ミニ四駆のコースなどでよく見かけるのが、USB接続によって動く冷却用のファン。
充電中の電池を冷やしたり、モーターに風を当ててる光景を見かけます。
充電器や電池、モーターにとっては熱が大敵。
そんな熱を抑えるためにも、冷却用のファンがあると便利になってきます。
✅この記事の内容
- 冷却用のファンを使う理由
- 充電器+冷却ファン
- モーター慣らし+冷却ファン
この記事では、冷却用のファンについて。
冷却用のファンが必要な理由と、充電器やモーター慣らしと合わせた使い方について紹介します。
ミニ四駆をやる上では、「熱」には注意が必要になってきます。
- 充電中の充電器本体
- 充電中の電池
- コースを走らせた後のモーター
- 慣らし中のモーター
熱というのは、触った時に熱くなる危険性はもちろん。
電池やモーターにとっても、良くはありません。
場合によっては、性能低下や寿命を縮めてしまう原因にも。
そんな熱を抑えるためにも、冷却用ファンの使用が必要になってきます。
充電中の充電器本体に風を当てることで、充電器や電池の熱を逃したり。
モーター慣らし中に使用することで、冷やしながら長時間のモーター慣らしをすることもできます。
今はUSB電源で使える冷却ファンも多いので、モバイルバッテリーがあればコースサイドでも使いやすくなっています。
おすすめの充電器やポータブルバッテリーについては、こちらの記事で紹介しています。
冷却用のファンを使う理由
電池の熱を逃がす
充電中に熱を持ってしまう充電器や電池にとって、冷却用のファンは欠かせません。
ミニ四駆をコースで走らせる時などに必要なのが、充電器と充電池。
機械として動く充電器はもちろん、充電中の電池も熱を持ってきます。
電池自体の熱や、充電器の基盤から熱が伝わって熱くなってくる場合も。
特にミニ四駆用で使う高性能充電器の場合、高電圧をかけることができます。
なので充電の電圧が高くなるほど、電池も熱を持ちやすい。
充電器によっては備え付きのファンもありますが、ほとんどが基盤を冷やすためなのであまり役には立ちません。
そんな熱を持ちやすい充電器や電池を、外部的に冷やすために冷却用のファンが必要になってきます。
モーターを冷やす
冷却用のファンがあることで、コースサイドなどでモーターを冷やすこともできます。
マシンをコースで走らせるほど、モーターは熱を持ってきます。
もちろん、コースを走らせる時間や頻度によって熱の持ち具合は変わります。
しかし電池によってハイパワーで動くモーターは、熱を持ちやすいです。
モーターは、熱を持つことで性能が変わってきます。
冷えた状態のモーターより、少し温まったモーターの方がマシンの速度は出やすい部分も。
しかしモーターが熱を持ちすぎてしまうと、マシンにはデメリットな場合も。
場合によっては磁力が低下してしまったり、モーターの寿命を縮めてしまいます。
結果的には、マシンの速度に良くない影響に。
そんな使用後のモーターを冷やすのにも、冷却用のファンがあると助かります。
コースでマシンを走らせた後、マシンやモーターを冷やしながら休ませることが可能になります。
モーターの寿命については、こちらの記事で紹介しています。
充電器+冷却ファン
手頃なのはUSB電源
ミニ四駆用の冷却ファンとしておすすめなのは、「USB電源で使える冷却ファン」です。
冷却用のファンといっても、種類はいろいろ。
本格的なファンもあれば、PCに使いやすい卓上タイプもあります。
ただミニ四駆用として、コースサイドで充電器と合わせて使う場合はUSB電源のファンが便利。
ACアダプタのようにコンセントも必要ないので、ポータブルバッテリーでも使うことができます。
ファンの大きさとしても、12cmくらいが適切。
4セルの充電器であれば全体に風を当てることができ、大きさとしても充電器とほぼ同じになってきます。
ファンによっては風量を調節できるスイッチが付いているものもありますが、風量の調節はそこまで必要なし。
使いやすさの面では、電源と大きさが重要になってきます。
商品リンク:TIMELY USBファン
充電器に合わせた冷却ファン
充電器と冷却用ファンは欠かせないセットということもあり、各充電器に合わせて作られているものあります。
冷却用ファンとしては、ミニ四駆で多く使われている充電器に合わせた仕様も発売されています。
ISDT C4evo用ファンスタンドv2 | SKW-0001ファン付充電器ケース | Hitec X4 ADVANCED EX用ファンスタンド |
ISDT C4 evo | X4 Advanced mini | X4 Advanced EX |
どれも充電器に合わせて設計されているので、サイズ感もコンパクト。
特にC4やX4Miniなどは充電器自体がコンパクトなので、ファンとセットになっていても持ち運びに不便しません。
価格帯としてはUSB電源のファンより高くなりますが、使いやすさや見た目のスタイリッシュさでは間違いありません。
充電器の「C4」や「X4Mini」については、こちらの記事で紹介しています。
モーター慣らし+冷却ファン
モーターにとっても熱は大敵
冷却用ファンを手元に置いておくことで、モーター慣らしの際も活用することができます。
ミニ四駆の中で、電池と共に熱を持ちやすいのがモーター。
コースを走らせた時はもちろん。
モーター慣らしをする時も、モーターの熱には気をつけなければいけません。
モーター慣らしの方法については、使うモーターや条件によっても変わってきます。
しかし通電させながらモーター慣らしは行うので、モーターが熱を持つのは共通。
モーターにとって熱は大敵となってくるので、熱を持たせないようにモーター慣らしをする必要があります。
そんな時に冷却用のファンがあることで、モーターを冷やしながら慣らしをすることが可能です。
モーター慣らしのやり方については、こちらの記事で紹介しています。
長時間の慣らしでも使える
冷却用ファンの使いやすい部分は、電源につなぐだけで使い続けられる部分にあります。
ミニ四駆のモーター慣らしは、慣らすモーターによってかかる時間が変わってきます。
中でもカーボンブラシのモーターの場合、長時間での慣らしが必要に。
長時間通電させるほどモーターが持つ熱も大きくなるので、冷やし続けなければいけなくなります。
USB電源で使える冷却ファンであれば、モーター慣らしの環境と合わせての使用が可能。
電源をつなぐだけで動いてくれるので、モーター慣らしをしながら冷やすことが可能になります。
カーボンブラシの慣らしの場合、やり方によっては数日かかる場合も。
電気代としてはかかってきますが、モーターにとって安全な環境で慣らしを行えるのも冷却ファンがあってこそになってきます。
カーボンブラシモーターの慣らし方については、こちらの記事で紹介しています。
冷却用ファンの必要性 まとめ
ミニ四駆をやる上では、電池やモーターの「熱」には注意が必要です。
- 充電中の充電器本体
- 充電中の電池
- コースを走らせた後のモーター
- 慣らし中のモーター
電池やモーターにとって、熱を持つことは良くありません。
場合によっては、性能低下や寿命を縮めてしまう原因にも。
そんな熱を抑えるためにも、冷却用ファンの使用が必要。
充電中の充電器本体に風を当てることで、充電器や電池の熱を逃したり。
モーター慣らし中に使用することで、冷やしながら長時間のモーター慣らしをすることもできます。
今はUSB電源で使える冷却ファンも多いので、モバイルバッテリーがあればコースサイドでも使いやすいです。
おすすめの充電器やポータブルバッテリーについては、こちらの記事で紹介しています。
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