- アバンテJr.が再販されたの?
- 昔のマシンはどんなシャーシが使われてるの?
- タイプ2シャーシってどんなシャーシ?
2024年9月に再販されたのが、ミニ四駆の象徴ともいえる「アバンテJr.」。
「ブラックスペシャル」と合わせて、当時のミニ四駆に触れられるマシンとしてもおすすめです。
✅アバンテJr.のおすすめポイント
- 今のミニ四駆シャーシの原点
- 使えるボディは意外に多い
- クラシックシリーズで改造可能
もちろん旧シャーシであるため、今のミニ四駆として使いづらいなどのデメリットも。
そこらへんも含めて、アバンテJr.をレビューしていきます。
商品リンク:タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ アバンテJr.
アバンテJr.
- 2024年9月7日発売(初回は1988年)
- ミニ四駆の象徴的なマシンキット
- 当時と同じタイプ2シャーシを採用
- 高速走行専用のスリックタイヤと大径ホイール
- ギヤ比も2種類が選べる
アバンテJr.の気になるポイント
タイプ2シャーシ
再販されたマシンということもあり、アバンテJr.には「タイプ2シャーシ」が採用されています。
タイプ2シャーシというと、ミニ四駆の中でもかなり古いシャーシ。
初回発売が1988年と、アバンテJr.と同時に発売されたシャーシです。
何世代も昔のシャーシということもあり、シャーシの作りが今とは違います。
使われているギヤなどは今のシャーシと共通している部分はありますが、シャーシの強度やサイズ感としての違いはあきらか。
アバンテJr.のマシンイメージに合わせた再販ということもあり、使われているシャーシは旧シャーシのタイプ2シャーシにはなってきます。
シャーシの種類については、こちらの記事で紹介しています。
今のコースでは使いづらい
タイプ2シャーシということもあり、今のミニ四駆コースに合わせた改造はむずかしい部分が多いです。
アバンテJr.が発売された当初とは、同じミニ四駆でも遊び方に違いが。
昔のミニ四駆であれば、コースを走らせてとにかく速さを追い求めていました。
しかし今のミニ四駆コースは、立体コース。
速さを求めるのは同じですが、立体セクションにおいてコースアウトしない改造も必要となってきます。
そのためには、ブレーキやマスダンパーなどの取り付けも必要に。
ただし改造の限られてくるタイプ2シャーシの場合、今のミニ四駆の基本の改造もむずかしい部分が多くなってしまいます。
アバンテJr.のおすすめポイント
今のミニ四駆シャーシの原点
旧シャーシでもあるタイプ2シャーシですが、今のミニ四駆シャーシの原点となっている部分も多いです。
タイプ2シャーシは、初めてのオンロード仕様として開発されたシャーシ。
それまでのオフロード走行ではなく、コースを走らせることを前提に設計されています。
その他にも、今のミニ四駆シャーシの原点となっている部分がいろいろと。
- シャーシの軸受けが取り付け可能
- ローラーが標準装備
- 「5:1」や「4.2:1」のギヤを採用
アバンテJr.がミニ四駆の象徴でもあるように、シャーシ自体も今のシャーシの原点となっている部分が多くなっています。
使えるボディは意外に多い
タイプ2シャーシ採用のアバンテJr.ですが、使用できるボディは意外と多くなっています。
ミニ四駆といえばのイメージも強いのが、アバンテJr.。
そのボディの見た目からも、人気が高いマシンとなっています。
これまでもマシンとしての再販だけでなく、限定のボディなども発売されてきています。
アバンテJr.スモークキャノピーボディは形状は同じですが、ブラックスペシャルと同じようにキャノピー部分が透明な作りに。
さらにタイプ2シャーシが比較的小さめのシャーシということもあり、VSシャーシくらいまでのマシンのボディであれば搭載可能となっています。
商品リンク:ミニ四駆特別企画商品 アバンテJr. スモークキャノピーボディ
クラシックシリーズで改造可能
発売からかなり時間が経っているタイプ2シャーシですが、近年ではGUPも発売されていました。
2021年の8月には、クラシックシリーズとして旧シャーシに対応したGUPが復刻発売。
限定のGUPとなっていますが、一部では今でも入手可能。
当時のGUPを使って、タイプ2シャーシを改造していくことはできます。
旧シャーシのタイプ2シャーシですが、もちろん今のパーツで改造することも可能。
取り付ける場所やパーツの種類によっては工夫も必要になりますが、最新のGUPを取り付けることは可能です。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツセット クラシック Vol.1
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツセット クラシック Vol.2
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツセット クラシック Vol.3
アバンテJr. ブラックスペシャル
アバンテJr.の再販と同時に、「アバンテJr.ブラックスペシャル」も再販となりました。
ブラックスペシャルの仕様としては、アバンテJr.とほぼ同じ。
採用されているシャーシはタイプ2シャーシなので、違いとしてはボディやホイールの色くらいになります。
アバンテJr.とブラックスペシャルは、比較対象として対になることも多いです。
最近では「トミカ×ミニ四駆」の第1弾として発売されたのも、この2台でした。
ただブラックスペシャルについては、商品番号が限定商品なのが気になる部分。
どちらかといえばブラックスペシャルの方が人気にはなるので、再販直後が1番手に入れやすいタイミングとなってきそうです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 アバンテJr. ブラックスペシャル
トミカ×ミニ四駆については、こちらの記事で紹介しています。
アバンテJr. まとめ
2024年9月に再販となった、アバンテJr.とブラックスペシャル。
どちらもタイプ2シャーシということで、旧シャーシを手にいれるタイミングとしてもおすすめです。
アバンテJr.のおすすめポイント
- 今のミニ四駆シャーシの原点
- 使えるボディは意外に多い
- クラシックシリーズで改造可能
旧シャーシということで、今のコースに合った改造をしていこうとするとむずかしい部分が多いです。
しかし対応したGUPがあったり、改造ができないわけでもありません。
今ではほとんど入手がむずかしいマシンだからこそ、再販直後に手に取ってみるのもおすすめです。
商品リンク:タミヤ レーサーミニ四駆シリーズ アバンテJr.
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 アバンテJr. ブラックスペシャル
コメント
こんにちは。
アバンテは当時子供の頃に買ってなかったので、ブラックスペシャルと一緒に買って、S2シャーシに乗せ替えてセッティングしました。
塗装と組み立て楽しかったです(笑)