モーター慣らしというと、ミニ四駆初心者にはハードルが高いイメージ。
それなりの機器の準備や、経験や知識も必要そうな印象です。
しかし、モーターが速くないとマシンが速くならないのも事実。
そんなモーター慣らしも、やり方によっては初心者にもマネしやすい方法になってきます。
✅この記事の内容
- コースで走らせながら慣らしていく方法
- ワークマシンを使って慣らす方法
- 電池ボックスを使う方法
この記事では、ミニ四駆のモーター慣らしの方法を。
初心者にもマネしやすい方法を3種類紹介します。
また、モーター慣らし機を使った方法は別の記事で紹介しています。
ハードルが高く、むずかしそうなイメージのあるモーター慣らし。
しかしやり方によっては、初心者にもマネしやすい方法があります。
- ひたすらコースで走らせる
- ワークマシンを使って慣らす
- 電池ボックスを組み立てて慣らす
どの方法も、本格的なモーター慣らしに比べれば用意するものも少なくて済みます。
予備のシャーシや電池ボックス、慣らすための電池があればモーター慣らしが可能。
しかしかんたんにできる慣らし方だからこそ、電池によって電圧が一定ではないなどのデメリットもあります。
モーター慣らし機を使った、本格的なモーター慣らしには及ばない。
しかしまずはモーター慣らしをやってみるという意味では、おすすめの方法になっています。
コースで走らせながら慣らしていく方法
マシンとコースがあれば実践可能
1つ目の方法は、コースでマシンを走らせながら慣らしていく方法です。
この方法は、マシンとコースがあれば可能。
あけポン状態のモーターをマシンにセットし、ひたすらコースで走らせます。
実際にモーターが動くことで、モーター内部のブラシが削れていきます。
特に低電圧で長時間かけて削っていく、カーボンブラシにはおすすめの方法。
コースを走る中で負荷もかかるので、無負荷よりも実践的なモーターの慣らしになってきます。
モーターを冷やしながらの慣らしができない
この方法の場合、モーターの熱に注意が必要になってきます。
モーターにとって最も気を付けるべきは熱。
実際にコースを走ることで、モーターは熱を持ってきます。
他の方法のように、モーターを冷やしながらの慣らしにはなりません。
熱に弱いモーターだからこそ、慣らしながらも熱には注意が必要。
モーターを冷やすためには、休憩を取りながら走らせることになってきます。
なので長時間コースで走らせていくと、けっこうな時間がかかります。
また使いながらブラシを削ってピークに持ってくるので、モーターの寿命が早くなってくるのも気になる部分です。
ワークマシンを使って慣らす方法
使っていないシャーシだけで可能
2つ目は、ワークマシンを使ってモーター慣らしをする方法です。
使っていないシャーシにタイヤやギヤなどを取り付けなければ、モーターだけを回転させることが可能。
電池をセットしスイッチを入れれば、モーターを動かし続けることができます。
またダミー電池を使えば、1.5vでの慣らしも可能になってきます。
ワークマシンの場合、コースを走らせて慣らす場合よりもモーターのクーリングもやりやすいです。
ワークマシンの近くに冷却用のファンを置いたり、ワークマシン自体を冷蔵庫などで冷やす方法も。
使わなくなったシャーシがあればできる方法なので、初心者にもやりやすい方法です。
商品リンク:AF ダミー電池 単三(AA/14500) 2本セット AF-DB01AA
商品リンク:Keynice USBファン 静音 冷却ファン 強力 パソコン 送風機 扇風機 ミニファン 小型 ファン 9枚羽根 ルーター 水槽 冷却 薄型 12cm KN-1732
電池交換の手間と、一定ではない電圧が問題
ワークマシンでのモーター慣らしのデメリットは、手間がかかること。
乾電池で慣らしている分、電池が無くなったら交換が必要です。
また電池なので、使っていくうちに減っていき電圧が一定ではありません。
ただモーターを回し続けるだけの慣らしであれば、特に問題はありません。
しかし一定の電圧を保って慣らそうとした場合、むずかしい方法になってきます。
電池ボックスを使う方法
手に入れやすい電池ボックスは、正転逆転も簡単
3つ目は、タミヤの工作キットなどの電池ボックスを使う方法です。
タミヤの工作キットやAmazonなどでも、簡易キットは手に入れやすいです。
実際に作るのもかんたんで、使っていないモーターホルダーをワニ口クリップなどでつなぐだけ。
キットによっては、正転逆転の切り替えもスイッチひとつでかんたんにできます。
この方法の場合、9V電池での慣らしにも使いやすいです。
9V電池の場合、ワークマシンには入らないので直にモーターと電池を接触させることになります。
この時もモーターホルダーやワニ口クリップがあれば、間接的に接続できるのでやりやすいです。
商品リンク:タミヤ 楽しい工作シリーズ No.150 単3電池ボックス 1本用 スイッチ付 (70150)
商品リンク:タミヤ 楽しい工作シリーズ No.151 単3電池ボックス 2本用 スイッチ付 (70151)
商品リンク:uxcell ワニ口クリップコード BNC端子ワニグチクリップコード みのむしクリップ 長さ0.92M
ワークマシン同様、乾電池を使うのがデメリット
電池ボックスの場合、モーター慣らしの前に組み立てるという手間は必要になってきます。
ワニ口クリップなどで、電池ボックスとモーターホルダーなどをつなぐ作業は必要。
ワークマシンのように使い慣れていない場合、電池交換の時なども手間に感じてしまいます。
またワークマシンの時と同じように、乾電池を使っている分電圧は安定しないのもデメリット。
より正確にモーター慣らしをしようとする場合は、あまり向いていない方法になってきます。
初心者でもモーター慣らしを始めやすい方法
初心者ほどむずかしそうなイメージなのが、ミニ四駆のモーター慣らし。
しかしモーター慣らしも、初心者にもマネしやすい方法があります。
- ひたすらコースで走らせる
- ワークマシンを使って慣らす
- 電池ボックスを組み立てて慣らす
どの方法も本格的なモーター慣らしに比べれば、用意も少なく手軽に始められます。
予備のシャーシや電池ボックス、慣らすための電池があればモーター慣らしが可能。
しかしかんたんにできる慣らし方だからこそ、乾電池によって電圧が一定ではないなどのデメリットもあります。
モーター慣らし機を使うような、本格的なモーター慣らしには及ばない方法。
しかしまずはモーター慣らしをやってみるという意味では、初心者にもおすすめの方法です。
コメント