ミニ四駆の楽しさは、自分が作って改造したマシンをコースで走らせることです。
そのためにはマシンだけでなく、パーツや工具もいっしょに持ち運ぶ必要が。
しかし持ち運ぶマシンや工具、パーツ類も合わせるとそれなりの荷物の量に。
自分に合ったミニ四駆ケースを選ぶことで、持ち運びにも不便することがありません。
✅この記事の内容
- ポータブルピット
- コンパクトバッグ
- レーサーズボックス
この記事では、ミニ四駆の持ち運び用のケースについて。
タミヤのおすすめ商品を3種類紹介します。
ミニ四駆初心者や、子どもにおすすめのボックスはこの3種類です。
ミニ四駆を始めたばかりで、まだマシンやパーツ、工具の多くない人にはこれらがおすすめです。
それぞれの使い勝手の良さは、持ち物の量や使い方によっても変わってきます。
マシン1台とパーツだけ持ち運ぶ場合は、「コンパクトボックス」。
マシンを数台持ち運ぶ場合は、「レーサーズボックス」や「ポータブルピット」の方がピッタリになってきます。
またケースによって、子どもにとっての持ち運びやすさも違ってきます。
自分が必要な用途に合わせて、サイズの合った大きさのボックスを選ぶことが大切です。
ポータブルピット
マシンを4台収納可能
ミニ四駆用のケースとしてコースなどでよく見かけるのが、「ポータブルピット」です。
見た目は、出前のおかもちのようなポータブルピット。
しかしその分、中にマシンを4台収納可能です。
ポータブルピットは、上下2段が重なっている作り。
なのでマシンを2台ずつ、計4台持ち運ぶことができます。
さらにケース内部のデッキを、マシンのセッティングボードとして使用することも可能。
かんたんに取り外しもできるので、コースサイドのセッティングでも役に立ってきます。
蓋には工具類を収納
ポータブルピットは蓋部分も収納になっているので、パーツ類や工具を持ち運ぶのにも便利です。
蓋部分の使い方としては、人それぞれ。
大きめのパーツや工具などを収納する場合もあれば、仕切りなどをうまく使って細かいパーツを持ち運べるようにする場合も。
大きさの合ったパーツケースや仕切りを使うことで、使いやすさも変わってきます。
蓋部分のおすすめの使い方としては、工具類の持ち運び。
ニッパーやヤスリなどの大きめの工具も収納できて、取り出すのもかんたんなので使いやすいです。
ただ厚みがないため、太めのドライバーなどの収納には向いていないのが残念な部分。
仕切りを使ってパーツ類を入れるか、工具入れとして大きめの工具を持ち運ぶか。
蓋部分の使い方次第で、ポータブルピットの快適さも変わってきます。
ポータブルピットの収納については、こちらの記事でも紹介しています。
分割しても持ち運び可能
ポータブルピットの場合、必要に応じて分割して持ち運べぶことも可能です。
少しだけの荷物で、コースへ走らせに行く場合。
ポータブルピットの、上段だけ持ってコースへ行くことも可能です。
さらに兄弟のいる子どもの場合であれば、収納スペースを分けて使っていっしょに持ち運ぶこともできます。
ただ2段重ねて持ち運ぶと、それなりに高さも出てきます。
なので子どもの身長によっては、持ちづらい部分があるかもしれません。
ポータブルピットの収納の仕方次第では、必要な時に必要な分だけ持ち運ぶことも可能になってきます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.424 GP.424 ミニ四駆 ポータブルピット 15424
ポータブルピットについては、こちらの記事でも紹介しています。
コンパクトバッグ
マシン1台+ケース類
「コンパクトバッグ」は、名前の通りちょっとマシンを持ち運ぶのに便利なケースです。
コンパクトバッグの大きさでも、マシン1台とケース類くらいだったらしっかり収納可能。
実際につかってみても、チェックボックスに入れたマシンとパーツケースや電池ケースを入れてちょうど良いサイズになっています。
もちろん、工具などの大きさによっては入りきらないという不便さもあります。
ただその場合も、工具だけ別のポーチなどに入れて行けば荷物もスッキリ。
コンパクトバッグであれば、大がかりなボックスに入れて荷物を持ち運ぶ必要がありません。
公式大会用として便利
コンパクトバッグは、公式大会の会場に持っていくのに重宝しています。
ミニ四駆の公式大会に行く際、場合によってはそこまでの荷物が必要ない場合もあります。
レースに参加するマシンはもちろん。
それ以外に電池や最低限の工具、予備のパーツくらいでもじゅうぶんです。
コンパクトバッグでの持ち運びであれば、公式大会の車検などでも便利。
マシンをすぐに取り出せて、エントリーシールもそのまま入れておくことができます。
そこまで収納量が多くない、コンパクトバッグ。
だからこそ、コンパクトなサイズが公式大会用としておすすめです。
限定品だが、再販の予定も
限定品での販売だったコンパクトバッグですが、フルカウルミニ四駆30周年モデルとして発売が予定されています。
コンパクトバッグの特徴でもあるのが、他のミニ四駆用工具などとは違ったナイロン製の見た目。
発売時期によってデザインは違いますが、ナイロン製の生地になっているのはコンパクトバッグくらいです。
ただそんなコンパクトバッグも、限定商品。
これまで何度か発売されてきていますが、どれも限定品となっているので手に入れづらさが問題でした。
そんなコンパクトバッグが、2024年10月にフルカウルミニ四駆30周年記念モデルとして発売予定。
バッグのデザインとしては、30周年のロゴが入った仕様に。
フルカウルミニ四駆30周年記念としての価値はもちろん。
使いやすいコンパクトバッグとして、再販されるタイミングで手に入れておくべきなのは間違いありません。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ミニ四駆 コンパクトバッグ 95289
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ミニ四駆コンパクトバッグ ブルー 95473
コンパクトバッグについては、こちらの記事でも紹介しています。
レーサーズボックス
大容量のミニ四駆ボックス
「レーサーズボックス」は、ミニ四駆用ケースの中でも大容量なケースとなっています。
ミニ四駆用のケースとして、思い浮かべる人も多いのがレーサーズボックスです。
ボックスの1番下には、マシンを3台並べて収納可能。
上2段のトレイには、パーツや電池のケース類、ブレーキや工具もいっしょに収納することができます。
レーサーズボックスの仕切りについては、今と昔では多少の違いが。
最近発売されている仕切りの方が、使いやすくはなっています。
それでも細かな工具類から、少し大きめのケースやパーツまで。
仕切りによって収納を分けられるのは、使いやすい部分になっています。
マシン3台にさまざまな収納スペースがあるのは、レーサーズボックスだけです。
子どもにも持ち運びしやすい
レーサーズボックスは、持ち運びのしやすさで子どもにおすすめです。
レーサーズボックスは、ポータブルピットのように高さがありません。
なので、子どもの身長でも持ち運びしやすいのが特徴。
蓋をしっかり閉じれば安定性もあるので、持ち運んでもパーツが中でバラバラになることもありません。
身長のまだ低い子どもの場合、ポータブルピットの高さでは持ちづらい場合も。
しかしレーサーズボックスであれば、大容量で持ち運びにも便利。
昔から子どもたちに使われてきたように、レーサーズボックスは子どもにこそおすすめできるケースになってきます。
商品リンク:タミヤ GP.354 ミニ四駆PRO レーサーズボックス 15354 (グレードアップパーツシリーズ No.354)
レーサーズボックスについては、こちらの記事でも紹介しています。
おすすめのミニ四駆ケース まとめ
ミニ四駆の楽しさは、組み立てたマシンをコースで走らせること。
そんなマシンやセッティング用のパーツを持ち運ぶためのケースにも、いろいろあります。
そんな中でも、ミニ四駆初心者や子ども向けにおすすめなのがこの3種類。
もしこれ以上の収納を求める場合は、タミヤの「キャリーピット」もおすすめ。
レーサーズボックスやポータブルピット以上の収納力があり、ミニ四駆関連のものをすべて入れて持ち運ぶことができます。
そこまでミニ四駆用品の多くない初心者や子どもには、手軽に持ち運べるサイズがおすすめ。
ミニ四駆の改造と同じで、持ち運びのためのボックスも少しずつ段階を踏んでレベルアップしていけば十分です。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ミニ四駆 キャリーピット 95221
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