2023年最初のタミヤ公式大会となる、「ミニ四駆グランプリ2023」。
そんな大会のコースレイアウトは、「BUNNY HOP CIRCUIT」になっています。
1発勝負の公式大会だからこそ、参加前からのマシン調整が重要です。
✅この記事の内容
- 実際に公式模擬コースを走らせた感想
- 「BUNNY HOP CIRCUIT」のCOポイント
- 考えておくべき対策
この記事では、ミニ四駆グランプリ2023の模擬コースでの練習について。
実際に「BUNNY HOP CIRCUIT」を走らせてきた感想と対策について紹介します。
ミニ四駆グランプリ2023の練習として、模擬コースでの練習をしてきました。
模擬コースでの練習で訪れたのは、横浜元町にある「FORCE LABO」。
公式大会のための模擬コースでの練習も、コロナ前以来になりました。
当日のコースについては、アイガー上りの角度や5レーンのLCが無いなど実際のコースとは異なる部分も。
しかしコースのむずかしさを経験するという意味では、十分な時間となりました。
まずマシン調整をする上で必要となってくるのは、「アイガーの上り・下り」と「コースのギャップ」への対策でした。
実際に走らせていても、アイガー上りでの速度超過や下り時のマシンのジャンプ姿勢が重要。
さらに途中から追加されたコースのギャップによって、マシンの走りも大きく変化してきました。
当日の東京大会は、室内ではなく屋外コース。
多少コースの状況は変わる中でも、最低限考えたマシンセッティングが必要となってきます。
実際に公式模擬コースを走らせた感想
完走する難易度が高いコース
はじめて「BUNNY HOP CIRCUIT」を走らせた感想としては、むずかしいという印象しかありません。
まずは、自分の中で考えていたセッティングのマシンでの試走。
マシンのセッティングとしては、新しく載せ替えたシャーシ以外はこれまでの公式用マシンとほぼ同じセッティングになっていました。
まず最初はブレーキセッティングなどもほどほどの状態。
モーターもHDモーターで、2023年最初のタミヤ公式コース「BUNNY HOP CIRCUIT」を走らせました。
セッティング次第では、1週もできない
自分なりのセッティングで走らせた結果、1週目でコースアウトしてしまいました。
コースアウトしたのは、アイガー上りで飛び過ぎてしまって。
このコースアウトの原因については、速度超過以外ありませんでした。
まずはアイガー上りでのコースアウトを無くすべく、マシンのセッティングを調整。
完走するためのセッティングも、ひとつずつ対策して探っていくしかなくなりました。
「BUNNY HOP CIRCUIT」のCOポイント
「アイガーEVO.上り」で飛び過ぎてしまう
今回のコース、コースアウトポイントとして多かったのはアイガー上りです。
実際にコースを走らせてみても、むずかしさはありました。
他のレーサーのマシンの走りを見てても、ここでのコースアウトが多くみられるほど。
コースアウトの様子としては、速度超過だったりジャンプ姿勢だったりとさまざま。
マシンによって状況は違っていましたが、やはり飛び過ぎて直後のコーナーに収まりきれないマシンが多かった印象です。
さらにDBからのアイガー上りということもあり、マシンのジャンプ姿勢も重要。
コースのつなぎ目の段差による影響で、ジャンプ姿勢が乱れてコースアウトするパターンも多かったです。
マシン姿勢が重要な「アイガーステップ下り」
次に多くのコースアウトがみられたのは、アイガーの下りでした。
ここでも、マシンの着地姿勢によるコースアウトがほとんど。
着地でマシンが跳ね上がるというより、下る時の姿勢の乱れによってコースに弾かれてしまうことが多かった印象です。
さらに途中から追加されたコースの壁によるギャップによって、難易度はさらにアップ。
マシンがアイガーを下る時の姿勢が原因なのはあきらか。
安定してクリアするためには、ギャップがあっても影響を少なくする必要が。
アイガーの下りでは、コースのギャップによる影響を受けながらもコース内に収める調整が必要になりました。
考えておくべき対策
アイガーで効いて、バンクで止まらないブレーキ調整
まず完走のためには、アイガーの上りと下りに合わせたセッティングは必要になってきそうです。
アイガー上りでのコースアウトの原因は、速度の出すぎによる飛び過ぎ。
そうならないためには、ブレーキでの速度調整が必要になってきます。
しかしそのブレーキ調整がむずかしい部分。
マシンによって違ってくる部分にはなりますが、セッティングによっては前後のブレーキだけでも足りない場合があります。
逆に効きすぎるブレーキにしてしまうと、45度バンクで止まってしまうという問題も。
実際にコースを走らせた中でも、自分の考えていた以上にブレーキは効かせていた印象。
最初はブレーキが合わなくても、微調整をするたびに何とか形にはなりました。
最終的にブレーキセッティングの目安がみえてきたことで、当日のアイガー上りは何とかクリア。
しかし練習した時点でのアイガー上りの角度は、本番とは少し違うというのがむずかしいポイント。
本番のコースに合わせる上では、もう少しブレーキを効かせるべきか悩ましい部分です。
ギャップに影響されないセッティング
次に重要になってきそうなセッティングは、コースの段差によるギャップ対策です。
特にアイガーの上りや下りをクリアするためには、マシンのジャンプ姿勢が重要でした。
実際に直前の仙台大会では、コースのギャップによるコースアウトも多かったよう。
そこでコースアウトしているマシンも多かったことから、途中からあえてコースのギャップを再現してくれていました。
このギャップの追加によって、マシンの挙動もそれまでとは大きく変化しました。
当日のセッティングとしては、まずは前後のスライドダンパーの強さで調整。
そこからいろいろとセッティングを試行錯誤し、ジャンプ姿勢が安定してきたことで何とかクリアできるくらいにはなりました。
それでも今回の模擬コース、完走できる回数の方が少なかった印象。
さらに参加予定の東京大会は屋外コースのため、室内とはコースの状況が大きく変わってきそうです。
自分なりのセッティングが出せていても、あとは当日の状況に合わせたセッティングのむずかしさは考えておかなければいけません。
アイガーとギャップへの対策は必須
ミニ四駆グランプリ2023の練習として、模擬コースを走らせてきました。
模擬コースでの練習で訪れたのは、横浜元町にある「FORCE LABO」。
当日のコースについては、アイガー上りの角度や5レーンのLCが無いなど実際のコースとは異なる部分もありました。
しかしコースのむずかしさを経験するという意味では、十分な時間に。
まずマシン調整をする上で必要となってくるのは、「アイガーの上り・下り」と「コースのギャップ」への対策です。
実際に走らせていても、アイガー上りでの速度超過や下り時のマシンのジャンプ姿勢が重要に。
さらに途中から追加されたコースのギャップによって、マシンの走りも大きく変化してむずかしさが増しました。
当日の東京大会は、今回のような室内ではなく屋外コース。
多少コースの状況は変わる中でも、最低限考えたマシンセッティングが必要となってきそうです。
別のマシンで走らせた感想については、こちらの記事で紹介しています。
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