PDモーターになったことで、大きく速度が上がったB-MAXマシン。
しかしその速さによって、これまで問題のなかったLCでもコースアウトするようになってしまいました。
マシンの速度を落とさなければ、LCをクリアできないという矛盾。
この矛盾を無くすためにも、LC対策が必要となってきました。
✅この記事の内容
- LC対策としての改造を考える
- 13-12mm 2段アルミローラーセット
- VZシャーシ用 FRPフロントワイドステー
この記事では、B-MAXマシンに追加した改造について。
フロントを2段アルミローラーにして、LC対策を。
そしてリヤバンパーに、VZ用のFRPを使った理由も紹介します。
今回B-MAXマシンには、2種類のパーツを追加してみました。
まずはLC対策として、定番の「2段アルミベアリングローラー」をフロントに。
ローラー径や材質はこれまでの13mmと変わりありませんが、2段になっていることでマシンの傾きにも強いのではと。
LCでは、マシンも片側が浮き上がった状態でコースに接しています。
その時に12mmのローラーが当たることで、コースアウトを防げるのではと。
またそれでもむずかしかった場合、2段ローラーの逆付けという手段もあるので今回追加しました。
また課題だったリヤバンパーの強度アップを考え、「VZ用のFRPワイドステー」も追加。
FRPの追加に合わせて、リヤ側のローラー幅も変更してみました。
これまではコース内に収まりやすいようにと、狭めていたローラー幅。
今回はジャンプなどでマシンが安定しやすいように、ローラー幅を広くして取り付けてみました。
LC対策としての改造を考える
LCでのコースアウトは、誰もがぶつかる問題
ミニ四駆でのLCは、誰もが悩まされるポイントになってきます。
普段ミニ四駆を走らせるコースは、3レーン。
その中のLCは、初心者であるほどコースアウトし対策を考える必要のあるセクションになってきます。
さらにそれは、マシンが速くなるほどコースアウトしやすくもなってきます。
今回B-MAXマシンのモーターを変更し、マシンが速くなったことで、これまで問題の無かったLCでコースアウトするようになりました。
B-MAXこそ、基本に忠実な対策を
現状のB-MAXマシンで、1番の改造ポイントになってくるのがLC対策です。
B-MAXマシンの場合、改造できるパーツや取り付け方法も限られてきます。
そんな中でLCを攻略するとなると、基本に忠実な改造になってきます。
- LCでマシンはどんな挙動をしているのか
- LCではどんな形でコースアウトしているのか
これらをしっかり考えることで、マシンの見直すべきポイントも出てくるのではないかと考えています。
13-12mm 2段アルミローラーセット
LC対策として定番の改造
今回LC対策として追加したのは、「13-12mmの2段アルミローラー」です。
3レーンコースのマシンでは、取り付けているのをよく見かけるこのローラー。
その理由のひとつとして、LC対策のためという部分があります。
ローラー径や材質だけ見れば、これまで取り付けていた13mmベアリングローラーと変わりありません。
しかし2段になっていることで、マシンが傾いた状態でもローラーがコースの壁を捉えてくれます。
このコースへの食いつきが、これまでの13mmローラーと違うのではと考え追加しています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.398 GP.398 2段アルミローラーセット 13-12mm 15398
2段アルミローラーを使う理由
2段アルミローラーが、LC対策として有効な理由はいくつかあります。
まずはマシンが傾いても、ローラーがコースの壁にしっかり当たってくれること。
LCでマシンの片側が浮いた状態でも、ローラーがしっかり壁をとらえ、マシンの姿勢を整えてくれます。
さらに、2段アルミローラーを通常の取り付けでもLCを攻略できなかった場合。
2段アルミローラーの逆付けという対策をすることもできます。
この場合ローラーの位置も高くなり、他のセクションでデメリットになってしまう面はあります。
しかし今回のように、LC対策を考えた場合有効な手段にはなってきます。
もちろん逆付けという方法をとらずに、ローラーの変更だけでLCをクリアできることが理想の形にはなってきます。
VZシャーシ用 FRPフロントワイドステー
リヤバンパーが破損しないように補強
フロントローラーの変更と共に、今回はリヤバンパーにFRPプレートを追加しました。
使用したのは、「VZシャーシ用のFRPフロントワイドステー」。
今回追加した理由のひとつは、課題でもあったリヤバンパーの強度アップのため。
マシンが速くなったことで、マシンにかかる負荷も大きくなってきました。
キットそのままのリヤバンパーでは、さすがに強度不足。
またいつ同じように、リヤバンパーが破損するかもわかりません。
今回FRPプレートで補強を入れることで、強度アップを考えました。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.524 VZシャーシ FRP フロントワイドステー
ローラー幅を変更して、安定感を上げる
リヤにFRPプレートを追加したもうひとつの目的は、ローラー幅の変更です。
これまでは、19mmローラーを取り付ける位置に13mm径のローラーを取り付けていました。
これにもちゃんと目的はありました。
B-MAXマシンの場合、コース内に収まりやすいようにギミックバンパーを搭載することはできません。
なのでマシンの横幅、ローラー幅を狭くし、コース内に収まりやすくしようという狙いがありました。
今回リヤバンパーにFRPをつけたことで、ローラー幅の変更も可能に。
規定ギリギリまでローラー幅を広げることで、ジャンプ時なども含め、マシンを安定した走りにできるようにと変更をしました。
LC対策とマシンの安定性アップのための追加
今回B-MAXマシンには、2種類のパーツを追加。
まずはLC対策として、定番の「2段アルミベアリングローラー」をフロントに。
改造の限られるB-MAXマシンでも、2段になっていることでマシンの傾きにも強くしようと。
それでもLCがむずかしかった場合、2段ローラーの逆付けという手段もあります。
他の部分でデメリットにもなってきますが、今回のLC対策としては有効かと。
また課題だったリヤバンパーの強度アップを考え、「VZ用のFRPワイドステー」。
FRPの追加に合わせて、これまでよりリヤのローラー幅も変更。
これまでは、コース内に収まりやすいようにとローラー幅を狭く取り付けていました。
しかし今回は、ローラー幅が広くなることでジャンプなどでマシンが安定しやすいようにと。
リヤバンパーの強度と、マシンの安定性をアップさせるようにと追加してみました。
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