- サンダーって充電器は何?
- みんな使ってるけどどんな機器なの?
- 他の充電器と何が違うの?
ミニ四駆の上級者ほど使っているのを見かけるのが、THUNDER(サンダー)などの充電器。
その性能の良さから、中級者以上にこそおすすめの充電器です。
THUNDER(サンダー)のメリット
- 電池に優しい充電が可能
- 他の充電器には無い「しぼり放電」
- モーターのチェック、慣らしも可能
特におすすめになってくるポイントは、しぼり放電機能とモーター関係です。
もちろん、使うには周辺機器が必要な点や価格も安くはないというデメリットも。
そこらへんも含めて、実際に使っている感想をレビューします。
商品リンク:THUNDER 250W DCバランス充電器ディスチャージャー
THUNDER 250W DCバランス充電器ディスチャージャー
- 入力電圧:DC10-18V
- 充電/放電電力:250w/20w
- 充電/放電電流:0.05-10a/7a
- Lipo/Lilo/Life:1-6s
- Nicd/NiMh:1-17s
- 鉛酸 (pb):2-24v
- 寸法:137x82x26mm
- 重量:340g
- 機能:充電 放電 モータードライブ
THUNDER(サンダー)の気になるポイント
安定化電源やバッテリーホルダーが別で必要
THUNDER(サンダー)という充電器は、実際の機械としては本体だけになってきます。
なので、購入してそのまますぐには使うことができません。
THUNDER(サンダー)の使用には、DC電源を必要とします。
なので一般的な充電器とは違い、安定化電源やDCジャックを備えたACアダプターなどの機器と共に使う充電器。
他の充電器のように付属のコンセントも無いので、買ってすぐに使い始めることができません。
さらにモーターや電池の育成には、ホルダーも必要に。
モーター用のバナナプラグや充電用の電池ホルダーも必要になってくるのが他の充電器と違ってくる部分になります。
本体価格+周辺機器なので安くはない
THUNDER(サンダー)本体だけでなく、周辺機器も揃えるのでそれなりにお金もかかってきます。
THUNDER(サンダー)本体の価格は、9000円前後。
これだけであれば、他のそれなりに機能の揃っている充電器と同じくらいの価格帯になってきます。
しかしTHUNDER(サンダー)の場合は、電源やバッテリーホルダー、ワニ口クリップなども必要。
DCジャックを備えたACアダプターの価格は、1500円くらい。
また電池の充放電のためのバッテリーホルダーや、モーター用のワニ口クリップもそろえることになってきます。
電池の充放電やモーター慣らしすべてでTHUNDER(サンダー)を使おうとした場合、他の充電器よりもお金はかかってきます。
商品リンク:12V汎用ACアダプター
商品リンク:バナナプラグ付き 電池ボックス
商品リンク:赤黒みのむしクリップ + バナナプラグ (4mm)
サンダー(THUNDER)に必要な周辺機器については、こちらの記事で紹介しています。
上位レーサーにTHUNDER(サンダー)が好まれる理由
電池に優しい充電が可能
THUNDER(サンダー)で電池を充電するメリットは、電池に優しい充電ができることです。
ミニ四駆の電池を充電する時に、問題となってくるのが「熱」になってきます。
電池にとっては、熱を持たずに充電できる方が電池自体に優しいです。
他の充電器の場合、本体の基盤と電池用のスロットが一体になっているものがほとんど。
なので基盤の熱が電池に伝わり、どうしても電池も熱を持ってしまいます。
冷却用のファンなどで冷やしながらの充電をしていても、100%熱を持たせないのもむずかしい。
その点THUNDER(サンダー)で電池を充電した場合、バッテリーホルダーは本体に別で接続する形。
なので本体の熱も伝わらないので、ファンなどで冷却しながら充電することで電池に優しい充電が可能です。
ミニ四駆の電池管理については、こちらの記事で紹介しています。
他の充電器には無い、しぼり放電
THUNDER(サンダー)で電池を充放電する最大のメリットは、放電機能が優れている点になります。
THUNDER(サンダー)には、「Reduce(リデュース)」というしぼり放電機能があります。
この機能を使うことで、しっかりと電池の放電を行なってくれます。
一般的な充電器の放電の流れはこうなっています。
- 3v電池を放電開始
- 設定値まで放電完了
- 放電後、また電流が戻っていく
しかしTHUNDER(サンダー)でしぼり放電を行うことで、放電後戻った電流をさらに抜いてくれます。
THUNDER(サンダー)の放電機能が優れているといわれているのは、このしっかりと電池の放電ができる部分になってきます。
安定した電圧で、モーターチェックや慣らしが可能
THUNDER(サンダー)を使うことで、安定した電圧でモーターのチェックや慣らしが行えます。
THUNDER(サンダー)の場合、他のモーター慣らし機のように出力電圧が安定しないということがありません。
なのでモーターの回転数を測定する時も安定するので、より正確な回転数を把握することができます。
またモーター慣らし用の機能を使うことで、モーターの慣らしも可能。
安定した電圧で慣らし時間を設定することで、安定したモーター慣らしもできます。
安定した出力電圧というのが、他のモーター慣らし機などには無い部分。
THUNDER(サンダー)を使ってモーターの慣らしや測定をすることで、他のミニ四駆レーサーと同じ条件でモーターの状態を把握できます。
サンダー(THUNDER)の使い方については、こちらの記事でも紹介しています。
アンチマターやリアクターとの違いは、見た目だけ
THUNDER(サンダー)に似た機器として、ANTIMATTER(アンチマター)やREAKTOR(リアクター)とよばれるものがあります。
結論からいえば、どの充電器も同じ性能の機器となっています。
これらの機器は、もともとはアトランティスの製品。
そこから互換機としてANTIMATTER(アンチマター)やREAKTOR(リアクター)、現在ではTHUNDER(サンダー)が出回っています。
なので、見た目の違いだけで機器としての性能は同じ。
2024年時点では、AmazonなどではTHUNDER(サンダー)が入手しやすくなっています。
中級者以上にこそおすすめの充電器
THUNDER(サンダー)の充電器を使うことで、ミニ四駆初心者から一歩先へ進むことができます。
THUNDER(サンダー)は本体とは別で、安定化電源やバッテリーホルダーなどが必要。
なので購入費用としては、決して安くはありません。
しかしそれらの周辺機器をそろえるだけで、電池の充放電やモーターのチェックや慣らしも可能に。
一般的な充電器の場合、モーター慣らし用の機器を別でそろえる必要があります。
別々で用意する場合を考えれば、トータル的な費用もそこまで変わらない。
むしろ電池に優しい充放電や、安定したモーター慣らしができるという大きなメリットもあります。
THUNDER(サンダー)本体もそこまで大きくないので、コースへの持ち運びでも不便はありません。
実際にTHUNDER(サンダー)を使っているミニ四駆レーサーは多い。
なので使い方や機能で困った時、レーサーだけでなくネット上でも情報を得られます。
ミニ四駆に慣れてきた、中級者以上にこそTHUNDER(サンダー)はおすすめの充電器になってきます。
商品リンク:THUNDER 250W DCバランス充電器ディスチャージャー aa charger
商品リンク:12V汎用ACアダプター
商品リンク:バナナプラグ付き 電池ボックス
商品リンク:赤黒みのむしクリップ + バナナプラグ (4mm)
その他の充電器やモーター慣らし機については、こちらの記事で紹介しています。
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