ミニ四駆は組み立てや改造をしたからこそ、コースで走らせたくなります。
今はミニ四駆専門店だけでなく、家電量販店にもコースが設置されているので走らせやすい環境。
しかしコースで走らせる上では、最低限のルールやマナーも必要に。
マシンの改造だけでなく、利用する上での注意点も知ったおく必要があります。
✅この記事の内容
- マシンの改造について
- ミニ四駆コースでのマナー
- お店や他の人に迷惑をかけないため
この記事では、ミニ四駆を走らせる時のルールやマナーについて。
マシンの改造はもちろん、コースを利用する上での注意点についても解説します。
ミニ四駆をコースで走らせる時には、お店や他の人に迷惑をかけないような行動が必要になってきます。
マシンの改造をルール以内に収めるのはもちろん、コースを傷つけないような改造も必須。
ビスやシャフトの飛び出しは、コースや他の人を傷つけてしまう可能性があります。
またコースで走らせる時には、周囲への配慮も必要。
順番待ちやお礼などの声かけ、充電器などの使用もお店などのルールに従った利用が大前提となってきます。
特にコースアウトしたマシンを拾いに行く時などは、コースを踏んでしまわないように急いで取りに行こうとしないことも大切。
家電量販店などであれば、小さな子どもも多いです。
そんな小さい子どもたちの見本となる意味でも、大人がしっかりとルールを守って楽しむことが大切になってきます。
マシンの改造について
基準はタミヤのレギュレーション
ミニ四駆の改造は、タミヤ公式のレギュレーション(ルール)が絶対になってきます。
ミニ四駆の改造やセッティングには、ルールが決まっています。
その基準のひとつになってくるのが、タミヤ公式のレギュレーション。
店舗大会などであれば、大会によっても多少レギュレーションが変わってくる部分もあります。
素組みマシンが基本のB-MAXでも変わってきます。
しかし基準となるのは、タミヤ公式のレギュレーション。
マシンの全長や幅、改造に使えるパーツなど。
決められたルール内でマシンを改造していく必要があります。
B-MAXレギュレーションについては、こちらの記事で紹介しています。
コースや人を傷つけない改造
ミニ四駆での改造では、コースや人を傷つけない改造も必要になってきます。
ミニ四駆の改造は、レギュレーション以内に収まっていればいいだけではありません。
コースや他人を傷つけてしまうような改造もNG。
たとえば、マシン裏側のビス。
普通のビスをそのまま取り付けてしまうと、スロープやバンクなどでコースに接触してしまいます。
これが原因でコースを傷つけてしまうので、座グリ加工をして皿ビスを使うなどの対策は必須に。
また、FRPやカーボンなどのプレートからはみ出したビス。
ホイールから飛び出しているシャフトなども、危ないので対策が必須。
マシンキャッチの時などにケガをする可能性もあるので、ゴム管などを使って隠す必要があります。
コースや他人を傷つけないというのは、ミニ四駆を改造する上でのマナーにもなってきます。
ゴム管の使い方については、こちらの記事で紹介しています。
ミニ四駆コースでのマナー
コースを走らせる時のルール
ミニ四駆をお店のコースなどで走らせる場合、走らせる時のルールも必要になってきます。
コースやお店によっても多少の違いはありますが、ほとんどのコースで共通認識となっているルールもあります。
- マシンが3周(5周)したら次の人と交代
- マシンがコースアウトしたら交代
- コースアウトしても、慌てて拾いに行かない
もちろん他に走らせている人がいない場合は、迷惑にならない程度に走らせ続けることは可能。
しかし他のマシンが待っている場合、すみやかに交代する必要があります。
そしてコースを走らせる上で大切になってくるのが、コースアウトした時に慌ててマシンを取りに行かないこと。
急いで取りに行こうとすると、コースを踏んで破損してしまう可能性もあります。
ミニ四駆は、コースアウトさせずに走らせるのはむずかしいです。
だからこそ、コースアウトしても慌ててマシンを取りに行く必要もありません。
コースで走らせるのは自分だけではない
お店のコースを利用する上では、他の人に迷惑をかけないような行動も必要になってきます。
お店のコースを利用する場合、走らせているのは自分以外もいるはず。
同じミニ四駆をやる人同士だからこそ、最低限のマナーも必要になってきます。
- マシンを拾ってもらったらお礼を言う
- 他人のマシンを勝手に触らない
- コースを破損したらちゃんと報告する
コースアウトしたマシンを拾ってもらった場合のお礼や、他人のマシンを勝手に触ったりしないなどは最低限のマナー。
逆に、自分が他の人のマシンを拾ってあげる場合もあります。
そんな時は、無理してマシンを掴もうとしない方がいい場合も。
走っている状態のマシンを無理して掴むと、タイヤがロックするなどしてモーターなどにも良くありません。
拾ってあげるという親切心は大切ですが、無理してまで手を出すのは逆に迷惑になってしまうこともあるので注意が必要です。
お店や他の人に迷惑をかけないため
電源を使う上でのマナー
ミニ四駆には欠かせない、充電器などの使用もお店などのルールに従って使う必要があります。
ミニ四駆をコースで走らせる上では、電池の充電なども必要になってきます。
充電器を使用する場合は、お店などのコンセントを借りることも。
しかしお店のコンセントを利用する場合、使っていいかどうかはしっかりと確認すること。
ミニ四駆サーキット用であれば問題ありませんが、無理に他のコンセントを使うのはマナー違反。
コースを利用させてもらっているからこそ、お店に迷惑をかけないような使い方は大事になってきます。
他にもタミヤの公式大会などでは、充電器類の持ち込みが禁止の会場もあります。
ミニ四駆を競技として楽しむ上では、大会の規則を守った使用も必要。
充電器などの機器類も、ポータブル電源を使うなどしてコースの環境に合った使い方が大切になってきます。
コースで使うのにおすすめの充電器については、こちらの記事で紹介しています。
パーツクリーナーなどの使用に注意
お店のコースを使う場合、お店や他のお客さんに迷惑のかからない利用が絶対になってきます。
ミニ四駆専門店などのコースであれば問題ありませんが、家電量販店のコースの場合は他のお客さんもいます。
なので、そんな他の人に注意を払った行動も大切。
- ゴミの分別やポイ捨て
- リューターなどを使った加工
- パーツクリーナーなどの使用
ミニ四駆をやっていれば当たり前の行動も、他の人からみれば当たり前ではない場合も多いです。
特にリューターなどを使っての加工は、お店側にとっては迷惑な場合も。
またパーツクリーナーの使用についても、お店に確認する必要があります。
そもそもパーツクリーナー自体は、火気厳禁なスプレー缶。
室内で使うには危険な可能性もあり、ミニ四駆を知らない人からすると危険にも見えます。
なので使用できるかどうかは、お店のルールを確認することが大切です。
ミニ四駆をコースで走らせる上では、マシンのメンテナンスとしてパーツクリーナーなども必要になってきます。
しかしユニクリーンオイルやガリウムクリーナーで代用もできるので、お店などで使う場合はこっちの方がおすすめです。
ミニ四駆のクリーナーについては、こちらの記事で紹介しています。
大人レーサーが子ども達の見本に
ミニ四駆をコースで走らせる時には、お店や他の人に迷惑をかけないような行動が必要です。
マシンの改造をルール以内に収めるのはもちろん、コースを傷つけないような改造も。
ビスやシャフトの飛び出しは、コースや他の人を傷つけてしまう可能性があるので対策が必須になります。
またコースで走らせる時には、周囲への配慮も必要。
順番待ちやお礼などの声かけ、充電器などの使用もお店などのルールに従った利用が大前提。
特にコースアウトしたマシンを拾いに行く時などは、コースを踏んでしまわないように急いで取りにいこうとしないことも大切になってきます。
家電量販店などであれば、小さな子どもも多いです。
そんな小さい子どもたちの見本となる意味でも、大人がしっかりとルールを守って楽しむことが大切になってきます。
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