B-MAXレギュレーションという限られた改造の中でも、少しでも速くしたいB-MAXマシン。
今回の改造は、駆動に関係するギヤ周りや、電池のパワーを伝えるターミナルなど。
マシンの見た目には変化のない部分を改造しています。
気になるのは、そんな多少の変化でもマシンの速さに影響はあるのかどうかです。
✅この記事の内容
- コースで走らせ、マシンが速くなったかの確認
- ギヤとターミナルの変更によって、マシンは速くなったのか
- さらに速くするためには、どこから改造すべきか
この記事では、ギヤ周りやターミナルを変更したB-MAXマシンについて。
コースを走らせた時のタイムアタックでの結果から、改造の手ごたえについて紹介します。
今回のB-MAXマシンの改造は、目に見えた変化はない内面的な部分になっています。
- セッティングギヤセットで、ギヤを変更
- カウンターギヤの軸受けを、脱脂した620ベアリングに
- ノーマルターミナルからゴールドターミナルへ変更
クラウンギヤは、ピンクからカーボンに。
またプロペラシャフトが中空になって軽量化された部分に関しては、どこまで効果があったかはむずかしい部分です。
しかしカウンターギヤの軸受けを、620ベアリングにした成果はあったはず。
タイムが縮んでいたことからも、マシン全体としては効果は出ていたようです。
今回ターミナルに関しては、通電率よりメンテナンス性を考えての変更でした。
しかしターミナルを替えたことで、タイムにも大きな影響が。
銅と金メッキによるターミナルの違いが、はっきりと出る結果になりました。
タイム的に速くなったといっても、前回と比べれば多少の差です。
これ以上マシンを速くしようと考えた場合、ローラーなどの外見的な部分も変更が必要なのかと感じました。
コースで走らせ、マシンが速くなったかの確認
確認すべきは、パーツによるマシンの速さの変化
今回のコースは、前回走らせた時と同じコースレイアウトです。
なのでコースレイアウトに対するマシンセッティングは、ほとんど出せている状態でした。
今回確認すべきは、パーツの追加や変更によるマシンの速さの変化。
少しでも速くなったであろうマシンでも、同じセッティングで通じるのかです。
前回合わせたマシンセッティングが通じない方が、マシンが速くなった証拠にはなってきます。
タイムによって、速くなったかどうかがわかる
今回のコースのように、タイムを計れるというのはマシンが速くなったかどうかの確認がしやすいです。
同じコースレイアウトで走らせるのは、同じB-MAXマシン。
今回はマシンを速くするために、ギヤ周りやターミナルだけの変更。
ギヤ関係やターミナルの変更だけで、マシンの速さにどれだけ違いが表れるのか。
タイムアタックボードの記録や、前回のマシンのタイムが指標になってきます。
ギヤとターミナルの変更によって、マシンは速くなったのか
パーツの変更による成功と失敗
前回同じコースを走らせたタイムと比べると、多少は速くなっていました。
今回B-MAXマシンで変更したのは、ギヤ関係。
プロペラシャフトは、ノーマルから中空になって多少の軽量化。
カウンターギヤには、脱脂した620ベアリングを使っています。
これによって、キット付属だった低摩擦樹脂のベアリングよりは回転も良くなったはず。
そしてターミナルも変更。
この先のメンテナンス性と、GUPというイメージだけで変更したゴールドターミナル。
しかしこのターミナルの材質による差が、マシンのタイムとして出てきました。
マシンを速くするために変更した、ギヤとターミナル。
コースを走らせた結果でいえば、ギヤの変更だけでノーマルターミナルを使った方が速かったです。
マシンを速くするという目的では、ノーマルターミナルが正解
マシンの内面的な部分の変更によって、マシンの速さには影響が出ていました。
プロペラシャフトの軽量化による影響は、微々たるもの。
しかしカウンターギヤの駆動、ベアリングの影響は大きかったように思えます。
そしてターミナルに関しては、変更したゴールドターミナルよりノーマルターミナルの方が速い結果に。
ギヤ比+ターミナル | 3.5:1+ノーマル | 3.7:1+ゴールド | 3.5:1+ゴールド | 3.5:1+ノーマル |
---|---|---|---|---|
タイム | 36.97 | 39.10 | 38.71 | 36.73 |
ベアリングのみを変更した方がタイムが速かったことからも、結果はあきらか。
銅と金メッキのターミナルによる、通電率の差が結果として表れました。
GUPだからマシンが速くなるだろうという、当たり前に持っていたイメージからの改造。
メンテナンス性も考えての変更でしたが、ここまで差が出てくると悩みます。
「マシンを速くする」という目的を考えると、ノーマルのターミナルが正解になってきます。
さらに速くするためには、どこから改造すべきか
思っていた結果にならない改造も、経験のひとつ
今回の場合、タイムアタックという指標によってマシンが速くなった実感を感じました。
「前回よりタイムを縮めることができた」=「マシンが速くなった」
追加パーツによる改造が正解だったかというと、複雑な部分もあります。
特にターミナルの選択については、マシンの速さを取るか、メンテナンス性を取るか。
トライ&エラーで経験を積んでいくのも、ミニ四駆の楽しさになってきます。
マシンが速くなったといっても、多少の違い
まだ安定してコースを走れることからも、もう少しマシンの速度を上げてみたいと考えます。
マシンを速くするための改造は、今回のように駆動関係のような内面的な部分。
そして今回は手を加えなかった、ローラーやタイヤ、バンパー類などの外見的な部分があります。
今回のように内面部分の変更だけだと、マシンの速さも多少の違い。
改造による手ごたえを感じながらも、マシンを速くするためにはまだ改善すべき点がありそうです。
タイムを縮めるために必要な改造とは
次につなげるためには、B-MAXマシンをさらに速くするために必要な改造は何かを考える必要があります。
ローラーやタイヤなどの外見部分を変更して、マシンを速くするのもひとつの手段。
さらに今回のように、タイムを縮めるための改造もひとつになってきます。
そのために必要なのは、ローラーなどだけではなくブレーキセッティングなどもあります。
ブレーキセッティングなどでタイムを縮めるのも、ひとつの目標に。
現状今のB-MAXマシンでは限られる、ブレーキセッティング。
タイムという目標に対して、どこから手を付けていくのかも重要です。
思っていたより速くなっていなかった、物足りなさ
今回のB-MAXマシンの改造は、目に見えた変化はない内面的な部分でした。
- セッティングギヤセットで、ギヤを変更
- カウンターギヤの軸受けを、脱脂した620ベアリングに
- ノーマルターミナルからゴールドターミナルへ変更
トータル的に考えてタイムが縮んでいたことからも、マシン全体としては効果があったはずです。
特にカウンターギヤの軸受けを620ベアリングにしたのは、1番影響が出ていそうな部分。
そして「マシンを速くする」という方向性の中では、学ぶこともありました。
ターミナルをノーマルからゴールドに替えない方が、速かったタイム。
このように、考えていたような結果にならない改造で学べることもあります。
それでも思っていたより速くなっていなかったのは、物足りない部分。
まだ安定して走っているマシンを見て、さらに速くするためにどこから手を付けていくかも考えていく必要があります。
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