ミニ四駆の組み立てや改造には、パーツだけでなく工具類も必要。
タミヤから発売されている工具はもちろん、今では100均でも必要な工具をそろえることが可能です。
しかしそんな100均の商品の中にも、「おすすめできるモノ」もあれば「おすすめできないモノ」もあります。
✅この記事の内容
- 100均の中でおすすめなモノ
- まずは100均で揃えてもいいモノ
- 100均ではおすすめできないモノ
この記事では、ミニ四駆に使える100均の商品について。
100均でおすすめの工具や道具。
また、100均のモノはおすすめしない工具を理由と共に紹介します。
ミニ四駆に必要な道具や工具も、今は100均でもそろえることができます。
しかしその中にも、おすすめできるモノとできないモノがあります。
100均でおすすめなモノ
- マシン用のケース
- 持ち運び用の小さい工具
- リューター用のダイヤモンドカッター
100均はおすすめしないモノ
- ニッパー
- デザインナイフ
- 充電器と充電電池
100均の商品をミニ四駆の使用としておすすめできない、1番の理由は危ないからです。
充電器や充電電池は、レースで使えないのはもちろん。
過充電をカットする機能が付いていない商品もあるので、取り扱いが危険です。
またニッパーやデザインナイフは、切れ味の良くないモノも多いです。
ただでさえ扱いに注意が必要な工具なので、思わぬ事故やケガにつながる可能性があるのでおすすめできません。
100均の中でおすすめなモノ
マシンの持ち運びや保管用のケース
マシンの持ち運びや、自宅での保管用として100均のケースはおすすめです。
その中でも代表格といっても良いほど使われているのが、セリアの「フタとまケース」。
ケースの大きさが、ミニ四駆のレギュレーションサイズとピッタリになっているのが理由。
なので、パーツを付けて改造したマシンの持ち運びにも使いやすいです。
100均の商品ではありませんが、今では「フタとまにも使えるケース」なども販売されています。
この仕切りを使うことで、電池やモーター、工具などの持ち運びも便利になってきます。
フタとまケースの中にはクリアケースになっている商品もあるので、こちらは中身が見えて使いやすいです。
セリアのおすすめ商品については、こちらの記事でも紹介しています。
小さい工具類
ミニ四駆をコースで走らせる時、持ち運びには100均の小さな工具が使いやすいです。
- ピンセット
- ハサミ
- ヤスリセット
ピンセットは、細かいビスやパーツなどを取るのに欠かせません。
また小さいハサミも、コースなどでマルチテープや両面テープを切る時に便利です。
中でもDAISOで販売されているような、「小さなヤスリセット」はおすすめ。
細かい加工が多いミニ四駆の改造には、小さなヤスリが欠かせないからこそ。
100均商品でも、カーボンプレートはしっかり削ることができます。
なので持ち運びだけでなく、加工にもよく使われているのが特徴です。
小さいサイズの工具の方が、持ち運ぶ時に場所をとりません。
なのでマシンやパーツと合わせて持ち運ぶ用としては、100均の工具でも十分使いやすいです。
まずは100均で揃えてもいいモノ
組み立てだけならプラスドライバー
ミニ四駆の組み立てに欠かせないプラスドライバーも、サイズが合えば100均のものでも使えます。
ミニ四駆初心者は、まずは100均のドライバーからスタートでも大丈夫です。
しかしドライバーを使う際は、ビスに合ったサイズのものを使うことが大切。
ビスよりサイズが大きいと、ビス穴に入りません。
また小さすぎても、ドライバーだけが回ってしまいビス穴が舐めて使えなくなってしまいます。
なのでドライバーは100均でも使えなくはありませんが、できれば「タミヤ製のドライバー」がおすすめ。
ビスとのサイズがピッタリなのはもちろん。
ナット用のレンチもセットになっているので、ミニ四駆用の工具としては「タミヤ製のドライバー」を持っていた方が使いやすいです。
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ No.131 ミニ四駆ドライバーセット PRO 74131
加工用のダイヤモンドカッターやドリル
ミニ四駆の加工に使う工具も、100均でそろえることが可能。
しかし加工はできますが、精度も100均という部分には注意が必要です。
FRPやカーボンプレートの加工に使うダイヤモンドカッターも、DAISOなどで手に入れられます。
リューター用の受けの部分とカッター部分は別売りになっていますが、そろえるだけで加工は可能。
サイズもほとんどのリューターのビットサイズになっているので、しっかり使うことができます。
また新規穴を開けたり、拡張させたりするときに使うドリル。
100均ではサイズも何種類かそろっているので、必要なサイズのドリルをそろえることができます。
100均のダイヤモンドカッターやドリルでも、ミニ四駆の加工は可能。
しかし、精度もそれなりになってくるのは注意が必要な部分。
商品によって、ブレの大きさや切れ味も変わってきます。
なのでしっかりとした工具に比べれば、精度面では劣ってきてしまいます。
まずはミニ四駆の加工用として工具を使ってみたいという人には、そろえやすいので100均でもおすすめです。
おすすめのドリルについては、こちらの記事でも紹介しています。
100均ではおすすめできないモノ
ニッパーやデザインナイフなどの刃物
100均で売られている商品の中で、ミニ四駆用としておすすめしない工具はニッパーやデザインナイフになってきます。
大切なのは、ニッパーやデザインナイフは扱いに注意が必要な工具だということ。
切れ味の悪いものを無理して使っていると、思わぬ事故やケガにもつながってくるのでおすすめできません。
ニッパーやデザインナイフは、切れ味が最も重要。
ただ切るだけのニッパーも、モノによって切れ味が全然違ってきます。
初心者がミニ四駆の組み立てに使うだけなら問題ありませんが、本格的に加工をしていこうと考えた場合は使いづらいです。
ニッパーの切れ味によって作業のやりやすさや精度が変わるので、100均よりも「タミヤ製のニッパー」がおすすめ。
またデザインナイフも同様で、切れ味が全然変わってきます。
デザインナイフは使っているうちに刃が切れなくなってくるので、そのたびに替えが必要です。
どうせ買い替えるなら、刃だけを替えることができる「タミヤ製のデザインナイフ」が精度の面でも使いやすくなってきます。
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ No.35 薄刃ニッパー 74035
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ No.98 モデラーズナイフ PRO プラモデル用工具 74098
ミニ四駆におすすめの工具については、こちらの記事で紹介しています。
電動リューターや充電器と充電池
100均で売られているリューターや電池なども、ミニ四駆用としてはおすすめできません。
ミニ四駆の加工をする上で必要になってくるのが、電動リューター。
今では、電動リューターも100均で手に入れることができます。
しかし乾電池式で使いづらかったり、パワーもミニ四駆の加工には足りないことが多いです。
電動リューターといっても、本格的なハイパワーなものからホビー用までさまざま。
ホビー用であれば3000円前後のものも販売されているので、その方がミニ四駆用としておすすめ。
タミヤからも「組み立て式の電動リューター」が発売されているので、加工程度だったらその方が使いやすいです。
また100均で売られている、充電器や充電電池もおすすめできません。
充電時間がかかるという点もありますが、過充電をカットする機能も付いていないので危ないのが理由。
タミヤの公式レースはもちろん、店舗レースなどでも使えないので、一般的な充電器やタミヤの電池を使うことをおすすめします。
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ No.42 電動ハンディリューター 組み立て式 プラモデル用工具 74042
おすすめのリューターや充電器については、こちらの記事で紹介しています。
低価格で揃えられるのが100均の魅力
ミニ四駆に便利なモノがそろっている100均の中でも、おすすめできるモノとできないモノがあります。
100均でおすすめなモノ
- マシン用のケース
- 持ち運び用の小さい工具
- リューター用のダイヤモンドカッター
100均はおすすめしないモノ
- ニッパー
- デザインナイフ
- 充電器と充電電池
100均の商品の中でも、ミニ四駆の使用としておすすめできない1番の理由は危ないからです。
ニッパーやデザインナイフは、商品によっては切れ味のよくないモノも多い。
ただでさえ扱いに注意が必要な工具になってくるので、思わぬ事故やケガにつながるのはあまりおすすめできません。
また充電器や充電電池はレースで使えないのはもちろんですが、過充電をカットする機能が付いていない商品もあるので取り扱いが危険です。
ミニ四駆に必要なものを低価格でそろえることができるのが100均の魅力。
しかし中には、使い方を考えた方がいいモノがあることも知っておく必要があります。
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