穴を利用して、FRPマルチワイドステーをフロントブレーキ用として使用しています。
商品リンク:タミヤ グレードアップ No.372 GP.372 FRP サブプレートセット 15372
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ No.501 スリムマスダンパーセット 15501
商品リンク:タミヤ グレードアップ No.394 GP.394 FRPマルチワイドステー 15394
リヤ周りのセッティング
リヤブレーキを元にバンパー取り付け
リヤバンパーは、「FRPリヤブレーキステー」を元に取り付けて使用しています。
今回リヤバンパーのベースとなるのは、FRPリヤブレーキステー。
FM-Aシャーシ付属のリヤステーは使わずに、リヤバンパーを取り付けています。
まず引っかかり防止ステーとして、スーパーX用のFRPを使用。
リヤブレーキステーの下側に取り付け、ローラーの引っかかりを防ぐようにしています。
さらにリヤブレーキステーを座グリ加工して、マスダンパーも取り付け。
フロントに使用したスリムマスダンパーのロングを、リヤ用として使っています。
引っかかり防止については、こちらの記事で紹介しています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.518 GP.518 FRP リヤブレーキステーセット 15518
商品リンク:タミヤ グレードアップ No.242 GP.242 スーパーXシャーシ・FRPマルチプレート 15242
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ No.501 スリムマスダンパーセット 15501
LC用に2種類の13mmローラー
リヤローラーには、13mm径の「アルミ」と「プラ」のローラーを使用しています。
リヤバンパーにも、「フルカウル用カーボン」を使用。
13mm径のローラーを取り付けるため、フルカウル用にすることでローラー位置を19mmより後ろ目にすることができます。
そしてローラーには、アルミとプラの2種類のローラーを取り付け。
下段ローラーには、「テーパーの13mmアルミベアリングローラー」を。
そして上段のローラーとして、「2段低摩擦プラローラー」を使用しています。
リヤローラーの意図としては、LCでの安定性のため。
下段ローラーは、コースへの食いつきが良く引っかかりもしづらいテーパー状のアルミ製ローラー。
上段ローラーは2段にすることで、LCでのローラーの当たりやすさを意識しています。
2段プラローラーの中には、520ベアリングを使用。
プラローラーなので耐久面の心配はありますが、520ベアリングで取り付けることで回転性は良くなっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG 13mm オールアルミアベアリングローラー テーパータイプ 95497
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.529 2段低摩擦プラローラー (13-13mm) ブラック 15529
ローラーの種類やLC対策については、こちらの記事で紹介しています。
タイヤとFM-A用のボディ
24mmハードとマルーン
B-MAXGPマシンのタイヤは、24mm径のタイヤを前後に取り付けています。
フロントタイヤには、「スーパーハードタイヤ」。
リヤタイヤとして、「ローフリクションタイヤ」を使用しています。
FM-Aシャーシの場合、よりパワーが効いているのがフロントタイヤ。
なのでフロントをグリップのあるスーパーハードタイヤにすることで、加速面などでのメリットを狙っています。
今回使用したのは、GUPの小径タイヤ。
これを使うことで、B-MAXGPのような無加工マシンでも24mm径の小径タイヤを使うことができます。
サイドにはマスダンパーとしては、「ARシャーシ用マスダンパー」を取り付けています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 スーパーハード小径ナロータイヤ(24mm) & カーボン強化3本スポークホイール 95635
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ローフリクション小径ロータイヤ (24mm) & 3本スポークホイール 95634
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.459 GP.459 ARシャーシ サイドマスダンパーセット 15459
おすすめのタイヤについては、こちらの記事で紹介しています。
デュアルリッジJr.をFM-A用に
今回のマシンのボディは、デュアルリッジJr.のボディをFM-A用に加工しています。
B-MAXGPの基本的なルールとして、だいたいの加工は禁止。
しかしボディに関しては、最低限の範囲でシャーシに合わせた加工や肉抜きが可能になっています。
今回はそのレギュレーションに合わせて、デュアルリッジJr.のボディをFM-Aシャーシ用に。
シャーシとの干渉部分を、ちょっとだけ加工。
ボディのキャノピー部分も肉抜きをして、マットブラックで全体をスプレー塗装しています。
B-MAXのFM-Aシャーシ用として多く使われているのが、「デュアルリッジJr.」のボディ。
DKサーキットから発売されている「カットラインステッカー」を使うことで、かんたんにFM-A用にトリミングすることができるのでおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 18096 デュアルリッジJr VZシャーシ
商品リンク:タミヤ スプレー No.06 TS-6 マットブラック 85006
商品リンク:デュアルリッチjr.FM-A搭載カットラインステッカー
ボディの肉抜きやスプレー塗装については、こちらの記事で紹介しています。
B-MAXGP用のFM-Aマシン
今回のFM-Aシャーシマシンの特徴はこちら。
- フロントマスダンパー
- リヤに2段プラローラー
- 肉抜きボディをFM-A用に加工
FM-Aシャーシの特徴でもあるフロントモーターを考え、フロントにマスダンパーを取り付け。
FRPサブプレートで取り付けることで、よりタイヤに近い位置にすることができます。
またリヤに「テーパーアルミローラー」と2段低摩擦プラローラーを使うことで、コースへの引っかかりとLCでの安定性をアップ。
520ベアリングを使うことで、プラローラーでも回転性良くなっています。
ボディはデュアルリッジJr.のボディを、FM-Aシャーシ用にトリミング。
肉抜き加工と合わせて、B-MAXGPのレギュレーション内での改造に収まっています。
B-MAXGPのレギュレーションについては、こちらの記事で紹介しています。
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