多くのカーボンステーが1.5mmの中、2024年8月に再販となったのが3mmカーボン。
リヤワイドステーとリヤステーという、2種類の3mmカーボンが発売に。
3mmカーボンが再販となったことで、マシン改造の幅も広がりました。
✅この記事の内容
- 3mmカーボンステーとは
- 3mmカーボンのメリット
- 3mmカーボンの使い道
この記事では、3mmカーボンについて。
3mmカーボンのメリットと使い道について紹介します。
2024年8月に再販となった3mmカーボンは2種類。
どちらも、リヤ用のカーボンステーとして発売。
しかし3mmカーボンということで、加工をすることで使い方の幅も広がってきます。
3mmカーボンのメリットは、その剛性。
FRPより強度のあるカーボンが3mm厚になっていることで、しっかりとした強度を持っています。
なのでフロントバンパーとして使用した場合も、スラスト抜けの心配も少なくなります。
さらに3mmカーボンは、自作のスライドダンパーとしても多く使われているパーツ。
3mm厚の強度はもちろん、スラダン用のバネ穴も開けやすい形状になっていることで多く使われています。
3mmカーボンは1.5mmを貼り合わせた時のようなビス穴のズレもないので、加工にも使いやすいカーボンステーになっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 HGカーボンリヤワイドステー 3mm
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG カーボンリヤステー (3mm)
おすすめのカーボンについては、こちらの記事でも紹介しています。
3mmカーボンステーとは
1番強度のあるカーボンプレート
3mmカーボンは、数あるFRPやカーボンの中でも1番強度のあるプレートになります。
3mmカーボンも、炭素繊維配合FRPが層のように重ねられて作られています。
そして通常のカーボンステーのほとんどが1.5mmなのに対し、3mm厚。
これによってガラス繊維配合FRPはもちろん、1.5mmカーボンよりも強度が増しています。
カーボンの厚みが増した分、パーツの重量としても増加。
さらに種類によっては、ガラス繊維と炭素繊維のハイブリットで作られている3mmステーもあります。
そのため、純粋にカーボンだけで作られている場合より重い場合も。
なので3mm厚で高強度になった分、パーツとしての重量が増してくる点には注意が必要です。
FRPとカーボンの違いについては、こちらの記事で紹介しています。
3mmカーボンは限定商品
3mmカーボンに通常品はなく、すべてが限定商品としての発売になっています。
GUPの3mmカーボンとしての商品展開は、全てが限定品。
最初に発売されたのも8年以上前と、しばらく再販がありませんでした。
2024年に再販となったリヤステーについては、最初に発売されたのが2016年。
そこから、2018年に再販されたことはありました。
同時に再販されたリヤワイドステーについては、2015年に発売されて2016年に再販。
3mmカーボンについては、限定商品の上になかなか再販されることもないGUPになっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 HGカーボンリヤワイドステー 3mm
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG カーボンリヤステー (3mm)
3mmカーボンのメリット
強度によってスラスト抜けの心配もなし
3mmカーボンの大きな特徴になってくるのが、ステーとしての強度になります。
カーボンステーは炭素繊維配合FRPのため、1.5mm厚でも強度があります。
それがさらに3mm厚なので、剛性はばつぐん。
カーボンステーの使い方としては、フロントバンパーとして使われることが多いです。
しかし1.5mmカーボンの場合、マシンの速度によっては強度が足らずスラスト抜けしてしまう場合も。
そんな時に3mmカーボンであれば、強度はばつぐん。
コースとの接触によってスラスト抜けすることも少ないので、LCなども安心して対策することができます。
貼り合わせの必要なし
3mmカーボンの場合、1.5mm2枚を貼り合わせて剛性を上げる必要がありません。
1.5mmカーボンでも強度が不安な場合、2枚のカーボンステーを瞬間接着剤で貼り合わせて使用することもあります。
特に前述のようなフロントバンパーとして使用する場合、強度を上げるために貼り合わせて使うことが多いです。
しかし3mmカーボンであれば、貼り合わせる必要はなし。
そのままでも、強度があるバンパーとして使うことができます。
2枚を貼り合わせる必要がないので、貼り合わせた時のビス穴がズレる心配もなし。
精度の高い状態で、バンパーとして使うことができるのはメリットになってきます。
カーボンの接着については、こちらの記事で紹介しています。
3mmカーボンの使い道
B-MAXGPなどのフロントバンパーとして
3mmカーボンの使い道としては、B-MAXGPなどのバンパーとしての使用がおすすめです。
3mmカーボンステーのメリットは、その強度。
フロントバンパーとして使用することで、剛性のあるバンパーにすることができます。
強度のあるフロントバンパーとして役に立つのは、無加工レギュレーション。
マシンの改造に加工ができない無加工レギュレーションの場合、強度のあるバンパーにする場合は重ねて使用するしかありません。
しかし3mmカーボンを使用することで、強度のあるバンパーにすることが可能。
無加工で強度があるバンパーを使えるということで、B-MAXGPなどにもおすすめになってきます。
B-MAXGPについては、こちらの記事で紹介しています。
スライドダンパーの加工用として
3mmカーボンのもっとも多い使い方が、スライドダンパーへの加工です。
3mmカーボンは強度があり、ステーの形状が他とは違います。
なので、加工をする際の加工の幅も広がってきます。
特にカーボンリヤステーについては、スライドダンパーへの加工として多く使われるパーツ。
他のステーを使用した場合、ビス穴の穴埋めなども必要になってくるためです。
3mmカーボンの場合は、ステーのビス穴も必要最低限。
これによって、スラダンへ加工する際にバネ穴をあける余裕があります。
さらにカーボンリヤステーは、段下げスラダンとしても使いやすいパーツ。
リヤステーの両端を落とすことで、タミヤ製のスライドダンパーと合わせて段下げが可能。
ローラー部分も13mmと19mmがあるので、そのまま使うことができます。
スライドダンパーの加工をする場合、強度や加工のしやすさでは3mmカーボンが1番使いやすくなっています。
スライドダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。
3mmカーボン まとめ
2024年8月には、2種類の3mmカーボンが再販となりました。
どちらも3mmカーボンということで、加工をすることで使い方の幅も広がってきます。
3mmカーボンのメリットは、しっかりとした強度。
なのでフロントバンパーとして使用した場合も、スラスト抜けの心配も少なくなります。
さらに3mmカーボンは、自作のスライドダンパーとしても多く使われているパーツ。
3mm厚の強度はもちろん。
スラダン用のバネ穴も開けやすい形状になっていることで多く使われています。
3mmカーボンであれば、1.5mmを貼り合わせた時のようなビス穴のズレもなし。
なので、加工にも使いやすいカーボンステーになっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 HGカーボンリヤワイドステー 3mm
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 HG カーボンリヤステー (3mm)
おすすめのカーボンについては、こちらの記事でも紹介しています。
コメント