マシンとしての形も固まってきた、B-MAXマシン。
リヤバンパーの見直しやSDモーターを追加することで、セッティングの幅も広げてみました。
使うモーターが2種類になったことで可能なのが、コースレイアウトによる使い分け。
今回のコースレイアウトの場合、どのセッティングが最適なのかを比較検証してみました。
✅この記事の内容
- 初見の感想は、飛ばせるコースレイアウト
- コースに適したセッティングは?
- マシンの速度と伸びないタイムが課題
この記事では、B-MAXマシンの走行について。
今回のコースに対するセッティングを、モーターやギヤ比を比較しながら検証してみました。
今回はこれまでのPDモーターだけではなく、SDモーターも準備してB-MAXマシンを試走。
コースに合ったセッティングを考える中で、ギヤ比と合わせて最適なマシンセッティングを考えました。
初見の感想としては、速度の出せるコースレイアウト。
なので「SDモーター+3.5:1」が最適なセッティングになるのではと考えていました。
しかし結果的に、モーターとギヤ比がどの組み合わせでもそこまでの大きな差はありませんでした。
セッティング | タイム |
---|---|
PD+3.5:1 | 32.14 |
PD+3.7:1 | 32.44 |
SD+3.5:1 | 33.85 |
SD+3.7:1 | 32.20 |
その理由として考えられたのが、前半と後半で違ったコースの特徴。
比較的平面の多い前半はSDモーターや3.5:1ギヤが有利だったのに対し、後半はバンクなどでの減速が目立ちました。
ここに関しては、PDモーターや3.7:1ギヤなどのトルク寄りが向いていた印象。
最終的にタイムがまだまだ及ばなかったのは、そもそもB-MAXマシンとしての速さが足りなかったこと。
それに加えて、コースに合わせた最適解を見つけきれなかった部分にありそうです。
初見の感想は、飛ばせるコースレイアウト
比較的スピードコースという第1印象
コースレイアウトや走っているマシンを見た感じ、比較的飛ばせるコースレイアウトというのが第1印象でした。
ブレーキ調整もそこまで必要なく、マシンの姿勢を整えるくらい。
ジャンプの挙動次第では、コースアウトしてしまう場面も見られました。
あと問題となっていたのが、スピードの乗った状態でLCをクリアできるかどうか。
コースアウトポイントは、そのマシン次第で変わってくる部分。
現状のB-MAXマシンでの速度域の場合、問題となってくるのがこれらのポイントでした。
B-MAXマシンの場合、ほぼノーブレーキで完走
結果的には、ほぼノーブレーキでの走行になりました。
B-MAXマシンでの速度域では、そこまでブレーキの調整が必要ありませんでした。
スロープの上りなどでも、十分に着地までの距離もあったため。
ブレーキを使ったとしても、マシン速度が上がった時のジャンプ姿勢を整える場合くらいでした。
そんな中でもコースアウトが多かったのは、スピードが乗った状態でのコーナー直後。
姿勢を乱してのジャンプによって、コースに引っかかってしまうことが多かったです。
コースに適したセッティングは?
現状マシンでの最適なセッティングを検証
今回はこれまでとは違い、現状のB-MAXマシンでコースに合ったセッティングを考えてみました。
試したセッティングのパターンとしては、4種類。
- PDモーター+3.5:1ギヤ
- PDモーター+3.7:1ギヤ
- SDモーター+3.5:1ギヤ
- SDモーター+3.7:1ギヤ
ギヤ比が2種類に対して、使用したモーターも2種類。
これまで使っていたPDモーターと、セッティングの幅のために新しく追加したSDモーターです。
事前にモーター慣らしもしていたので、コースですぐに使い始めることもできました。
平面での速度と、連続バンクでのトルク
結果的に、4種類の組み合わせを比較しても大きな差がない結果となりました。
セッティング | タイム |
---|---|
PD+3.5:1 | 32.14 |
PD+3.7:1 | 32.44 |
SD+3.5:1 | 33.85 |
SD+3.7:1 | 32.20 |
初見でコースを走らせた感じは、スピードコースという印象でした。
なので、モーターはPDモーターよりSDモーター。
ギヤ比も、3.5:1より3.7:1が有効なのではという考えでした。
しかし実際に走らせてみると、そこまで大きな差はない結果に。
平面での速度が必要なのは間違いありませんでしたが、コース後半の連続バンクでのスピードロスも目立っていました。
平面の速度では、SDモーターや3.5:1の速度寄り。
しかし連続バンクなどでは、PDモーターや3.7:1のトルク面が必要だった印象。
その結果、どの組み合わせでも大差ない結果になっていました。
マシンの速度と伸びないタイムが課題
まだまだマシンの差を感じるタイム
最終的にB-MAXマシンで出せたタイムは、他のマシンのタイムには遠く及ばない結果となりました。
現状のB-MAXマシンで考えられるセッティングで、タイムアタックにも挑戦。
しかしそんなセッティングでも、30秒を切ることができませんでした。
今回はB-MAXでのタイムアタックボードは無かったので、他のB-MAXマシンとの比較はできませんでした。
しかしオープンマシンとのタイムを比較しても、その差は5秒前後。
オープンマシンまでとはいかなくても、30秒を切れなかったのは物足りない結果となりました。
細かなタイムロスが伸びなかった原因
今回タイムが伸びなかった原因のひとつに、マシンの安定性がありそうです。
特に目立ったのが、速度が出た状態でのコーナー直後のDB。
大きくジャンプしてからの着地は問題ありませんでしたが、その時のマシンの姿勢によって結果が変わっていました。
少しでもマシン姿勢が斜めになると、コースに引っかかり大きくタイムロス。
速度や姿勢によっては、そのままコースアウトしてしまう場合も多かったです。
その原因として考えられるのは、コーナー直後のDBだったこと。
前回の走行でも同じような問題を経験したことからも、ここを改善することで全体的なタイムロスを減らせたのではと感じています。
最適なセッティングを見つけるむずかしさ
今回は2種類のモーターとギヤ比によって、コースに合った最適なマシンセッティングを考えました。
速度の出せるコースレイアウトという印象通りにいかないのが、ミニ四駆のむずかしい部分。
結果的には、モーターとギヤ比がどの組み合わせでもそこまでの大きな差はありませんでした。
セッティング | タイム |
---|---|
PD+3.5:1 | 32.14 |
PD+3.7:1 | 32.44 |
SD+3.5:1 | 33.85 |
SD+3.7:1 | 32.20 |
その理由として考えられたのが、前半と後半で違ったコースの特徴でした。
比較的平面の多い前半は、SDモーターや3.5:1ギヤが有利。
それに対して後半は連続バンクの多いコースだったため、PDモーターや3.7:1ギヤなどのトルク寄りが向いていた印象です。
最終的にタイムが伸びなかった原因としては、そもそもB-MAXマシンとしての速さが足りないこと。
それに加えて、コースに合わせた最適解を見つけきれなかった部分にありそうです。
マシンのちょっとした挙動の違い、タイムロスの積み重ねによって、30秒というタイムを超えられなかったことになってきます。
コメント