- プロクソンのリューターってどんな種類があるの?
- プロクソンのミニルーターはどう?
- リューターでタイヤ加工もできるの?
ミニ四駆をやっている人の中でもよく見かけるリューターが、「PROXXON(プロクソン)」。
種類によっては専用の電源が必要になってきますが、ペラタイヤ加工もできるなどリューターとしては十分おすすめです。
プロクソン ミニルーターのメリット
- 安定したパワーによる使い心地
- ペラタイヤ加工も問題なし
- ミニ四駆に必要な加工がほとんど可能
もちろん本体から出ているコードで作業がしづらかったり、長時間使用には向いていないなどのデメリットも。
そこらへんも含めて、実際に使っている感想をレビューしていきます。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーターセットNo.28515-BM
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター No.28473
その他のおすすめリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
プロクソン ミニルーターの比較
No.28515 | No.28525 | No.28473 | No.28400 | No.27000 | No.27120 |
|
|
|
|
|
|
プロクソンのミニルーターにも、いくつかの種類があります。
同じプロクソンのミニルーターでも、種類によって大きさや性能に違いが。
種類によっては、電源トランスが必要な場合も。
さらに同じ種類のミニルーターでも、ビットやドリルがセットになっているものもあります。
プロクソンには、ミニルーターと同じように加工ができるフライス盤もあります。
「フライス盤」とは、テーブルと呼ばれる台に固定して加工していく機器。
主軸に取り付けた切削工具を回転させることで、目的の形状に加工することが可能です。
フライス盤の場合、ビット部分が固定されています。
任意の範囲で動かせるので、ミニルーターの手作業での加工より精度が向上。
卓上に固定して使いたい場合や、より精度のある加工をしたい場合はフライス盤もひとつの選択肢に。
プロクソンのミニルーターを選ぶ際は、用途や性能を比較して検討するのがおすすめです。
プロクソン ミニルーターの気になるポイント
電源による使いづらさ
プロクソンのミニルーターは、種類によっては電源トランスが必要になってきます。
プロクソンのミニルーターは、種類によってはDC(直流)電源を使用するものがあります。
No.28515の場合、使用するには専用の電源トランスが必要に。
さらにミニルーター本体からは、電源コードも出ています。
ミニ四駆の加工のような細かい加工ができないわけではありませんが、電源コードがあることで扱いやすくはありません。
ミニルーターを使うためには、いろいろと準備が必要。
専用電源や電源コードの取り扱いなど、気軽に使えるリューターというイメージはありません。
持ち運びには向いていない
プロクソンのミニルーターについては、決して持ち運び向きなリューターではありません。
プロクソンのミニルーターは高性能な分、本体もそれなりの大きさです。
前述のように、種類によっては電源トランスが必要。
この電源トランス自体がそれなりの大きさと重さで、持ち運びにはあまり向いていない理由のひとつに。
電源トランスを使用しない種類の場合は、まだ持ち運びも可能。
No.28525やNo.28473であれば家庭用のコンセントで使用できるので、DC専用よりは使いやすいです。
ただそれでも、本体の大きさはあるので持ち運びには不便。
持ち運び用の簡易的なリューターとしては、コンパクトなホビー用リューターの方が使いやすくなってきます。
ホビー用リューターについては、こちらの記事で紹介しています。
プロクソン ミニルーターのおすすめポイント
安定したパワーによる使い心地
プロクソンのミニルーターの1番の特徴は、安定した使い心地です。
機種によって専用トランス電源が必要という部分はありますが、そのおかげでリューターとしてのパワーは申し分ありません。
プロクソンの場合、電源が安定していることで加工の際の使用感はバツグン。
しっかりとしたパワーで、不自由を感じることはありません。
リューターによっては、回転数やパワーがいまいちなものも。
充電式の場合は、充電が少なくなると極端にパワーが落ちてくるなどが気になる部分です。
ホビー用リューターなどに比べて本格的な分、プロクソンのミニルーターでは安定して加工作業をすることが可能です。
ペラタイヤ加工も問題なし
プロクソンのミニルーターであれば、ミニ四駆のペラタイヤ加工も可能になってきます。
ペラタイヤ加工も、現代ミニ四駆に欠かせない改造のひとつ。
タイヤの加工方法はいろいろありますが、プロクソンのミニルーターならペラタイヤ加工もできます。
他のリューターの場合、パワー不足などで思うように加工ができないこともあります。
加工のパワーが足りずに歪んでしまったり、加工中に止まってしまったり。
ペラタイヤ加工においては、リューターのパワーも重要になってきます。
プロクソンのミニルーターの場合は、パワーが安定しているのでタイヤ加工が可能。
ワークマシンでのタイヤ加工のような、モーターや電池の交換。
充電式リューターのような充電切れの心配もありません。
長時間続けての使用には注意が必要になりますが、ペラタイヤ加工にはおすすめのリューターです。
ペラタイヤの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
本体の熱による修理には要注意
プロクソンのミニルーターに限らず、リューターの長時間続けての使用には注意が必要です。
どのリューターも、長時間使い続けることで本体が熱を持ってきます。
この熱が、リューターの故障の原因になる場合も。
特にプロクソンのミニルーターの場合、パワーのあるリューターだけあって使い続けていると本体が熱を持ってきます。
実際にNo.28515を使う中では、本体の熱によって動かなくなることがありました。
原因は、熱によってスイッチ周りが溶けてしまったこと。
特にNo.28515では、この本体の熱が原因で壊れてしまう場合が多いです。
スイッチが壊れた場合、自分で分解して修理することも可能です。
しかし価格的にも決して安くはないリューターだからこそ、熱を持ちやすいのを理解した上で使い続けていく必要があります。
ミニルーターの修理については、こちらの記事で紹介しています。
プロクソン ミニルーター まとめ
プロクソンのミニルーターは、本格的に加工をしていきたい人にこそおすすめのリューターになってきます。
プロクソン ミニルーターのメリット
- 安定したパワーによる使い心地
- ペラタイヤ加工も問題なし
- ミニ四駆に必要な加工がほとんど可能
機種によっては、専用のトランス電源が必要だったり手元のコードによって作業がやりづらい部分もあります。
しかし他のリューターにできて、プロクソンのミニルーターでできない加工というのもありません。
特にミニ四駆に必要なペラタイヤ加工にも向いているというのは、使い勝手が良い部分。
パワーがあるため本体が熱を持ちやすいので、長時間続けての使用にだけは注意が必要。
プロクソンのミニルーターがあれば、ミニ四駆に必要な加工はほとんどできるのでおすすめです。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーターセットNo.28515-BM
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター No.28473
その他のおすすめリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
コメント