ミニ四駆を始める上で必要なのが、シャーシ(マシン)選び。
それでも今のミニ四駆には、10種類以上のシャーシがあります。
この記事では、いまミニ四駆を始めるのならこのシャーシで間違いないというものを厳選しています。
✅おすすめのシャーシランキング
ぼく自身、ミニ四駆をはじめたばかりの頃は、
結局どのシャーシを使えばいいの?
と悩んだ経験があります。
なのでこの記事では、
「ここで紹介するシャーシなら大丈夫!あとは好みのマシンデザインで選んで!」
という部分まで落とし込んでいます。
さらに記事の中では、シャーシの選び方や初心者向けのシャーシについても紹介しているので参考にしてください。
シャーシ(マシン)の選び方
タイプで選ぶ
オンロード | オフロード | ディスプレイ |
ミニ四駆のシャーシは、遊び方によってもシャーシのタイプが変わってきます。
- コースで遊ぶ→「オンロードタイプ」
- 外で遊ぶ→「オフロードタイプ」
- 観賞用→「ディスプレイタイプ」
この中でもミニ四駆の一般的な遊び方は、マシンをコースで走らせること。
なのでこの記事の中では、特にオンロードタイプのシャーシの中でのおすすめを紹介していきます。
シャーシで選ぶ
リヤモーター | ミッドシップレイアウト | フロントモーター |
リヤモーターシャーシ
シャーシの後方にモーターを取り付けるのが、「リヤモーターシャーシ」になります。
ミニ四駆のスタンダードスタイルともいわれるのが、リヤモーターシャーシ。
昔から、ミニ四駆のシャーシとして使われてきた形になります。
最新のリヤモーターとしては、「VZシャーシ」が代表的。
他にも「AR」や「S2」、「VS」シャーシが今でも使われているシャーシになります。
最新のシャーシほど改造の拡張性が高く、比較的軽いシャーシが多いのも特徴的です。
ミッドシップレイアウトシャーシ
モーターをシャーシの中心部分に取り付けるのが、「ミッドシップレイアウトシャーシ」です。
ミッドシップレイアウトシャーシでは、他のシャーシとは違いダブルシャフトモーターを採用。
ダブルシャフトモーターとは、回転する軸が2つあるモーターのこと。
なので方軸シャーシのようにプロペラシャフトがないので、駆動も安定しやすいのが特徴です。
ミッドシップレイアウトシャーシとしては、「MA」と「MS」の2種類。
特に今のミニ四駆に多い「MSフレキ」については、MSシャーシを加工することで多く使われています。
またMAシャーシは駆動も安定しやすく、初心者にもおすすめなシャーシのひとつになっています。
フロントモーターシャーシ
シャーシの前方、フロント部分にモーターを搭載しているのが「フロントモーターシャーシ」になります。
重量のあるモーターがフロントのため、マシン全体として前寄りの重心。
これによって、車体の姿勢が安定しやすいという特徴があります。
フロントモーターとして最新なのが、「FM-Aシャーシ」。
シャーシの強度や駆動の良さはもちろん、歴代のフロントモーターシャーシに比べて改造のしやすさが大きく改良されています。
マシンの種類としては少ないですが、速さや改造のしやすさでフロントモーターシャーシも人気になっています。
シリーズで選ぶ
ミニ四駆PROシリーズ
初心者向けなマシンが多いのが、「ミニ四駆PROシリーズ」です。
PROシリーズには、「MA」や「MS」などの両軸シャーシがラインナップ。
両軸モーター用のシャーシということで、マシンデザインも実車系ボディのマシンが多くなっています。
今でも最新のマシンが発売されるほど、人気のシリーズ。
初心者にも扱いやすいマシンが多いのも、大きな特徴になっています。
ただ昔のミニ四駆とは違った印象も強いので、昔ながらのミニ四駆を選びたい場合は違うシリーズがおすすめです。
ミニ四駆REVシリーズ
2012年のミニ四駆30周年を記念して発売されたのが、「ミニ四駆REVシリーズ」。
REVシリーズは、主に「FM-A」や「AR」シャーシ。
力強い印象のあるマシンも、多くラインナップされています。
さらに独特なボディのマシンが多いのも特徴的。
レトロなマシンだけでなく、近代的なデザインのマシンも発売されています。
昔ながらのマシンデザインも多い中、走行性能や剛性などは最新シャーシの良さが出ています。
レーサーミニ四駆シリーズ
リヤモーターシャーシが多いのが、「レーサーミニ四駆シリーズ」になります。
レーサーミニ四駆シリーズには、見た目がミニ四駆らしいマシンが多いです。
シャーシとしても、「VZ」や「S2」、「VS」などのリヤモーターシャーシが採用。
レーサーミニ四駆には、シャーシの特徴を活かすように軽いマシンも多いです。
子どもに人気のアニマルシリーズについても、ほとんどがレーサーミニ四駆シリーズになっています。
昔ながらのミニ四駆を求める場合、レーサーミニ四駆シリーズには近いマシンが多い印象があります。
フルカウルミニ四駆シリーズ
爆走兄弟レッツ&ゴーに代表されるようなマシンは、「フルカウルミニ四駆シリーズ」になってきます。
フルカウルミニ四駆シリーズには、ミニ四駆の代表的なマシンが多いです。
特に代表的なのが、「マグナム」や「ソニック」。
他にも「ネオトライダガーZMC」など、今でも人気のマシンが多くなっています。
このシリーズの特徴は、今でもマシンが発売されていること。
マシンデザインはそのままに、「プレミアム」という形で最新シャーシに載せ替えたマシンも発売されています。
「ミニ四駆に復帰したいけど、マシンが選べない」
そんな人こそ、懐かしさのあるフルカウルミニ四駆シリーズがおすすめです。
ミニ四駆のおすすめシャーシ5選
1位:MSシャーシ | 2位:FM-Aシャーシ | 3位:VZシャーシ | 4位:MAシャーシ | 5位:ARシャーシ | |
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画像 | |||||
モーター | 両軸 | 片軸 | 片軸 | 両軸 | 片軸 |
ポイント |
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1位:MSシャーシ
2024年時点で、ミニ四駆のシャーシとしてもっとも多く使われているのが「MSシャーシ」です。
MSシャーシが1番使われているシャーシの理由になるのが、「MSフレキ」。
3分割されているMSシャーシの特徴を活かして、フレキシブル改造することでマシンの安定性を上げることができます。
MSシャーシのメリット
- いま1番使われているシャーシ
- MSフレキにすることで安定性アップ
- いろいろな改造を参考にしやすい
MSシャーシの気になるポイント
- MSフレキにするためには加工が必要
「とにかく本格的なミニ四駆の改造をしていきたい」という人には、MSフレキでもあるMSシャーシがおすすめになります。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ サンダーショット Mk.II MSシャーシ 18620
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ アバンテMk.3 アズール MSシャーシ 18626
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ アバンテMk.3 ネロ MSシャーシ 18627
MSシャーシについては、こちらの記事でも紹介しています。
2位:FM-Aシャーシ
方軸シャーシの中で1番おすすめなのは、「FM-Aシャーシ」になります。
フロントモーターということで、扱いがむずかしそうなイメージのあるFM-Aシャーシ。
しかし、無加工改造が基本のB-MAXGPにおいても人気のシャーシとなっています。
FM-Aシャーシのメリット
- シャーシの駆動が良く速い
- B-MAXGPなどでも人気のシャーシ
- シャーシの改造の幅が広い
FM-Aシャーシの気になるポイント
- フロント提灯などの改造に工夫が必要
「MSフレキ以外を使いたいけど、速いマシンにしたい」という人には、シャーシの完成度が高く駆動の良いFM-Aシャーシがおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆REVシリーズ スターターパック FM-A バランスタイプ
商品リンク:タミヤ ミニ四駆REVシリーズマッハフレーム
商品リンク:タミヤ ミニ四駆REVシリーズ カッパーファング
FM-Aシャーシについては、こちらの記事で紹介しています。
3位:VZシャーシ
2024年時点で最新のシャーシになるのが、「VZシャーシ」です。
最新のシャーシということもあり、シャーシの完成度も高いのがVZシャーシ。
駆動の良さに加えて前後のバンパーが取り外し可能など、改造のしやすさも大きな特徴になっています。
VZシャーシのメリット
- 2024年時点での最新シャーシ
- 人気だったVSシャーシの後継機
- バンパーレス加工不要の改造のしやすさ
VZシャーシの気になるポイント
- プロペラシャフトの調整が必要
「むずかしい加工をしないで、マシン改造をしていきたい」という人には、かんたんにバンパーレスができるVZシャーシはおすすめです。
商品リンク:タミヤ レーザーミニ四駆シリーズロードスピリット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ミニ四駆ペンギン
商品リンク:タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ ネオVQS
VZシャーシについては、こちらの記事で紹介しています。
4位:MAシャーシ
ミニ四駆初心者におすすめなシャーシになるのが、「MAシャーシ」です。
素組み状態での駆動効率は、全シャーシの中でもトップクラスなのがMAシャーシ。
方軸シャーシのようにプロペラシャフトもないので、初心者もむずかしい調整が必要ないのが扱いやすい理由にもなってきます。
MAシャーシのメリット
- 駆動効率が全シャーシの中でトップクラス
- 初心者にも扱いやすいシャーシ
- 初めから速いマシンを走らせられる
MAシャーシの気になるポイント
- シャーシの重さや硬さがデメリット
「ミニ四駆を始めたいけど、むずかしいシャーシは使いたくない」という人にこそ、扱いやすく速さのあるMAシャーシはおすすめになってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズスターターパック MA パワータイプ
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ シェヴァリア
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ DCR-02 (デクロスー02)
MAシャーシについては、こちらの記事で紹介しています。
5位:ARシャーシ
リヤモーターシャーシの中で、VZシャーシの次に新しいのが「ARシャーシ」になります。
比較的新しいシャーシということもあり、駆動面でもそれなりの精度が出ているのがARシャーシ。
さらにARシャーシの場合、あえて前後を逆に改造をしていく「FMAR」も人気の改造になっています。
ARシャーシのメリット
- シャーシが丈夫なので駆動が良い
- モーターや電池の交換がシャーシ裏から可能
- あえてフロントモーターにする「FMAR」が人気
ARシャーシの気になるポイント
- 剛性が高いためシャーシの柔軟性は欠ける
「他の人とは違ったマシン改造がしていきたい」という人には、FMARにもできるARシャーシがおすすめになります。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆REVシリーズ スターターパックAR スピードタイプ
商品リンク:タミヤ フルカウルミニ四駆シリーズ サイクロンマグナム プレミアム
商品リンク:タミヤ ミニ四駆REVシリーズ シャドウシャーク
ARシャーシについては、こちらの記事で紹介しています。
結局どのシャーシを選べばいいのか
本格的な改造なら「MSシャーシ」
本格的に速いマシン改造をしていきたい人には、「MSシャーシ」がおすすめです。
公式大会などの多くのレースで使われているのが、MSシャーシ。
MSシャーシをMSフレキに加工することで、今のミニ四駆の改造をしていくことができます。
MSフレキへの加工には、手間がかかります。
しかし加工自体はむずかしくないので、MSフレキにすることでマシンの安定性や改造の幅も広がるというメリットが。
本格的に速いマシンを作りたい場合、その先の改造の幅も広がる「MSフレキ」がおすすめです。
MSフレキの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
初心者向けなのは「FM-A」か「MA」
初心者におすすめなのは、「FM-A」か「MA」になってきます。
シャーシ自体の駆動効率の良さはもちろん、特に大きく手を加えなくても速いのがポイント。
改造による拡張性も高いので、いろいろなパーツの使いやすさも間違いありません。
特に今のミニ四駆では、無加工改造が基本のB-MAXも人気。
駆動効率の良さがあることで、無加工でもそれなりに速いマシンに仕上げることができます。
無加工での改造のしやすさに加え、必要なパーツをかんたんに付けて改造していける。
扱いやすい「FM-A」や「MA」シャーシは、初心者にこそおすすめできるシャーシです。
FM-AやMAの改造については、こちらの記事で紹介しています。
ミニ四駆のおすすめシャーシ まとめ
2024年時点で、おすすめのミニ四駆シャーシはこの5つです。
- 本格的な改造がしたい→「MSシャーシ」
- 無加工での改造がしたい→「FM-Aシャーシ」
- むずかしい加工をしたくない→「VZシャーシ」
- 初心者向けなシャーシを使いたい→「MAシャーシ」
- 人とは違った改造がしたい→「ARシャーシ」
あとはボディのデザインなど、好みで選んでいけば良いだけ。
他にもマシンキットだけでなく、GUPもセットになったスターターパックやアドバンスパックもあります。
シャーシを選んだら、GUPもセットになったマシンキットから始めていくのもおすすめです。
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