今のミニ四駆では、メンテナンス用として「ケミカル」とよばれる商品も多く発売されています。
その中でも、モーター慣らし用やベアリングのメンテナンス用としてのオイル類も多いです。
マシンの速さを考える上では、ベアリングの性能は重要。
ベアリングは脱脂だけでなく、オイルなどによる潤滑も大事になってきます。
✅この記事の内容
- ベアリングに大事なこと
- ベアリングオイルが必要な理由
- おすすめのベアリングオイル
この記事では、ミニ四駆のベアリングについて。
ベアリングオイルが必要な理由と、おすすめのベアリングオイルを紹介します。
ミニ四駆のベアリングのメンテナンスでは、「脱脂」と「潤滑」が大切になってきます。
「脱脂」とは、新品のベアリングなどで抵抗となるグリスを抜くこと。
そして「潤滑」とは、脱脂したベアリングの性能を維持するためにメンテナンスすることです。
脱脂したベアリングは、スムーズな回転や性能維持のために表面を保護する必要があります。
そんな時に必要となってくるのが、ベアリングオイル。
タミヤをはじめ、ベアリングオイルだけでもいくつも発売されています。
その中でもよく使われているのが、この3種類。
ベアリングの性能御維持のため、脱脂後のオイル注油は欠かせません。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ ミニ四駆 ベアリングオイル 15531
商品リンク:スーパー超低粘度ベアリングオイル『まわるっちゃん』
商品リンク:ミニ四駆 MRFベアリングオイル
ベアリングに大事なこと
脱脂
ミニ四駆のベアリングを使う上では、脱脂が必要になってきます。
「脱脂」とは、油成分を抜くこと。
新品のベアリングの場合、ベアリング保護のために中にグリスが注入されています。
このグリスの油成分は、ベアリング性能を維持する上では欠かせません。
しかしベアリングの回転の部分では、抵抗となってきてしまう場合も。
そんな抵抗となる油成分を抜くひと手間が、脱脂になります。
脱脂のやり方については、こちらの記事で紹介しています。
潤滑
ベアリングの性能を測る上では、潤滑による回転の良さも重要になってきます。
ミニ四駆が速く走る上では、ベアリングが回転する時の抵抗の少なさが大切。
マシンでベアリングが使われているのは、軸受けやローラー、ギヤ周りなどの回る部分です。
ローラーであれば、コースと接触した時にスムーズに回転してマシン速度を落とさないために。
軸受けやギヤ周りであれば、電池とモーターからのパワーを抵抗なく各部分へ伝える必要があります。
このベアリングの回転の良さには、ベアリング内の摩擦抵抗が関係してきます。
摩擦面がグリスやオイルによって保護されていることで、スムーズな回転に。
ベアリングの性能において、過度なグリスは抵抗になります。
しかし表面を保護して性能を維持する面では、適度な潤滑も必要です。
ベアリングオイルが必要な理由
よく回るのは脱脂直後だけ
脱脂したベアリングがよく回るのは、脱脂した直後だけです。
脱脂直後のベアリングが回るのは、抵抗となっていたグリスなどの抵抗がなくなるため。
脱脂をすることで油による抵抗が無くなり、空転しやすくなります。
しかしそのまま使い続けていると、すぐに回転は悪くなってしまいます。
最初に入っていたグリスなどの油成分も、ベアリングの表面を保護するため。
なので保護する脂が無い場合、負荷がかかると噛みや削れ等の摩耗をしてきます。
脱脂によって直後の回転は良くなりますが、表面の保護も無くなるため長続きはしません。
潤滑が必要
脱脂したベアリングの状態を維持するためには、ベアリングの潤滑が必要になってきます。
過度なグリスなどによる保護は、ベアリングが回転する上では抵抗に。
しかし表面が保護されていないと、ベアリングの性能としては落ちてきてしまいます。
そんなベアリングの性能維持のために、適度な表面の保護は必要。
表面が保護されることで摩擦抵抗が減り、スムーズな回転にすることができます。
脱脂したベアリングの表面保護のために使われるのが、ベアリング系のオイル。
適度な油成分が表面を覆い、脱脂したベアリングとしての性能を維持してくれます。
おすすめのベアリングオイル
ベアリングオイルの使い方
ベアリングオイルの使い方としては、脱脂したベアリングに適量を注油するだけです。
脱脂したベアリングの表面を保護するために必要となるのが、ベアリングオイル。
グリスとは違って、成分としてはサラサラしています。
なのでベアリングが回転する上で、過度な抵抗にもなりづらいのが特徴。
脱脂したベアリングは、余計な油成分が抜けてカラカラの状態。
そこへベアリングオイルを足すことで、表面が保護されて摩耗を減らすことができます。
ベアリングオイルを注油して馴染ませることで、脱脂直後の回転の良さを維持。
また使い古したベアリングにオイルを注油することで、ベアリングの状態によっては復活する場合もあります。
グリスとオイルの違いについては、こちらの記事で紹介しています。
おすすめはこの3種類
ベアリング用のオイルといっても、今は多くの種類が発売されています。
これ以外にも、ベアリングオイルとしては数多くの商品が。
その中でも代表的なベアリング用オイルとしては、「タミヤから発売されているベアリングオイル」。
他にも「PLMのまわるっちゃん」や「MRFのベアリングオイル」などは、多く使われています。
ベアリングオイルといっても、オイルの成分はさまざま。
いろいろなベアリングオイルを試してみるのも、おすすめになってきます。
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ベアリングの性能維持にはオイルも必要
ミニ四駆のベアリングのメンテナンスでは、「脱脂」と「潤滑」が欠かせません。
「脱脂」で抵抗となるグリスを抜き、脱脂したベアリングの性能を維持するために「潤滑」でメンテナンス。
脱脂したベアリングは、スムーズな回転や性能維持のために表面を保護する必要があります。
そんな時に必要となってくるのが、ベアリングオイル。
タミヤをはじめ、ベアリングオイルだけでもいくつも発売されています。
ベアリングの性能御維持のため、脱脂後のオイル注油は欠かせません。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ ミニ四駆 ベアリングオイル 15531
商品リンク:スーパー超低粘度ベアリングオイル『まわるっちゃん』
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