せっかく組み立てて改造したマシンだからこそ、コースで気持ちよく走らせたいです。
しかしパーツや改造が限られる初めてのマシンや、B-MAXマシンでどこまで走れるのか不安な部分も出てきます。
✅この記事の内容
- B-MAXマシンをコースで走らせてみて
- コースを走らせながらセッティングを変更
- 改善点から考える、これから追加するパーツ
この記事では、最初のパーツ予算3000円で改造したB-MAXマシンを走らせた感想を。
コースに合わせて変えたセッティングと、この先の改造の課題についても紹介。
限られたパーツで改造したマシンでも、コースではしっかりと走ってくれます。
マシンを走らせる中で、パーツや改造の足りない部分が見えてくるのも事実。
しかしそんな足りない部分を、少しずつ改造で補っていくのがミニ四駆の楽しさにもなってきます。
今回もブレーキセッティングの限界や、コースアウトする原因については課題もたくさん。
それでもHD3モーターという早い速度域の中でも、しっかりセッティングすることでコースを完走することができました。
B-MAXマシンをコースで走らせてみて
シェイクダウンで感じた、マシンの完成度の高さ
今回走らせたマシンは、パーツ予算3000円以内で組んだB-MAXマシン。
マシンのセッティングとしては、モーターをHD3モーターで固定。
その速度域でマシンがしっかり走れるように、その他のパーツを選んでいます。
実際コースで走らせてみたことで、このマシンのそこそこの完成度の高さを感じました。
それと同時に見えたのが、2段のスロープ上りでの飛び過ぎと、たまにコースに引っかかること。
コースで走らせたことで、マシンの良い点と改善点を知ることができました。
机上のセッティングでは難しかったコース攻略
今回走らせたコースは、MSフレキマシンを走らせたのと同じコース。
なのでコースアウトポイントも同じでした。
このマシンのブレーキセッティングは、リヤブレーキステーに赤の2mmブレーキを貼っていました。
これでもバンクスルーはでき、スロープでは当たるセッティング。
それでも実際は、2段スロープ上りで飛び過ぎてコースアウト。
ブレーキはしっかり当たっていましたが、ブレーキの効きが甘く、速度を抑えきれていなかったことが原因でした。
コースを走らせながらセッティングを変更
ブレーキ接地面の見直し
今回のコースでのコースアウトの原因は、スロープ上りでの速度超過。
スロープでの速度をもう少し落とすことで、コーナーギリギリにマシンを着地させることが可能になってきます。
そのために必要だったのが、もう少しブレーキを効かせること。
最初のセッティングでは、ブレーキの接地が足りなかったため見直しが必要となりました。
少ない手持ちのパーツからセッティングを考える
僕のB-MAXマシンの場合、ブレーキセッティングを変えようとしても限界がありました。
手持ちのパーツの制限から、その時に可能なセッティングにも限界が。
B-MAXマシンのためのブレーキは、リヤブレーキステー付属の赤2mmだけ。
まずフロントに追加しようと考えましたが、ブレーキプレートが無くて貼れなかったのもあり断念しました。
その結果、ブレーキを調整できるとしたらリヤ側だけ。
最初はリヤブレーキステーに、ワッシャーを2枚ずつ挟んでプレートを下げるセッティングも。
しかしこのセッティングでも、あまり変化はありませんでした。
バンクスルーをあきらめるという選択肢
結果完走できるようになったセッティングは、2mmブレーキの2枚重ね貼りでした。
コースの中にはバンクもあるので、できればバンクに当たらない状態で走らせるのが理想でした。
しかし2段スロープに合わせたブレーキのためには、バンクでの減速も仕方なし。
赤の2mmブレーキを2枚重ねにしながらも、高さを変えることで必要最低限のブレーキにしました。
バンクでの速度は多少低下しましたが、速度の乗った状態でも2段スロープは無事にクリア。
これが現状マシンでできる、限界のブレーキセッティングでした。
改善点から考える、これから追加するパーツ
フロントブレーキ用のプレート
このマシンの1番の課題は、ブレーキで速度や姿勢をもっと制御できるようにすることです。
そのためには、フロントブレーキのセッティングの必要性も感じました。
現状マシンでのフロントブレーキを考えるも、ブレーキとしての高さは足りない状態。
なのでフロントにブレーキ用のプレートを取り付けて、ブレーキを貼れるようにする必要があります。
引っかかり防止プレート
スロープ以外にコースアウトしたのが、ジャンプ後などのコースへの引っかかりでした。
ここに関しては、改造の段階で想定していた部分です。
リヤタイヤとリヤローラーの間に、コースの壁が挟まってしまう引っかかり。
今回はパーツの制限から、これまで当たり前に付けていた引っかかり防止プレートも取り付けられませんでした。
そして実際に走らせることで、想定通りの引っかかり。
このことからも、引っかかり防止プレートの必要性と働きを感じました。
改造もセッティングも、初心者の参考になるように
いろいろな制限があるB-MAXマシンとしては、速度も出ていて良かった印象です。
しかしその速度の速さから、現状のパーツでの速度制御の限界も感じました。
HD3モーターからモーターを落とせば、ブレーキに悩まずともスロープをクリアできたかもしれません。
さらに手持ちのパーツに制限を付けず、コース攻略のためにフル活用すればセッティングもかんたんだったかもしれません。
しかしこのマシンのコンセプトは、初心者の参考になるようなマシン。
マシンの改造だけでなく、コースでのセッティングも少しでも参考になればと考えています。
なのでモーターはHD3でいくと決めた以上、その状態でセッティングを出す必要がありました。
今回の課題を踏まえて、次の1500円分のパーツを考えていくのがミニ四駆の楽しみです。
コメント