初心者にも使いやすくておすすめの充電器が、ハイテックの「X4 Advanced mini Ⅱ」。
コンパクトな大きさによる使いやすさだけでなく、必要最低限な機能も使いやすい理由のひとつ。
「充電」「放電」「リフレッシュ」の使い方を知るだけで、しっかりと使いこなすことは可能です。
✅この記事の内容
- 充電(CHARGE)
- 放電(DISCHARGE)
- リフレッシュ(REFRESH)
この記事では、「X4 Advanced mini Ⅱ」の使い方について。
それぞれの機能と、実際の使い方についても合わせて紹介します。
「X4 Advanced mini Ⅱ」の主な機能は3つ。
- 充電
- 放電
- リフレッシュ
他の本格的な充電器と比較すると、物足りない機能にはなってきます。
しかしこれだけの機能でも、ミニ四駆で使うニッケル水素電池の管理は可能。
たしかに完了後に自動的にトリクル充電に移行したり、リフレッシュの時間がかかってしまうなど使いづらい点もあります。
しかし使い方や特徴がわかっていれば、シンプルなのでコースにも持って行きやすく使いやすい充電器になってきます。
商品リンク:ハイテック AA/AAAチャージャー X4 Advanced mini II
X4 Advanced mini Ⅱについては、こちらの記事でも紹介しています。
充電(CHARGE)
100mA~1600mAの範囲で充電可能
「CHARGE MODE」は文字通り、電池を充電するモードです。
100mAから1600mAの範囲で、充電電流の値を設定が可能。
X4 mini Ⅱになったことで、充電電流を100mA単位で設定できるようになっています。
なので最大で、1600mAに設定が可能。
充電電流が高いほど早く充電が終わりますが、その分電池が熱を持つ部分にも注意が必要。
また充電終了後は、自動的にトリクル充電に。
「トリクル充電」とは、自然放電を補うために微小電流で充電を続ける機能のこと。
このトリクル充電は、電池をスロットに入れている限り続きます。
なので電池に負担をかけないためにも、充電が終わったらスロットから電池を外しておくことをおすすめします。
充電中の「熱」と「電流値」には注意が必要
X4 mini Ⅱでの充電中は、電池が熱を持ちやすいのには注意が必要です。
充電電流が大きいほど、短時間で充電を終わらせることができます。
しかし多くの電流を流すため、電池が熱を持ちやすくなる点も注意が必要。
X4 mini Ⅱ自体も、熱を持ちづらいような設計にはなっています。
しかしそれでも、まだまだ排熱性としては不十分。
なので電池に熱を持たせないためには、冷却用のファンなどで冷やしながらの使用が必要になってきます。
また最大の1600mAに充電電流を設定しても、4本同時の充電などでは電流値が下がってきます。
「自動充電電流調整」によって、充電中の電流値が変わってくることも重要です。
放電(DISCHARGE)
放電が必要なのは、電池管理の部分
「DISCHARGE MODE」は、電池の放電機能になってきます。
この放電時の電流値は、100mA~700mAに設定が可能。
充電している電池から、電池を抜いていくのが放電。
基本的にコースでマシンを走らせていれば、自然と放電はされています。
なのでコースで使う充電器の機能としては、充電の方が主になってきます。
なので放電が必要となるのは、電池管理の部分。
コースで走らせた後や、新品の電池を使い始める前などに必要な機能になってきます。
電流値は低くても、放電時にも熱に注意
X4 mini Ⅱは、放電時にも本体や電池が熱を持ちやすくなっています。
放電時の電流は最大700mAと、充電時の1600mAに比べれば半分以下。
しかしそれでも、実際に放電をすると本体からは発熱されています。
もちろん本体の熱は、多少電池にも伝わってしまいます。
結果として電池には、電池自体の熱と本体からの熱が。
充電時と同様、電池に負担をかけないという意味では冷却用のファンなどとの併用がおすすめです。
リフレッシュ(REFRESH)
充放電をくり返して、電池の状態を管理
「REFRESH MODE」は、充電→放電→充電をくり返す機能になっています。
充電と放電をくり返すことで、ニッケル水素電池の「メモリー効果」を解消することができます。
リフレッシュで電流値の設定ができるのは、充電電流だけ。
放電時の電流は、設定した充電電流値の値に応じて自動的に設定されることになります。
リフレッシュモードを使う場面としては、電池の容量を見る場合。
ニッケル水素電池は、コースなどでつぎ足し充電をしていると本来の性能を発揮しづらくなってきます。
なのでコースなどで使った後、自宅でリフレッシュさせることで電池の性能を戻すことができます。
また電池をリフレッシュモードを使うことで、レース前に電池の状態を多少上げることも可能になってきます。
ミニ四駆の電池管理については、こちらの記事で紹介しています、
充放電の間の長すぎるインターバルが問題
リフレッシュモードを使う際は、完了までの時間がかかってしまうことに注意が必要です。
リフレッシュモードの機能としては、充電→放電→充電をくり返していきます。
しかしそれぞれの工程の間に、1時間ほどのインターバルが入るのが問題になってきます。
電池に負担をかけないためにも、充電と放電の間のインターバルは必要。
しかし電池が冷えるのに、1時間も必要はありません。
リフレッシュモードで充電と放電にそれぞれ1時間ほどかかる場合。
リフレッシュモードが完了するまでには、計5時間はかかってきてしまいます。
なので急ぎで充放電をしたい場合、充電と放電をそれぞれ設定して行った方が時間効率も良くなってきます。
またリフレッシュモード完了後も、トリクル充電が始まります。
なので充電時同様、完了後は電池をスロットから外しておくことになります。
必要最低限の機能からくる、使いやすさ
「X4 Advanced mini Ⅱ」の主な機能としては、3つだけです。
- 充電
- 放電
- リフレッシュ
他の本格的な充電器と比較すると、物足りない機能。
しかしこれだけの機能でも、ミニ四駆で使うニッケル水素電池の管理は可能。
また必要最低限の機能だからこそ、初心者にも扱いやすい充電器になっています。
たしかに完了後に自動的にトリクル充電に移行したり、リフレッシュの時間がかかってしまうなど使いづらい点もあります。
しかし使い方や特徴がわかっていれば、シンプルなのでコースにも持って行きやすく扱いやすい充電器になってきます。
商品リンク:ハイテック AA/AAAチャージャー X4 Advanced mini II
その他のおすすめ充電器については、こちらの記事で紹介しています。
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